あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

Memories of cinema 2021 6~9月

2023年11月27日 11時07分58秒 | 映画鑑賞

2021年の映画鑑賞本数は22本🎦で終わっています。 
コロナの所為(映画の製作ができなかった?)だったのか、単に観たい映画が無かったのか??? 思い出せません((+_+))

 

6月鑑賞🎦 1本目 Total-12本 テアトル梅田にて・・・『椿の庭』
庭に椿が咲き誇る古い一軒家を舞台に、過ぎ去りし時間と家族を巡る記憶の物語が綴られていきます。 
夫の四十九日を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死んでしまい、金魚は椿の花で体を包まれ庭の土へと還っていきました。 
庭に咲く色とりどりの草花から季節の移ろいを感じ、家を訪れる人びとと語らい、過去に思いを馳せながら日々を生きる絹子(この家の主)と渚(孫娘)。 桜が咲き乱れる頃、絹子の思い出の家は取り壊されることになり、渚は庭にいた金魚を連れ帰り、程なくして家の解体作業が始まりました。 一人暮らしを始めた渚は水槽に金魚を泳がせ、絹子と、そしてあの家と共に過ごした日々に想いを馳せていました。 おばあちゃんは静に旅立つことができて良かったね。 お気に入りのソファーで椿の庭を眺めながら・・・ 
『ブラザーズ・フォア』が歌う『トライ・トゥ・リメンバー』も良かったぁ~(^^♪ 静かに流れていましたわぁ~

6月鑑賞🎦 2本目 Total-13本 イオンシネマ大日にて・・・『いのちの停車場』 
吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマ。 在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていく主人公と、それを支える周りの人たち。 父が病を苦に自殺を図ったことで、安楽死に加担しようとする心の迷い。 医師として娘として・・・ 
生き方、逝き?方を考えさせられるお話しでした。

 

6月鑑賞🎦 3本目 Total-14本 TOHOシネマ梅田にて・・・『漁港の肉子ちゃん』 
明石家さんまの企画・プロデュースで、直木賞作家・西加奈子の同名ベストセラー小説をアニメ映画化。 漁港で暮らす食いしん坊で脳天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽく、すぐ男に騙されてしまう。 しっかり者でクールな11歳の娘キクコは、そんな母のことが少し恥ずかしい。 
訳あって友人の子供を育てることになった肉子ちゃん。 その健気な姿が美しかったです。 気になって本も読んで、また泣いてしまいました。

7月鑑賞🎦 1本目 Total-15本 出町座にて・・・『ブータン 山の教室』
原題:Lunana: A Yak(ヤクは乳や着火剤となる糞を提供してくれる宝) in the Classroom 映画を観ると原題の意味がよく判ります。 ブータン制作 
心洗われる映画でした。 かつて「世界で一番幸せな国」と言われたブータン。 ヒマラヤ山脈の標高4800メートルにある実在の村ルナナを舞台に、都会から来た若い教師と村の子どもたちの交流を描いたブータン映画。

 

7月鑑賞🎦 2本目 Total-16本 京都シネマにて・・・『ファーザー』原題:The Father イギリス・フランス合作 
認知症の人を体感(経験)させるようなお話。 頭の中ってこんなに混乱するものかと思うと同時にそう言う人には寄り添うしかないのだなぁ~と感じました。 いつか私もああ言う風になるのかなぁ~、なるんだろうなぁ~😵 ビゼーの「真珠採り」が繰り返し流れていました🎼 

認知症の父をアンソニー・ホプキンス、その娘をオリヴィア・コールマンが演じていました。 娘役のオリヴィア・コールマンは先月観た『エンパイア・オブ・ライト』でも観ました。 上手い女優さんですよね。 何年か前に『女王陛下のお気に入り』でも観たなぁ~

7月鑑賞🎦 3本目 Total-17本 テアトル梅田にて・・・『5月の花嫁学校』原題:La bonne epouse(良い妻) フランス制作。
1967年アルザス地方の小さな村にある学校を舞台に、パリで5月革命が勃発する時代のお話でした。 昭和42年、43年辺りなのでフランスでもこんなに封建的だったんだと教えられたわぁ~😅 経営者である夫の突然の死をきっかけに学校が破産寸前であることを知った妻が、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する中パリで5月革命が勃発する。 抗議運動がフランス全土に広がってゆくのを目の当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意する。

 

7月鑑賞🎦 4本目 Total-18本 シネピピアにて・・・『HOKUSAI』
 時代は変わっても、世の中って変わらないんだねぇ~⤵️ この映画はストーリーを観るのに加えて、芸術を鑑賞しているようでした。 
特に、田中泯を観ていてそう感じました。 この方って存在感ありますわぁ~!!

8月鑑賞🎦 1本目 Total-19本 京都シネマにて・・・『83歳のやさしいスパイ』原題:El agente topo(スパイ代理人?) 
チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン合作
ホームに入居している母が虐待されているのではないかという疑念を抱いていた家人は、探偵事務所に依頼する。 老人ホームの内定のため入居者として潜入した83歳の男性(新米のスパイ)の調査活動を通して、ホームの入居者たちのさまざまな人生模様が浮かび上がる様子が描かれていました。 ホームでの生活の様子を毎日ひそかに報告することになるのですが、誰からも好まれる心優しい彼は、調査を行うかたわら、いつしか悩み多き入居者たちの良き相談相手となっていくのでした。 おぼつかない様子で事務所から提供された機器を扱う新米スパイの姿が微笑ましかったです。

 

8月鑑賞🎦 2本目 Total-20本 アポロシネマにて・・・『太陽の子』 日本・アメリカ合作 
若くして逝ってしまった三浦春馬さん、この撮影の時、心の中には何かが?・・・ 惜しい俳優さんでしたね。 太平洋戦争末期を舞台に、極秘裏に日本の原爆開発に携わった若き科学者たちが時代に翻弄されていく姿を描いた青春群像劇。

9月鑑賞🎦 1本目 Total-21本 イオンシネマ大日にて・・・『科捜研の女 劇場版』 
京都・洛北医科大学で女性教授が転落死する事件が発生。 科捜研のマリコたちは早速鑑定を開始するが、殺人の決定的な証拠は見つからず、自殺として処理されそうになる。 そんな矢先、国内外の各地で同様の転落死が相次ぎ、京都府警は再捜査に乗り出す。 やがて、捜査線上にある人物が浮かび上がり・・・ マリコが東福寺・通天橋から身を投げるシーンは美しかったわぁ~~~⤴(犯人に罠をかけたのです)普段のキャストに加えて懐かしい人たちも集まって・・・🎶 劇場版ならではの仕上がりでした。

 
9月鑑賞🎦 2本目 Total-22本 イオンシネマ大日にて・・・『キネマの神様』 
「映画の神様」を信じ続ける男の人生と、彼を取り巻く人々との愛や友情、家族の物語を描く。と言うもののはずだったのでしょうが、期待外れの映画でした。 志村けん、ありきの筋立てだったように思いました。 と言うことで本を読んで大正解。 本の方はひたすら映画を愛する人たちの熱量を感じることができました。

 


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