NHK大河ドラマ『篤姫』
私はこの2週間ほど涙・涙でした。人としての愛情はもちろんのこと、
役割や覚悟など、台詞の端々に感じながら…
養育係、菊本の台詞覚えてますか?
『女の道は一本道にございます。
定めに背き引き返すは女の恥にございます』
愛情と覚悟に満ちた言葉です。
この後篤姫の将来を思い自害しますが、
ずっと篤姫を見守り続けることは枕元に座っていたことでよく判ります。
又、『一方聞いて沙汰するな』と言った母の言葉も…
更に続けて、人の意見を聞き考えた末にも結論が出ない場合は
『考えるのをやめなされ』と言い、
自分を信じ、感じるがままに任せることも必要だと言っていました。
これからの娘の立場、役割を考え、人の上に起つものとしての心得を
母としての最後の教えとして語っていたように感じました。
そして『そなたの母でいられるのも今宵限りじゃな』は、
切なさを秘めた母親の言葉です。もうここでは嗚咽に近い状況で、
ティッシュペーパーでは追いつきませんでした。
篤姫は江戸城の無血開城に大きく貢献したと言われ
新しい日本の幕開けに関わった女性だったのですね。
これからのドラマも楽しみですが、「私を薩摩へ連れて行ってぇ~」
薩摩おごじょの友人に頼みました。
その内に薩摩での出来事をお知らせできればいいな。