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1504)私的岩手通史の旅 第144回(鎌倉幕府の下で 第11幕)

2012年11月18日 | 私的岩手通史の旅
 昨日、会社の行事で埼玉県に出向きました。大宮の事業場に奉公したこともあるので無縁の県ではないのですが、当時は宇都宮在住だったこともあり仕事以外で触れる機会の少ない県でした。通った道に坂戸、毛呂山、越生、という地名が出てきても場所がピンときませんが、いつかゆっくり巡ってみたいものです。



第144回 鎌倉幕府の下で 第11幕(一関市 唐梅館)

 現岩手県南部の磐井地方は葛西氏が支配したということは「御家人巡り」の最初で申しましたが、その葛西氏家臣に長坂千葉氏がいました。その姓からお分かりのように房総を出自とする一族で、千葉頼胤(ちばよりたね)がその始まりとされていますが、この長坂千葉氏の居館だったのが、今回ご覧いただく「唐梅館(からうめだて)」です。

 唐梅館は一関市(旧東山町)の景勝地「猊鼻渓」を見下ろす標高253メートルの唐梅館山にあった館です。JR大船渡線の猊鼻渓駅から北に向かい数分歩くと砂鉄川を渡りますが、橋の脇からは山の全容を見ることができます。


(砂鉄川ごしの唐梅館山 -一関市東山町長坂 2012/06/30-)

 砂鉄川を越えて東山支所脇の坂道を登ると、「唐梅館総合公園」があります。現在の唐梅館山は「唐梅館総合公園」として整備されており、訪れた時もスポーツイベントが催されていました。その総合公園の駐車場中央には駐車場があります。その先には整備された「芝生広場」があり、「岩手県の歴史散歩(山川出版)」に載っている「唐梅館」の写真と同じ構図がありました。

 しかし、「本丸跡付近からは猊鼻渓が一望できる」とある同書の記述と一致せず、この場所からは猊鼻渓は見えません。実際の唐梅館本丸跡は、芝生広場脇から伸びる急坂を登った先にあるのです。


(唐梅館芝生広場 -同上-)

 訪問時は夏。ここまでも汗を流してきましたが、もっと汗を書きながら本丸跡に向かうか、ここで妥協するか思案しましたが、二度と訪れないかもしれないので、意を決して本丸跡に向かいました。

(唐梅館総合公園はコチラ

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