3160)南部ワンデイハイク 花巻市（６景目 追分の碑)

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　南部ワンデイハイクの続きです。国道４号線の交差点の名称は「花巻空港駅入口」ですが、同交差点の西側には「追分の碑」が２つ建っていました。ひとつは「享保の追分の碑」、もうひとつは「明治の追分の碑」です。


（右：享保の碑、左：明治の碑）

　享保の追分の碑は奥州街道の東側にあったものが、道路拡張で西側に移設されました。「右ハはやつ弥みち」「左ハもりおかみち」と刻まれています。今歩いて来た道が早池峰へ向かう道だったのでしょう。

　一方明治の追分の碑は、奥州街道と石鳥谷町大興寺にある「土仏観世音」への道（土仏街道）の分かれを示していました。

　２つの碑の脇には説明板が建っていましたが、そこには昭和10年頃と現在の地図が並んでいました。これを見ると土仏街道は現存していないことが分かります。


（左：昭和10年頃　右：現代）

　現在は碁盤目状に道が敷かれていますが、80年ぐらい前は二枚橋駅（現花巻空港駅）への道の他は松林だったようです。こういう地図が一緒にある説明板は分かりやすくていいですね。



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