ふくしまは、いいどこだぞい!!

私が住む福島県は、海(湖)、山、温泉など魅力たっぷりです・・・
そんな福島県のいいところを、私なりに紹介していきます。

原発事故の被災地へ!!

2015-03-15 | 日記
こんにちは!!

3月11日で、東日本大震災並びに原発事故が
発生してから4年が経過・・・
そして、私が北海道の札幌から
福島県に戻って間もなく2年が経過しようとしています。
  
そんな中、
今日は、原発事故でいまだ立ち入りが規制されている区域へ
初めて足を運びました。
同じ福島県内でありながら
足が遠ざかっていた原発事故の被災地・・・
それには、自分なりに
現地を訪問することへのためらいもあったのです。
  
立ち入りの規制が厳しかったということもありますが、
何よりも、自宅がありながらいまだに帰れない
被災者の心情を考えると、
とても足を運ぶ気にはなれませんでした。
  
しかし、最近、国道6号線が
一般車両でも通行できるようになったり
常磐自動車道が全線開通したのを機に
一度、自分の目で被災地を見ておきたいと思ったのです。
  
朝、妻と一緒に自宅を出発
国道288号線を太平洋側目指してひたすら東へ

マイカーを走らせること1時間・・・
福島第1原発のある大熊町に入ります。
自宅から、意外と近いことに改めてビックリ・・・
ここから、いよいよ立ち入りが制限される区域となります。
この先、いたるところで規制の看板が目に飛び込んできます。
 

国道をさらに走ると、市街地に入る手前に規制のゲートが・・・
この先は、証明書がなければ立ち入りできません。
私たちは、やむなくう回路へ・・・ 

 
迂回した道路の両側には、
除染で出た放射性廃棄物の袋が山積みされていました。


原発事故後、運休が続いている常磐線・・・
(富岡駅近くで撮影)
草ぼうぼうで錆びついた線路が4年の歳月を感じさせます。


テレビや新聞では何度も目にしている富岡駅・・・
やっぱり、自分の目で直接見ると、悲惨さは全く違います。
駅前の店舗や旅館は、4年前の津波にあったまま・・・
津波で壊れた駅舎はすでに取り壊され、
残された線路とホームによって、
かすかに駅の存在が確認できます。
駅前に設置されたモニタリングポストの放射線量は、
0.292マイクロシーベルトと
私が住む街に比べ、やはり高い数値になっています。
  
  
竜田駅近くの線路沿いで見つけた梅の花・・・
原発の事故後も健気に咲く姿に
やるせなさがこみ上げてきました。


4年間放置され
草が生え放題で朽ちていく家々・・・
人気のない街並み・・・
想像をはるかに超える衝撃でした。
その反面、いたるところで除染作業も行われ
少しづつですが復興にむけて進んでいる区域も・・・
今回、私が目にしたのは被災地のほんの一部ですが
原発事故の影響の大きさを改めて実感するともに
被災された方々が、1日でも早く
以前のような平穏な日々を送れるよう
願わずにはいられませんでした。
  
被災地を後にした私たちは、
その後、いわき市を経由し自宅へと戻ってきました。

画像は、途中立ち寄った
いわき市のベイエリア(小名浜港)です。
港内では、陸地と人工島を結ぶ橋も建設中です。
 
  



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