しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

松の枯れ落ち葉の量が凄い!

2012年02月21日 | 庭・花壇・建物
・        【ちょいと集めればこの量になります】

毎週中庭に枯れ松が大量に降りそそいでいます、強風が吹くと枝まで落ちています
大型の園芸用ゴミ箱に一時的に収納して、その後は燃やしています、松脂のせいか良く燃えてくれます
灰にして土と混ぜてホコホコ、アルカリ性の土壌を作ってくれる筈です

(少し土の量が増えるようでもあります)



この松から大量の枯葉が舞い落ちるのです!


・         【見上げる松は青いのですが先端が枯れています】

白砂清松の黒松は美しいのですが、松林は腐らずに残る松の落ち葉でどこも一杯です
長年をかけて落ち葉は土に帰って行くのでしょう!

(この1本だけが「まつくい虫」に抵抗していました、後の3本は切り株だけに
 なっています)

【松くい虫】とは
「マツ材線虫病とは、日本のマツ属樹木に激害を起こしている萎凋病である。病原体は
 マツノザイセンチュウであり、その伝播には媒介者としてマツノマダラカミキリが
 重要な役割を果たす。
 日本における本病は典型的な侵入病害であり、アカマツ及びクロマツが壊滅的な打撃
 を受けた。沖縄ではリュウキュウマツが大きな被害を受けている。
 2007年までに青森県と北海道を除く全都府県に広がっている。関係者の間では
 「マツ枯れ」と呼ばれることが多い。本項でも「マツ枯れ」を用いる。行政用語とし
 ては松くい虫が用いられる。
 マツノザイセンチュウ(以下線虫)が感受性マツに侵入すると、まず樹脂滲出が停止
 し、次いで仮道管の閉塞によって材の通水阻害が生じ、最終的に萎凋枯死に至る。
 これに媒介者となるマツノマダラカミキリ(以下カミキリ)と青変菌が関与した感染
 サイクルによって大流行が生じた」

この松にも薬剤注入の治療跡が点々とありまして、前のオーナーさんの苦労を物語っています
松の巨木は後は他に3本あって、どうやらこの1本だけが生き残ったようです

直径1m位の切り株も15年くらい掛けて徐々に土に帰っていきます!



お向かいさんの「クヌギ林」から海が覗いています!


・         【昨年「しいたけ」の原木目当てで木が伐採されました】

従って森を再生する意味で途中からの伐採でした、「クヌギ」は生命力が強く
15年ほどで元通りの大木となって枝葉を伸ばして成長します、葉が落ちる冬は
海が見える面積が拡大していきます

(2月に入ると「くぬぎ」は水が上がってきて、春の新芽時に備えるようです
 最初はヒゲのような葉を伸ばした後から大きな葉を広げるようです)

この頃になるとそこほこで聞こえてきたチエンソーのうなり声もやんでまいります



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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