しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

大惨事:電車脱線事故に思う!

2005年04月27日 | 雑感&放浪
日ごとに死者の数が増えていきます
ぺしゃとマンションに撒きついたように見えるのが2両目
さらにその下の1両目は全く見えません
兵庫;福知山線の脱線事故現場
おそらく中に入れば凄惨で見ていられない地獄絵でしょう
マスコミ報道にはない部分を想像して
憤りのない怒りを覚えます。
時とともに人為的側面が強調、JRなどは置石説を早々と展開
原因は解明されるでしょう。
通勤電車があんなにももろく破壊される謎
スピードが力の世の中、時速100kmでの運転は日常です
我々が乗る通勤電車もそれ位で走っています
東海道線、保土ヶ谷駅急カーブも存在
もちろんオールステンレス車両で軽快そのもの
超過密ダイヤで2,3分おきに電車もきます
コンピュータの採用によりATS,CTC等が完備
安全に走行できるように設計されております
列車信号青はためらわず進めの基準です
信号理論からいって当然、だから新幹線も超過密ダイヤの中で
こだま、ひかり、のぞみが混合して走行できます
  

道路の場合はたとえ青信号でも先頭の場合は注意しますし
赤信号無視の車もあります
たとえ青信号で衝突事故でも過失は認められてしまいます
車が来そうな雰囲気を察知しなければなりません
毎日バイクに乗っていますが、4年前に左折巻き込みにあい事故
その時は予感がありませんでしたが
横を走っている車がふいに左に曲がってくる予感があります
その通り、ウインカーも出さずに曲がってくるのです
  

朝行ってらっしゃいと送り出した人が
無言の帰宅、やりきれないないです。
それが一挙に100人近い人達
最も安全といわれている列車でそうなるのです
新幹線は果たして安全でしょうか
旧国鉄時代、新幹線の運行制御の仕事をしました。
徹夜土方仕事で東京駅CTCにこもって
何回も安全性をテストしました。
コンピュータはバーチャルな世界を前提としています
現実世界ではないのです。
もちろん2重、3重の安全策はほどこしていますが
人に頼ってもミスは起こり、
コンピュータを妄信しても事故はおこります
フェールセーフの考え方、事故のたびに出る教訓
死んだ人は戻ってきません
こうなれば事故を絶対出さない工夫、
スピード優先でない安全な社会出現を考えますね。
残念ながら時とともに人はまたこれを風化させ、
スピード社会に戻っていきますがね!
  
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1 コメント

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ミスるから人間です。 (オフロダー)
2005-04-28 13:53:19
どんなに安全確認しても、車が突っ込まれれば安全では、無いとなる。全部安全にするのは、難しいが、近づける事は出来ると思う!人間のモラルもしくは、マナーが守られればかなりの点で安全に作業が行われると思います。例えば非番の時に寝てないとか、お酒のんで運転するとか、携帯電話で話しながら運転などすべてその人のモラルやマナーの低下です。当たり前の事が守れないので色んな奇妙な事件、事故が多くなっていると思われる。
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