・ 【僕も考えて見れば完全な老人なのです】
おふくろが僕の事思って心配してくれます、働いていませんし、年金暮らしですから老人暮らしを心配してくれるのは当然ですが
本音としては僕の老後はまだまだ時間があります、超高齢のあんたに心配して貰いたくないです、自分の老後を楽しいものとして下され!
75歳の立派な老人になりましたが、趣味無し、友無し、金も無しでは老人に明るい未来はありません、25歳も先輩の母から老人として
人から騙されないように心がまえを渡されました、老人暮らしの字引のような本でしたが、人によって受けとり方も変わるし、それぞれに
考え方もあります
・ 【僕の心情は来るもの拒まず、去る者追わずでした】
近づいてくる人を全く疑いませんし、用心しません、僕は人に対して無防備なので来る人は拒みません
(マニュアルには色んな人がいるので簡単に信用してはいけませんと書いてありました)
僕の仲間は一時時間を共有するだけの人が大半です、深入りして危ない人がいるのは承知の上でお話しています
おかげで何度も騙されてしまいました
・ 【老人の自慢話は確かにみっともないです】
仕事も隠居している息子に任せているので仕事復帰の考えは全くありません、未だに働いてるママとは価値観が違ってます
現役に復帰を強く望んでもロートルには居場所はありませんし、脳梗塞で2度も倒れているのに復帰と無理を言ってはいけません
(赤沢の温泉で知り合った人は一度横の海に潜ればアワビやサザエが沢山とれて、家に戻ればポルシェが置いてあると豪語してます)
どうしてそんなに豪勢な人が無料の温泉に潜り込むのでしょう、多分騙す方のお方だと思われます、聞くだけにしておきましょう
・ 【全く趣味のない男で趣味を探すのが趣味なのです】
このままいったら何とつまらない男人生でしょうか、読書もしないカラオケも歌わないダンスも踊れません
文化的趣味がなければ話題もなくなりますが、動けなくなったら50歩100歩の世界だと思います
趣味はなくとも趣味を探す旅ならできます、皆さんの経験や体験を羨ましく聞けるだけでも良いのです
孫の中学卒業式なので両親はそちらに参加です、残ったひ孫は僕達が面倒を見る事で久しぶりの子守仕事やりました
赤ちゃんの寝息や吐息に耳を傾けていると、この子の将来に幸多かれと祈らざるを得ません、大半はお母さんと別れる
寂しさで泣いていましたが、泣きつかれて眠り始めました、これを契機に寝せようとしますが、赤ちゃんの背中には
スイッチがあるようで、直ぐに泣き出します、思い出が蘇ってきました50年前にも子供たちは素直に寝てくれないのでした
(短い時間でしたが赤ちゃんを育てる苦労が蘇ってきました、赤ちゃんのミルクの匂いはいいものです)
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