しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

富戸定置網:「わらさ」より大きめの「ぶり」サイズが揚がりました!

2010年04月03日 | 雑感&放浪
・            【これは「わらさ」と「さわら」です!】

「ブリ」に近い「わらさ」で7kg以上あるでしょうか?富戸定置網は大漁と言わないまでも
これが2,30本上がっています?
100本以上上がればkg2000円として7kgx100本で140万以上になりますから
大漁旗を翻したくなりますね!

(でも「寒ブリ」ではありませんし、大漁だと伊東市場の消費規模から言ってkg1000円以下
 になってしまう恐れも出て、大漁貧乏となるのです)

生鮮品は保存が利きませんから目利き鋭い商人さんが一歩上を行きます!



写真の「わらさ」の下には紛らわしい名前の「さわら」さん?が居まして、瀬戸内海は
岡山が本場と聞いています、岡山で上がればブランドなのです
近隣ではわざわざ岡山に運んで競って貰うという漁師さんがいますし、「ふぐ」は下関、
「ブリ」は富山県:氷見産で「あんこう」「すずき」は常磐物が市場で顔を利かします、
「初カツオ」は土佐で、「戻りかつお」は三陸、房総と言う具合にブランドになっています

(青果の「メロン」だって静岡産→東京青果→千疋屋→政治家で桐の箱に入っているのでして
 北海道で評判の夕張、富良野がどんなに頑張っても越えられないブランドの壁です)

東京湾の「すずき」何ぞ、臭くて食えねえよと仰います、これらの魚はちゃんと伊豆や房総でも
揚がって美味しく食べられるのです!



丸々と太って正に「ブリ」サイズですね!


・          【これ位なら料理屋さんで「ブリ」と言われても仕方ありません!】

食べてみましたら、「寒ブリ」時期のより脂の乗り方が’今ニ’位物足りません
出されたのが背中部分だったかもしれません
脂の乗ったハラミ部分を削ぐように盛り付けられるのはお馴染みさんだけでしょうね!



7kgの「わらさ」なんか買ってきてと言われそうなので買えませんので!


・        【買ったのは「アジ」が3匹、「ウマ」が1匹、「ヤッパタ」が2匹です】

アジは叩き、ウマズラは胆合え、ヤッパタという黒い魚は小田原では「スミヤキ」と言いまして
とてもお安いのです

(本日は2匹で20円でした!)

小骨が多く斜めに入って食べにくいですが、骨切れすれば十分美味しい、「はも」と同様の
お味になりますよ

(京都の夏料理の定番「はも」は食べていませんが・・・おそらく同じだと思います)

「ウマズラ」は胆が少なかったです、お腹の張りと胆の大きさは比例しません
やはり陽気が良くなってきたせいでしょうね、定置網は全ての魚が生きていますから
アジも美味しい筈と思ったら大間違いです、料理屋さんの中にはわざわざ市場に行って
伊東産以外の’旅物’を仕入れて来る方がおります

(富戸網の鯵は脂がのっていません!比べれば判明するそうです)



いろいろな考え方があります、僕は裁いて本日の朝食にしました!

(十分に美味しかったように思います)


・        【考えてみれば朝からお刺身なんて贅沢ですね!】

「すみやき」は焼いても美味しいのです!

鯵のたたきとウマズラ肝合え&ウマズラのお刺身、残りは冷蔵庫に保管です

(でもママの口に合いません、昨日の掃除でゴキブリの卵に接近遭遇して気持悪いそうです)



伊豆高原は昨日の花散らしの嵐にめげず頑張っていた満開の桜が今朝は散り始めました
舞い落ちた花びらが並木の両側に溜まり出しています
「花の命は短いですが!」花は桜ばかりではありません、八重桜だって桜並木を形成します



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