しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

青森県での死者は3名だけなんです!(5月4日)

2011年05月07日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・          【魚市場の前では大きな漁船がごろり横たわっていました】

震災当初のTVニュースでは八戸港の中、津波で流される漁船の姿が多く見られました
その漁船が魚市場前の通りにゴロリ横たわっているのです

(八戸港はこれまで津波に痛い目にあっていまして岸壁付近には比較的大きな建物が林立して
 民家はほとんどありません!)

朝市が行われる「陸奥湊」駅前は波を被って全滅かと想像していました
駅は海から見ると高くなっていた為に無事でした、朝市は何もなかったように鮮魚、干物
珍味、野菜、弁当が売られていました!



八戸から被災地を巡って南下する予定ですが、取り合えず朝市の出る陸奥湊駅へ向かいます


・          【朝市付近の川にも船が沈んでいました】

朝市は何事もなかったように開催ですし、震災から2ヶ月ですから、ほとんど片付けられたのね!
と思ったら大間違いでした、八戸港の建物被害は壊れていないだけで内部の施設は被害甚大でした

(シャターはめくれて、冷凍機、魚を運ぶ容器やパレットが使い物なりません!)



さらに横転しないように簡単な添え木(鉄製)が支えられていました!


・           【小さい船ならクレーン吊り上げてポイなのですが!】

これだけ大きいとクレーンでは持ち上げられません、2,30人の乗組員さんが居たはず
彼らだって生活が掛かっています、出漁できませんので収入もなくなっています!




・         【海に戻せませんからこの場所で解体でしょうね!】

まだまだ操業できた船なのに船主さんの気持ちダブルで苦しいでしょうね
解体費用も大きな額になります

(もうちょっとで海に戻れたのに残念です!)

八戸は港から直ぐ高台になっていますから多くの人は逃げられたようです!

高さ20mの大津波になると市内の大半は冠水しますから、震源地から遠かったのも
幸いしたようです
これから行く予定の宮古以南の町や村は壊滅的な惨状でした




コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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お疲れ様です (HIRO'S)
2011-05-06 21:03:00
現地調査は大切です
正しい情報をお願いします

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紫さま:被災地の惨状は! (しいたけ)
2011-05-07 01:50:30
こんなものではありませんでした
TVニュース通りでもありましたが、2ヶ月後現地へ行って改めて言葉を失いました!
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放射線のリスク ()
2011-05-07 12:06:49
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110429/268726/?ST=ecology&P=1
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紫様:水棺現場では難しい事に! (しいたけ)
2011-05-07 14:04:51
なっています、水素爆発と7000トンの重さに格納容器が耐えられるか、それにしても大きな建造物ですね
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