しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

自衛隊員の皆様ご苦労様です!(5月5日)

2011年05月30日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・           【外敵からの防衛が任務ですが?南三陸町】

自国を守る軍隊の半数が任務を離れたらどうなる!とコメントした人、前に出て貰いたい
100年に一度の災害を前にして出せる手段は出し尽くさねばなりません

(ここは菅総理大臣の英断は正しかったと思います)

今回の災害復旧に一番活躍して頂きました、大変任務だったと思います
全国の自衛隊は全容が20万人だそうです、そのうち10万人が参加しています、交代要員も
考えますとオール自衛隊で出動して戴いたような気がします
戦争しないのだから軍隊反対という人達がいます、自衛隊の奮闘振りには頭が下がります

(自衛隊反対の人も前に出て貰いたいね!)



同じ迷彩色の人達で黙々と作業してますから現場は近寄りがたい雰囲気です!


・            【宮古で作業する自衛隊です】

日頃見慣れない自衛隊の仕事振りですから、遠くで見守るしかありません

瓦礫ばかりの中で自衛隊の皆様の作業風景です、震災当初から2ヶ月も奮闘して戴いております
赤十字をつけた車もありました、震災当初は多くの犠牲者を発見目印をつけて作業したそうです
腐乱臭も酷く信じられない瓦礫の光景ですから何処から手をつけて良いのか判りません

(隊員だって人間ですから夥しい死体の処理には困惑したと思います、TVニュースではショック
 を与えない為、犠牲者を知るのは1万を越える数の報告だけです!)

惨い死体等は写してはいけない約束があるのですね



総勢10万人と言いますが、現地に入りますと余り目立たないのです


・            【圧倒的な瓦礫の量も少しづつ減っています】

民間の建設業者や解体業者が集合できれば復旧は早くなります、その為には道路を通したり
行方不明者を捜索しなければなりません

被災地は余りにも広大ですから瓦礫の山で作業している隊員さんは目立ちませんが、一面の瓦礫の
中から道路の確保、人命救助、不明者の捜索、住民の要望、水の手配などやってまして頭が下がります



この現場の奥でも作業が行われておりました


・            【港で検問をしている自衛隊員さん:釜石】

釜石は大きな船が陸に上がってました、奥の瓦礫の中で沢山の自衛隊が作業していました
中の様子を見たいのですが、隊員さんの無言がこれ以上行けない事を語っていました



自衛隊はいろんな重機や装備を持ってまして、今回持ってこないのは兵器だけです


・            【ブルトーザー、ショベルカー、ダンプ、トレーラー】

トラックやジープにクレーン車、特殊車両を持ってきますから作業が効率よく作業してくれます
ボランテイアさんに代わって一部の水田復旧作業などもやってくれたそうです

(陸前高田の住民は火事場泥棒的ボランテイアさんより自衛隊さんに感謝していました!)



相馬に向かっていますが海側は何もないように見えます


・            【ここでも自衛隊の捜索活動が続いていました】

何を頼りに捜索するのでしょうか?元人家のあった所付近を集中して調べているようです
相馬の地は津波が平坦な海岸線を一斉に襲ってきたので範囲は広大です
人家跡と言ったって全ての物が国道6号線に向かって流されてきましたから津波最終点を
入念に調べていました (ご苦労様です!)



遠くでは自衛隊の車両が行き交ってました



福島原発でも活躍していますが、消防庁のように記者会見などはしません

(よく見ますと運転台は防護服姿で現れていました)


・             【そこに自衛隊がいた跡すら見せないのが軍隊の行動です】

アメリカ軍の「tomodati」作戦がそうだったように仙台空港は早くも再開しました
彼らの考えもそこに軍隊が居た形跡が全く無いように行動したのです

(軍隊は外国で行動するのが定説、自国民に対しての行動は勇敢でも賞賛を浴びる事でもないのです
 任務は速やかに隠密裏に運ぶのが一番というのが方針のようです)

それにしても自衛隊、米軍、外国部隊の救援活動というのが全く報道されないの納得いきませんね!



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