居酒屋：「つがる」さんの「干しうつぼ」です！

・　　　　　　　【「うつぼ」の一夜干しです】

初物を食べると寿命がのびます
この「干しうつぼ」は骨が全くありません
（伊豆に来た従兄弟は骨が触っていたみたいですが？）
ママさんはこれが出来るまで、骨取りでどんなに
苦労したのでしょうか
「どうやったの？」
頭を上にして「アンコウ」同様に吊るし切りで下ごしらえ
したのです
尻尾のほうは骨が多すぎるので捨てまして、腹身部分
だけでこしらえるのです
死んでいるとはいえ、牙をむいた凶暴極まりないご尊顔を
拝しては誰だって尻込みしますのに女は強いですね！

「うつぼ」の一夜干し、旨く骨抜きできれば「河豚」の味と
申します

（傷だらけになった手を見せられ、ママの指先からの
　アミノ酸、イノシン酸が染み出し、お味は最高です！）


次は「うつぼ」の煮こごりでした
皮からコラーゲンタップリの煮こごりが取れます


・　　　【「うつぼ」の煮こごりです】

「ひらめ」「かれい」「たい」の煮付けも翌朝煮こごりが
取れます
お袋が暖かいご飯にかけて朝食にしたのを思い出します
暖かいご飯と冷たい感触の「煮こごり」、美味しいと言うより
懐かしいですね、「うつぼ」の煮こごりは弾力十分、
箸も突き刺さりません
塊を持ち上げ口に含むとじわり滋味が広がりますね！



伊豆高原には旧下田街道が通っています
国道１３５号の１本上の細い小路が通っておりまして、
僕が通う居酒屋、お寿司屋さんが不思議と並んでいます


・　　　【「つがる」「葦」「俺ん家」！】

＋赤沢の暖簾が玄関の内側に下がっている変なお店の
お寿司屋さん、「伊豆汐」は僕の伊豆高原ライフにとって
無くてはならない大切なお店です
「旧下田街道」を飾る黄金の居酒屋通りとなって
僕には避けがたく眩しく写るんです！

（前を通ると自然に足が向かってしまうんです！）