シンデレラストーリーとは違います「マイ・ファニー・レデイ」

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【Ｂ級映画ですが眠りませんでした】

原題は「She's funny that way」とはどういう意味なんでしょうか？「彼女はその方法でおかしい」では意味が通じません

「自身の妻を主役にした舞台を控える演出家がコールガールと一夜を共にするが、実は彼女は女優の卵で、舞台のオーディションに
　合格したことから思いも寄らぬ騒動が巻き起こる……。ホリデーシーズンにピッタリな大人のロマンティック・コメディ
　『マイ・ファニー・レディ』が現在公開中。」

「マイフェアレデイ」と語感が似て居るのでコメデイとは気が付きませんでした、暇つぶしに見る映画ですからなんでも良かったのです



シネコン系の映画館では上映していません、今やシネコン系は「スターウオーズ」一色でした


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【横浜の映画館「ジャック＆ベテイ」さんで上映していました】

年間に公開される映画が１５００本ほどあってもシネコンで公開される映画は３００本と言われています、従って興行的に見合わないような
作品は上映されないでお蔵入りになってしまうのです、公開されない作品に的を絞って時間帯別に違った作品を上映していただく貴重な映画館なのです

（伊勢佐木町界隈にはこういった名画座級の小さな映画館が三つありまして、リタイアしてすること無いような人が来ていました）

横浜ジャック＆ベテイさんは２つのスクリーンを持ち時間帯別に違った作品を上映しています、横浜シネマリンさんはスクリーンは一つで小さいですが
内装が新しくなっておりました、横浜ニューテアトルは２本交互に上映しています、それぞれこだわった映画館ですし近くにありますから
見たい作品があると思います

横浜ジャック＆べテイさんの拘りを紹介します

「 ジャック&ベティは、横浜・若葉町にある2スクリーンのミニシアターです。「ジャック」と「ベティ」の2つのスクリーンがあり、
　単館系の新作ロードショーを中心に、監督・俳優特集、映画祭なども行います。
　■上映作品について
　ジャック＆ベティでは、シネコンで上映の機会が少ない良質な映画を、ジャンルを問わずセレクトして、上映しています。
　「横浜ではジャック＆ベティでしか観られない」という作品も多数あります。
　■上映プログラムについて
　ミニシアター系の新作が中心ですが、横浜最後の名画座として特集上映や映画祭なども積極的に行っています。
　できるだけ多くの良作を紹介したいという思いから、２スクリーンに対して上映作品は多めですが、
　作品をハシゴして、多彩な映画を１日中楽しんで頂くこともできます。ジャックアンドベティの楽しみ方」

支配人さん自ら切符の半券を切って、スクリーンに誘導してくれます



誰にも見られず一人でにんまりしたい方むきの映画でした


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【アメリカのショウビジネスの裏側を見ているようでした】

実際にこんな状況があるとは思われませんが似たケースは十分あると思います、監督さんが言っていました

「最近のアメリカン・コメディというものは全部「体液」で笑わせているんだ、髪の毛に精液がついて爆笑、みたいな。
　あとはFワードの連発。僕にとっては全然面白くない、チープなコメディにしか見えないし、作られ方じたいもチープだ。
　コメディこそ、本当に慎重に構築していかねばならないのに。僕は今の作品でも、コメディ以外の作品はあんまり好きじゃない、
　アニメやSFのCGを使ったようなものが多いから、僕は今、どうも違う時代にいるような感じなんだよね」

今はＣＧでの大作が若者に受けていて、アニメを見る子供も熱心です、老人になれば自分の人生を振り返るような映画が心地よくなります



映画館の近くを流れる大岡川にいたカモメです


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【大岡川の人懐こい「カモメ」でした】

僕も川で泳ぐカモメに声を掛ける年になってしまいました、この「カモメ」さんは接近しても逃げませんから僕が危害を加えない事を
判っているのでした


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【「どぶ川」のような「大岡川」で羽を休めていました】

４０年前の大岡川には上流に捺染工場があったりして「どぶ川」の様相でしたが、今では川の底が見えるほど綺麗になって、ハゼを釣る釣り人の
姿までありました