・ 【まるで僕が見なければいけない映画のようでした】
井上靖さんの母を思う映画でした、僕とは全く関係ないような人だし本も1,2冊しか読んでませんが、僕は非常に近い所を歩いて来たのです
井上さんは北海道の旭川生まれて僕も同じです、旭川の自衛隊の近くには井上靖記念館もあって、3,4年前に行った事もあります
確かお父さんは軍医だと思います、幼少の頃は伊豆の湯ヶ島で育っています、僕も湯ヶ島には何度も行って共同浴場を楽しんでます
(川に沿ってある世故の大湯、河鹿の湯は名湯だと思います)
伊豆は海岸より山中の温泉が泉質も良いし、昔の風情も残っています、多分沼津高校出身だと思われましてここの高校の出身者で
博学で魅力的な人も我が家の近くに住んでいます、昔あった沼津御用邸の海は良く知っていますし、見慣れた山葵田の景色も頻繁に登場していました
・ 【僕の母もそろそろお迎えの時期ですが】
できるだけ長生きしてもらいたい、映画では父が先に逝って母は自分の息子の顔もわからないほどにボケが進んでいます
父が先に逝ったのは同じですが、97才の僕の母は僕の顔をまだ忘れていませんし、苦労した昔の事は鮮明に覚えていますが
のん兵衛親父から受けた苦労は忘れておりまして、また親父と一緒になりたいと言うのが僕には判りません
母から見れば他人のようですが、息子から見れば母に違いないのです、井上邸のセットは旭川にあった記念館と同じ作りでしたし
家族旅行が行われた川奈ホテルは我が家の2,3km先であります、死ぬ前に一度川奈ホテルのバーに行って、スコッチウイスキーの
マッカラン17年物を飲みたかったのですが、映画の中に似たようなシーンがありましたので、これで満足です
(映画の中で何故井上さんが幼い頃、母から離れて湯ヶ島へ出されたのかも語られていましたが、我が家の僕はずっと母の膝で育ちました)
母が無くなる所で映画は終わってました、旭川・湯ヶ島・沼津・川奈ホテルの点を結ぶ所に僕も立っていました
毎日梅雨空が続いています、これから1か月は続くと思うと気持ちも暗くなります、梅雨のない北海道が恨めしいです
温暖化が進んでますから、北海道へ行っても梅雨のような天気が続いてまして、数年前には台風が3つも襲来して
洪水が襲って道の駅の駐車場が冠水して4,5台のキャンカーも水没しました、梅雨明け後の大雨があると洪水で川が溢れて身の危険を
感じる時もありました、この時は高速道路に逃れて凌ぐ事ができました
(キャンカーで動いていると土地勘がないですから山の中を走っていても道の高低に気が付かない時もありますので要注意です)
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