旧下田街道沿い居酒屋「COVA」さんです！

・　　　　【喫茶＆居酒屋の「COVA」さんのママです！】

お兄さんがお店を切り盛りしているのかな？と思っておりました
早い時間がお兄さん担当です。
お姉さんのママさんがやってきますと静かに去っていきます
お兄さん（叔父さん）は元新宿でお店を経営していたそうで
歌舞伎町あたりの話しはとても詳しいです
お酒を飲みすぎ体を壊したので、お姉さんを頼って伊豆高原に
来てお店を開店したそうです。


「葦」「俺ん家」と飲んで帰ろうか？前方にほのかに明かりが
見えます、以前に一度だけ入ったお店です
洋風居酒屋＆喫茶ですから、日本酒党はいつも遠慮しています
この日に限って、看板の明かりが手招きしております
ちょいと寄って行きましょうね！

「こんばんわ？」カウンターの両端に男女が二人
間に椅子は二つしかありません
当然、女性側に座ります。
お二人ともコーヒーをすすっておりまして
まるでアルコール気がありません
男性はしぶいおじさんです、顔は精悍で真っ黒に日焼けして、
背が高く彫が深くお髭をぴんとさせたお顔は外人さん
のようにハンサムなお人でした


僕の右隣に座っている女性もミステリアスな感じ、
とても土地っ子には見えません、
一碧湖の方からやってくると言いますが
こちらまでは相当な距離ですからどうやって帰るのでしょうか？
きれいに髪を整え、端正な衣服をまとっていますから
昔は「深窓の令嬢」さん風でもあります
ご主人と別れて、うんぬんあたりまでは覚えています

（駐車場を見ましても車はありません！よかったら送り致します
　残念ながらこちらは自転車ですが？）


お二人ともコーヒーを召し上がっていますから、
同様に口直しコーヒーを戴きましょう！
飲み干すと場が持ちませんから、次は焼酎、ロックで願います
自分だけ酔っている内に、ハンサムおじさんは
帰ってしまわれました

考えて見れば、「俺ん家」で出された「レバーのお刺身」＋にんにく
たっぷりを食べていた事を忘れておりました
たぶん辺りは強烈な「にんにく臭」で充満していたはず、誰だって
早く帰りたくなります、
「元令嬢」さんも後ろの椅子に移動して携帯電話でヒソヒソ話
まったくもって迷惑千万、お邪魔虫な男の来訪でしたね！

（夜更けのスナック果たして男女の恋の行方は？）