北海道での花火大会、網代で見ることができました！

・　　　　　　　　　【見る予定ではなかった帯広の花火大会は雨で順延でした】

ママは「帯広花火大会」が有ると知ってから見たがったのです、順延と決まってがっかりだったのです
旭川の花火大会はありましたが、花火大会なんて何処も同じだよと僕は居酒屋にお誘いしましたが
返って気分を害したのは厚岸産のつまみが美味しくなったせいばかりでは無いようです

（厚岸には一昨日訪問して美味しい「かき」をたらふく戴きました、あの味をもう一度だったのですが
　旭川での厚岸産は現地で食べるより美味しくなかったのです）

いつもママは思い出すように花火大会の事を話します「九州に居た時家族中で見に行って帰りはお兄さん
（年が離れて父親のような）の背中で寝ていたのよ！」と遠くを見るような感傷にふけります

本当言うと僕は花火大会のような人ごみの中に行くのは余り好きではありません

北海道の花火が見れなくて、しょげ返っていたママに、網代付近でこれは花火大会の前触れの松明だよ
今に花火があがるから、北海道で見れなかった分伊豆で取り返しましょう！

（これで彼女の夏も終わります、何となく責任を果たした気分です）



松明は伊豆多賀の小さな湾を埋め尽くしています！


・　　　　　　　　　【下には燃えるように灯油と紙が仕込んでありました】

油臭いので匂いを嗅いだら木の匂いではありません

やがて松明に点灯されるとココだけでなく、湾の対岸まで松明で覆われるのでした

（風も吹いてきましたから反対側はさぞかし熱かったでしょうね！）



松明の火が海に流れて、火の勢いがなくなると花火が始まるようです！


・　　　　　　　　　【花火を待つ気持ちを抑えて松明の明かりを見ていましょう】

花火と違って緩やかに火は広がり、風のせいで炎が勢い良く燃えて見物人の顔を赤く染めています



松明も木が燃え終われば鎮火して辺りは闇夜になっていよいよ花火の始まりです！


・　　　　　　　　　【松明の火も下に灯油がしみていますから】

３ｍ以上の火柱となって燃え上がり、風も強くなって近くにおいてあったバイクに火の粉が降り注ぎ
ますのでママから大丈夫なの？と言われて大丈夫そうではないので反対車線に移動でした

（火の粉がシートベルトに落ちて穴を開ける可能性があります、今回１年８ヶ月で走行が５万ｋｍ
　未だに転んでいませんから無傷なのです）



お袋さんへ

周４日デーサービスを利用しているようですね、通ってる御老人にもいろいろあるようで
顔見知りの方がボケてしまって自分を理解できないなんてショックでしたね
その点、母さんはまだまだ大丈夫そうで安心しました
部屋も将来、車イスになっても良いようにフローリングにするとありましたから、まだまだ先がある事を
自覚しているようで返って安心しましたよ、思い返せば北海道へ旅たつ時は、ずいぶん
疲れているように見えました

（帰りに寄った時は少し元気が戻っていたので安心しましたが・・・）

デーサービスに通うようになって周りの環境も変わり、自分も少し積極的になって、やがて生きがいのような
やりがいのある事を見つけてくだされ、母さんの背中の痛みは「本人しか判らない」のが口癖ですが
少しでも快方に向かうように祈ってます、お花は鈴唯ちゃんが選んだそうです慰めになって良かったですね

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