里山の移ろい

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干し柿の思い出

2016-11-20 16:37:46 | 日記

干し柿にしようと、バケツ二つほどの渋柿を、

一人縁側で柿の皮をむき始めた

柿好きな私は、黙ってみている訳にもいかず、

二階ベランダに吊るす手伝いをすることとなった。

「手伝いもしないで、食べるだけ?」…

となると、誠にばつが悪い。

これで、立派に妻との共同作業を行ったことになる。

何のことはない、言い訳づくりだ。

したがって、堂々と食べることが出来る?

柿は、1か月ほどで程よい色に出来上がる・・・のであるが、

我が家のベランダは風当りがいいが日当たりがいまいち悪い。

その辺心配だが、今から待ち遠しい。

渋柿があめ色に変わり、あまーくなるのは1か月後?

 

子供のころは、一家総出で干し柿をつくり、

家の軒下のいたるところは、柿のすだれ。

いい塩梅に出来上がれば、食べたくなるが子供心。

しかし、簡単には食べさせてもらえない。

そこで、父母の留守中こっそり盗み食い、と相成る。

一個、また一個と紐から外し、知らぬふりをしていたものだ。

見つかれば、当然大目玉。

腹を空かして学校から帰っても、今のように何でもあり、

というわけにはいかない。

子供のころのおやつは、こんなことで間に合わせていた。

なつかしくもあり、楽しい思い出でもある。

 

 


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