本日2時間目の休み時間、里小学校に「珍客」がいらっしゃいました。な・なんと「ウミガメ」です。死んで海を漂っていたところを里近海で操業中の漁船の網にかかったとのことで、地域の方がわざわざ持ってきてくださいました。
思わぬ珍客の来校に里小学校・幼稚園の子供たちが騒然となりました。ちょうど2時間目休みでしたので大勢の子供たちが、ウミガメのを間近で観察したり、触ったりしていました。ふだん親子でイカ釣りに出かけた際などに、海中や海面にいるウミガメを見かけることも多い里の子供たちですが、やはり間近で見ることができる興奮は抑えきれないようです。
「亀の甲羅ってこんな模様なんだね。」とか「腕や脚はこんなに軟らかそうに見えるけど、実はこんなに硬いんだあ。」などと子供たちは次々と様々な発見をしていました。そんな子供たちのつぶやきを聴きながら、インターネットの発達や高精細のビデオ、カメラ、立体映像等が身近になり、ゲームや映画をはじめとしてVR(バーチャルリアイティ)呼ばれる「仮想体験」全盛の現代ですが、こと教材に関してはやっぱり「本物」にはかなわないなあと改めて実感することでした。