無明長夜もかくばかり…

食のこと、家族のこと、ペットのことや日々の雑感… 
手探りをしながら、書き綴っていきたいと思います。

一騎当千

2009-02-28 | 


久しぶりの『滝野川大勝軒』

もうね、もう断然「野菜つけ!」だったのよ、口が。

車を手放してから、家族で行くのは久しぶり。
歩くのには遠すぎるし、電車で行くにもちょっと不便な場所にあるモンだから。
で、やっぱりネックなのは、その「量」。

数年前までは、それこそ週に2回くらい喰いに行ってたので
いまだにこの店では「常連扱い」をしてくれて
つけだれの野菜の下には、けっこうな量のチャーシューをサービスしてくれる。
ありがたいんだけど、ダイエット中はちとキツイ。
残しちゃ悪いんで、ついつい完食してしまうんだけど
昼ならまだしも、夜にコイツを喰うと
翌日の体重がエライことになってるわけで。
案の定、今日の夜の体重がエライことに…
まるで吞み会をした後のような増え方なんである。



でも、でもねぇ

やっぱり旨いのよ。
もう何物にも代えられない。

はぁ…

また明日から頑張りますか…




ごちそうさんでした!



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言葉にできない

2009-02-14 | 


さ、さ、土曜日です。

週に一回は、好きなものを喰う。
これがストレスなく、ダイエットを続けられた理由。

とにかくメッチャ忙しくて、今日は休日出勤。
多分明日も出勤しなくてはならない感じだし
もう、こういう時は「喰う」しかない。

本郷にある『らーめん大』

かの『ラーメン二郎』の系列店だから
麺も具もこれでもか!って位のボリュームだ。



これで「普通」のラーメン。
きざみニンニク、野菜、背脂の増量は無料。
で、これは「野菜」をトッピングしてもらいました。

大満足です。

で、夜

仕事がそういう状況なので
ニョウボと子供らに、神保町まで来てもらった。
新潟カツ丼の『タレカツ』へ行く予定だったのだが
約束の時間にニョウボが遅れてしまい
店の前に着いたときは、すでに暖簾をかたづけ始めていた。

オレも子供らも、口が「カツ丼」を求めていたので
近くにあった日本そばの店『桂庵』にて
極々、普通のカツ丼。



ま、可もなく不可もない「普通に旨い」カツ丼でした。

もう言葉はいらない
もう言葉にできない

しっかりと今日もパワーをもらったし
もうひとふんばり、頑張りますか!


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ラーメンカレー、カツカレー

2009-02-11 | 


休日出勤である。

今朝、ダイエット以来の最低値を更新。

メデタイ

ただし、これ以上痩せるつもりはない。
今は、ほぼ標準体重を維持している。
痩せすぎでなく、太りすぎでもない「普通」。

これで充分。

女性なら、ここから、いわゆる「美容体重」を目指し
男なら、「華奢な人」、もしくは「筋肉質」?
まさか「マッチョ」になるなんて気はさらさらないし。

例えば服屋に行く。
高級な服屋じゃなくていい。ユニクロで充分。
で、そのユニクロに行って、
「お、いいな」と思った服が普通に着られる。

例えば行列の出来るような、人気のラーメン屋に行く。
たとえば『べんてん』みたいな、カウンターだけの狭い店。
皆が座って、黙々と麺を啜っている後ろを
体を横にした上、「ウン!」と腹を引っ込めなくても
無理せずに通れる身体の幅であればいい。

言い訳が多いね、どうも。

「痩身」という意味でのダイエットを卒業し
ストイックなカロリー制限はやめた。
胃の許容量も小さくなったが、それでもやっぱり
もう、あの頃には戻りたくないという意識があって
どこかで食事量をセーブしているし
朝晩の計量も欠かさない。

喰う事を大切にしている。
無駄に喰いたくない。
喰う以上は美味しく喰いたいし
なるべく時間をかけて楽しみたい。
だからこそ、たまに喰う「好きなもの」は
「腹一杯」になりたい。

よーするに

今日はせっかくの休日だし
旨いモンが喰いたいわけよ。

昨日はカレーだった。
当然、今朝もカレーだし、この分でいくと晩メシもカレーだ。
今日は「喰うこと」に決めた。



神保町は『大熊製麺』



つけ麺が売りの店だけど、オレはラーメンが好き。
トッピングで「野菜(大)」を追加。



「大」にしちゃ、ちょっと物足りない。
次回は「ダボー」でいくか。
(注・「ダボー」というメニューはありません)

ふぃ~、喰った喰った。

元々、量が多いこの店。
つい先日までは「小盛り」にすると、安くはならない分
野菜が無料トッピングだったんだ。
なので、小盛りにして、野菜トッピングして貰った上
更に有料の野菜トッピングにしようかと。
多分、というか、間違いなく夜もカレーだし
今日は野菜が少なくなりそうだったんで。

ところが、つい最近、価格改定があった模様で
通常より少なめの「並盛り」というのが出来たようで。
ま、この店は「少なめ」にしたって、
普通のラーメン屋の大盛りくらいある店だから
量的には決して「小盛り」でも「並盛り」でもないんだけどさ。

で、晩メシ



はい

案の定カレーです、しかもカツカレー

嗚呼…旨い

たまにはこういう日がないと。ね。


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「わきまえよ」と叱る声あり

2009-02-07 | 家族


オフクロの命日にて、墓参りのため実家へ。
本当の命日は明日(8日)だが、仕事の都合もあり
毎年、命日前の土曜に行くことにしてる。

昨年の12月に、親父の墓参りで帰ってきた際
知らされた叔母の様態も気になり
その足で駅前にある病院に見舞いに伺うことにした。

墓前には、毎回、好物だったものを供える。
酒飲みの親父は、カツを肴にウイスキーのビール割を呑むのが好きだった。
オフクロは、酒呑みではなかったが、たまにビールを呑む程度。
塩辛いものが大好きで、そのためか、ひどい高血圧だった。
中でも好きだったのが、鱈の干物で
ちょっとしたおやつに、また、おかずのない時は
それをおかずに飯も喰ったりしていた。

鱈の干物というのは、コンビニやスーパーあたりでは
なかなか見つからなくて、いつも「チーズ鱈」などで代用していたが
今回は、バイクで帰る途中の酒屋で鱈の干物を見つけた。
(上の写真は、昨年末のものです)

2人ともスモーカーだったので、線香の変わりにタバコを2本。

そういえば、昨年はダイエット真っ最中で
ダイエットの成功を、オフクロに祈願したっけ…

無事に墓参りを終え、その足で叔母の入院する病院に向かう。
時刻は、まもなく午後1時。

う~~ん

せっかくの土曜日だし、最近の松戸はラーメン屋がアツい。
ま、大体行く場所は決まっているけどね。
まずは大人気店『中華蕎麦とみ田』を覗いてみる。
案の定、並ぶ気も失せるほどの長い行列が出来ている。
暖かい時期なら、少々の待ち時間は我慢できるが
この寒さで、1時間も寒風に吹きすさばれて待つのはつらい。
ならばもう一軒の『兎に角』にしよう。



『とみ田』ほどではないが、こちらも行列が出来ている。
それでも、こちらは回転が速い。
15~6分並んで席に着くと、前もって注文を聞かれていたためか
座った途端にラーメンが運ばれてきた。



『燻玉ラーメン』普通盛り。

冷え切った体に、熱いラーメンがしみこんでいく。

さて、腹もできた。
『兎に角』のすぐそばにある病院へと急ぐ。
病室は聞いていたので、手続きを済ませて叔母のいる部屋へ向かう。
個室に入ると、ちょうど昼メシを終えたところらしく
車椅子に座っている叔母の後姿が見えた。

叔母はもう80歳を超えた高齢だ。
もともと心臓が悪いところへ持ってきて
そこへ腎臓の病気を併発し、昨年の末に倒れた。
ちょうど親父の墓参りで帰ってきたとき、その話を聞き
早速見舞いに伺ったのだが、相当悪かったらしく
集中治療室に入って、昏睡状態であった。
看護師に見舞いに来た旨を伝えると
そういう状況のため、家族の許可がないと病室に入れないという。
後で聞くと、「年内には危ない」という状態だったらしい。

「叔母さん?おばさん!」

車椅子の叔母に声をかける。
振り返った叔母は、オレを見るといつもの笑顔を見せ

「お前、頑張ったんだねぇ、痩せたねぇ」
「うん」
「お母さんが見たら喜ぶだろうねぇ」
「アハハ、生きてるうちに見せなきゃダメだよね」

一時は危篤状態だった叔母。
意識もしっかりしているし
入れ歯がない分、若干言葉が聞き取りにくいが
話好きの、あの頃のままだ。

「なんか、サチコのことばっかり思い出してねぇ」

そういって涙を流す。
「サチコ」とは叔母の妹、つまりオレのオフクロだ。
年を取って涙もろくなったのか
死んでからというもの、70歳になる前に死んだオフクロの話をするたび
「かわいそうだ」といって涙を流す。

看護師がやってきて、叔母をベッドに戻す。

「去年、孫が喪服を作ったのに無駄になっちゃったってさ」

オレの従兄弟である息子達が、様態を持ち直した叔母に
冗談めかして言ったのだろう。
元気になったからこそ、そして愛があるからこそ言える冗談だ。
「孫」とは、叔母の息子の孫であり、叔母には「ひ孫」にあたる。

「そうかぁ、トオルちゃんは孫がいるんだ」

「トオル」とは、叔母さんの息子、オレの従兄弟だ。

「もう2人いるんだよ」
「オフクロも生きてりゃぁひ孫を見れたんだなぁ」

オレの姪っ子の彩に、一昨年生まれた百合彩(ゆりあ)は
オフクロにとってはひ孫になるわけだ。

「そうだねぇ…」

そういって、また泣き始めた。

「なんか、サチコのことばかり思い出すんだよ…」

オフクロも親父も70前に死んだ。
平均寿命が延びた今、2人とも生きててもおかしくない年だ。
特にオフクロは、生きていれば、まだ76歳。
いまだに仕事を続け、毎週日曜にはゴルフに出かけている義母と
年は一つしか変わらない。
親父に至ってはオレが結婚する前に死んだ。

親父は入院中、看病で付き添っていたオフクロに
「彩の顔が見たい」と、その当時はまだ函館に住んでいた
孫に会いたいと、常々言っていたそうだ。
しかし、結局それも適わず、いよいよ危篤と聞いて
彩が函館から見舞いに来たときは、すでに意識のない状態で
結局、孫の顔を見ることなく、あの世に言ってしまった。

親不幸をしたものだ…

オフクロの死も悲しかったが
それでも「余命半年」の宣告を受けたので
最後の正月は一緒に過ごせたし、オレのニョウボや
例え「自分の子」でないにしても、孫の顔を見せることが出来た。

今でも、うちの子供らは
「松戸のおばあちゃんのお稲荷さんは美味しかった」という。
たったそれだけのことで、それが親孝行だったかどうかは分からない。
しかし、子供らの記憶に「松戸のおばあちゃん」がいるだけ
せめてもの恩返しが出来たと思う。

しかし親父は違う。
生きていれば、この叔母より年下だ。
オレさえしっかりしていれば…と思うと
もう後悔の気持ちしかない。

何度も「サチコがかわいそうだ」と泣く叔母を見て
オレも涙が溢れそうになった。

「子供たちは元気でやってるかい?」
「うん」
「下の子は?」
「今年、高校を卒業して、大学に行くよ」
「上の子は?」
「こないだ、成人式だったよ」

流れそうになる涙を隠し、努めて明るく答えた。

決して「回復」とはいかないが
そろそろ、ここを退院し、息子の家の近くの病院で
リハビリを始めるのだという。
年齢の事を考えると、そう楽観も出来ないだろうが
たくさんの孫が出来、ひ孫にも恵まれた叔母。
出来る限り、長く生きて欲しいものだ。
あまり長居もいけないと、30分ほどで暇した。

その足で、実家へ向かい、仏壇に線香をあげる。

実家に住む、姪の彩と娘の百合彩がいた。



去年の春に会った時は、まだまだ赤ちゃん顔だったが
一歳半になって、すっかり「女の子」の顔になってきた。

まだ仕事が残っていたため、早々に仏壇に線香をあげ帰路に着く。

国道6号線から、環七に入り、30分ほど走ると
ガソリンのメーターが尽きかけているので
ガソリンスタンドに立ち寄って、ふと気がついた。
尻のポケットに入っているはずの財布がない。

実家でトイレに入った際、邪魔だったので脇に置いたのを思い出した。
スタンドの店員は、すでにガソリンを入れ始めている。
慌てて止めて、実家へ電話をし、財布の有無を確認する。
やはりトイレの脇にあったそうだ。
店員に事情を話し、カバンを預けて、実家に逆戻りだ。

昨年末、いろいろと用事が重なり
帰り道には陽が落ちて、一気に気温が下がる中をバイクで走り
同じく会社に辿り着いたときには、寒さで手足が痺れて
歯はガチガチと、いわゆる「歯の根が合わない」状態だった。
そんな事があったので、今日は上着を一枚重ね着して
陽も落ちる前に帰るつもりだったというのに…


墓参りがてら、ラーメンを喰うのを楽しみにしている親不孝息子だ。

あの世の両親が「わきまえなさい!」と
調子に乗っているバカ息子を叱り飛ばしてくれたんだろう…
事故を起こさなかったのが、せめてもの愛情だったに違いない。





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