被災地に本を贈る

夕方ニュースを見ていたら徳島県教育委員会が、
被災者に贈る本を集めているって。
一冊でも届けて欲しいから、即行動。

好きな本でも
今これがなくては生きていけないって本は
そうそうたくさんある訳じゃない

あまり蔵書を持たなくなった昨今だけど
まだまだ本棚二つにぎっしり詰まっていた本たち

その中から
いくつか選んでダンボール箱に詰めた

子ども向けの
「幸せになるなぞなそ」ってのも
古本屋さんに持って行く箱に入っていたので
行き先変更

そこではたと気づいた
徳島県庁の受付時間は午前９時から午後５時まで・・
しかも締切は５日
仕事してたら持って行けないじゃないって
それで
お友だちに、即電話。

会社が県庁のそばだからと快く引き受けて頂き
夜だというのに
その方の自宅まで本を運んだ
（しかもお土産まで頂いた、何してるんだ私？）

バタバタする私を見て
息子に
「なんでそこまでやるん？」って
不思議がられ

きっと
できることをやらないと
後悔しそうだから

多分
自分がこれだけのことは
やったと思いたいから

つまりは
自己満足に過ぎないんだけど

それでも
何かしないと
申し訳ない気がするから

なんだろうねえ

偽善者なのだろうね

でも、
そんな偽善者の
小さな行為が
束になって
少しでもお役に立つなら
それでもいいじゃないか

何もしないより
ずっと
マシかもしれない

その程度の人間ですが
人間だからそんなもんだと
開き直ってやります