カーくん&ポックンのお散歩日和

イケメンエジプシャンもどきのカーくんとお人(犬)よし黒ポメチワのポックン そしてその飼い主ののんびりまったりな日常

猫落下する

2009年11月25日 09時48分35秒 | 猫ねこネコ
夕べ 夕飯の支度をしていると玄関ホールから

「ドサッ!!」

という大きな音が・・・

何事かと急いでいくと そこには猫のパンちゃんが落ちていたのでした


パンちゃんは春先に(たぶん)交通事故にあい3週間ほど入院する大怪我をしました。その際 目の瞳孔が開いたままの状態になりたぶん目が見えていないのか・・・ あるいは見えてもぼんやりとしか見えないであろう状態になりました。

それでも無事退院し、家に戻ってからは音とヒゲの感触で家の中はそれほど不自由なく歩けるようになって一安心していたのですが・・・

それ以来、ダンナさんが溺愛するようになったので最近性格が悪くなってやりたい放題の問題児となっていました。
多少ぼんやりとは見えているのか、2階の吹き抜けの手すりにも上るようになりちょっと危ないかなぁ~とは思っていたのですが、
どうやら夕べはその手すりから落下したようです

落ちた直後はうずくまって動けずにいました。

「パンちゃん なにしたの

と叫んだ私の声に、部屋でマンガを読んでいた青年Hが飛び出してきました。

私の叫び声にびびったのかパンちゃんは一応自力で動くことはできたようで、廊下をヨロヨロと歩いていきますが右前足は床につけることができません。

「パンちゃん どうした?」
心優しい兄ちゃんが覗き込むと

「パンちゃん 鼻血出てるよ お医者さん連れてかなきゃ」
と心優しい兄ちゃんは言います。

別に自分で歩いてるし触っても痛がらないんだから一晩様子を見てもいいんじゃないかと冷静な母は思いましたが
心優しい兄ちゃんはそれでも医者に連れて行けと言い張ります。

「あんたいくら持ってんの?」

実のところ母の財布の中には5千円しか入っていなかったので、医者に行くにはちと足らんなぁ・・・
と躊躇していたのでした

「2万円あるよ」

じゃぁ行こうか

行きつけの獣医さんは夜8時までやっているので青年Hがパンちゃんの入ったダンボール箱を抱えて私が車を走らせました。
途中ダンナさんから“駅まで迎えに来てメール”が来たので青年Hに「パンちゃん連れて医者に行くから藤枝駅で待っているよう」電話をさせると、後ろの席で話しているにも関わらず「わかった! バスで帰るから」とうろたえながら叫ぶダンナさんの声が聞こえてきます

まったく似たもの親子だと苦笑しつつお医者さんに到着

常勤のドクターではなく若いドクターだったので少々不安ではあります。

「猫は高いところから落ちても大丈夫ですから」

そんなことはわかっちゃいるけど
「目が見えないもので・・・」
(やっぱり常勤のドクターじゃなきゃわかってくれないのよ

「どのくらいの高さから落ちましたか?」
「1階の天井高が2m40なので3m以上はあるかと」

あちこち触診し、膀胱はエコーで見てもらい、一応骨は折れてないし内臓も傷ついてないから大丈夫でしょう。右前足は打撲したと思うので痛み止めの注射を打ってあとは飲み薬を出しておきます。

とのことでした。

締めて6,510円也(やっぱり母の財布だけでは足りませんでした)

「ハイ、兄ちゃん払って」
「明日返してよ」
(医者連れてけっていったのはあんただろ)

ちょうどダンナさんが藤枝駅につく時間に間に合ったので、その足で迎えに行きました。
車に乗り込んで開口一番
「パンちゃんは大丈夫?」

「はいはい 鼻血出ただけでなんともありませんよ」

「てっきり屋根から落ちたのかと思ってあせったよ」
(まぁ毎年初日の出を見るときにベランダの手すりに飛び乗ってそのまま凍った屋根に足を滑らせ落っこちたパンちゃんを助けに走るというのがここ数年の恒例行事ではありましたが・・・)

家の駐車場に着いたときY嬢から電話が入りました。
「さっきメール送ったの見た~?」
「今パンちゃんお医者さん連れてってかえってきたばっかりなんだからそんなの見てる暇ないよ」
「パンちゃん どうしたの?」
「2階の吹き抜けの手すりから落っこちて鼻血出したの」
「バカじゃ~ん 笑える~
「だよね~」

(あ・・・ こっちも似たもの母娘だ)

メールの内容は「今酉の市に来ていて猫が7匹ついた宝船を売っているから買うかどうか決めて」というものでした。

当然パンちゃんがこれ以上騒ぎを起こして出費がかさまないよう猫の宝船と熊手を買ってくるよう返事を出したのは言うまでもありません。

「全部で5千円 来月帰ったときにお金頂戴ね」

と後でメールが返ってきました。

どうやら我が家の猫は招き猫ではないようです

その後 痛み止めの注射が効いているのかおとなしく寝ているパンちゃんが少々気にはなりますが・・・
ま、大丈夫でしょう。

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