常々スポックがいるならカークも必要・・・
と考えていたある夜
寝床で夢現の中 青年Hがどこかへ出かける音に気が付いた
そしてしばらくすると帰ってきて彼は自室に戻って行った
が・・・
どこかで猫の声がする
聞きなれないちょっとしゃがれた鳴き声が・・・
パンちゃんは私の左腕を枕にして布団の中に寝ているし
フクちゃんはもっと高い声で図体の割にかわいらしく鳴く
ではあの声はいったい・・・
と考えつつそのまま眠りに落ちていき
そして翌朝目覚めると
ダイニングの椅子に座っている青年H
「あんたバカに早起きね」
「寝てないから」
「なんで・・・」
ふと足元をみるとそこには見慣れぬ灰色の子猫がいた
「この子が夜中に鳴いてたの?
いったいどこからさらってきたのよ」
「大手のセブンの駐車場にいたんだよ
俺の後ついてくるし ほっといたら車にひかれちゃうだろ」
青年Hは能天気なオバカッチョだが優しいのだ
そこんところは母も認める
でもどう見てもアメショ風な子猫である
おまけに人懐こい
そしてきれい
さらに“雄”である
なんと“カーク”と名付けるにはうってつけの猫ではないか
しかし野良猫の子とか捨て猫には見えない
ひょっとしてどこかの飼い猫の子がうっかり外へ出てしまい家へ帰れず迷っていたのか
そこで「迷い猫預かっています」というポスターを作り
大手のセブンと本町の交番と肉屋と信金に貼らせてもらった
一応努力はしたのだよ
でも2週間たってもなんの音沙汰もないため
晴れて新参者3の灰色の子猫は我が家の子になった
名前は当然“カーク”
アメショ風のイケメンにゃんこである
今まで我が家にいた猫の中で一番愛想がいい
とても人懐こい
そしてカワイイ!!
あっという間に我が家の犬猫の中でトップの位置についたのは言うまでもない
フクちゃんにはちょっかいを出して遊んでいるポックンも
カーくんにはちょっかいを出されておろおろしている
パンちゃん・フクちゃんは及び腰
そして人間たちは裏返った声で
「カーくん」
と呼んでいる
おそるべし新参者3
と考えていたある夜
寝床で夢現の中 青年Hがどこかへ出かける音に気が付いた
そしてしばらくすると帰ってきて彼は自室に戻って行った
が・・・
どこかで猫の声がする
聞きなれないちょっとしゃがれた鳴き声が・・・
パンちゃんは私の左腕を枕にして布団の中に寝ているし
フクちゃんはもっと高い声で図体の割にかわいらしく鳴く
ではあの声はいったい・・・
と考えつつそのまま眠りに落ちていき
そして翌朝目覚めると
ダイニングの椅子に座っている青年H
「あんたバカに早起きね」
「寝てないから」
「なんで・・・」
ふと足元をみるとそこには見慣れぬ灰色の子猫がいた
「この子が夜中に鳴いてたの?
いったいどこからさらってきたのよ」
「大手のセブンの駐車場にいたんだよ
俺の後ついてくるし ほっといたら車にひかれちゃうだろ」
青年Hは能天気なオバカッチョだが優しいのだ
そこんところは母も認める
でもどう見てもアメショ風な子猫である
おまけに人懐こい
そしてきれい
さらに“雄”である
なんと“カーク”と名付けるにはうってつけの猫ではないか
しかし野良猫の子とか捨て猫には見えない
ひょっとしてどこかの飼い猫の子がうっかり外へ出てしまい家へ帰れず迷っていたのか
そこで「迷い猫預かっています」というポスターを作り
大手のセブンと本町の交番と肉屋と信金に貼らせてもらった
一応努力はしたのだよ
でも2週間たってもなんの音沙汰もないため
晴れて新参者3の灰色の子猫は我が家の子になった
名前は当然“カーク”
アメショ風のイケメンにゃんこである
今まで我が家にいた猫の中で一番愛想がいい
とても人懐こい
そしてカワイイ!!
あっという間に我が家の犬猫の中でトップの位置についたのは言うまでもない
フクちゃんにはちょっかいを出して遊んでいるポックンも
カーくんにはちょっかいを出されておろおろしている
パンちゃん・フクちゃんは及び腰
そして人間たちは裏返った声で
「カーくん」
と呼んでいる
おそるべし新参者3
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