静岡すぴこん －報告－

3月10日　グランシップにて第1回静岡すぴこん（スピリチュアルコンベンション）が開催されました。

当日はgraceさんがインディアン・チャンピサージで出展したので、私は受付のお手伝い。 でも、午後からの担当だったので、それまで少し場内を見て回りました。
私はこうゆうイベントは初めてだったので、ちょっと期待していたし、いいパワーストーンがあればなにかほしいなと思っていたのですが・・・
会場は予想以上の賑わいで、graceさんのヘッドマッサージも11:00すぎにすでに3時過ぎまでの予約で埋まっていました。
しかし、狭い会場にあふれんばかりの人の多さのせいか、あまりにも多くの出展ブースがあるせいか、いまいち気分がのりません。パワーストーンのブースもあるし、ヒプノセラピーやレイキのブースもあるけど、かえってたくさんありすぎてなんとなくうさんくさく感じてしまいます。

結局、相方用にヘマタイトの携帯ストラップがほしかったので、一個ピッタリなのが見つかりそれを買いました。
すると、購入者の得点ということで生年月日でラッキーナンバーなどを見てくれるというのでやってもらいました。どんな数秘を使うのか、元号の生年月日から７・２・９という数字が出され私の性格やら一生を守ってくれるラッキーカラーやら守護天使やらを教えてくれます。
性格はまぁ7割くらいは当たっていたかな・・・ラッキーカラーは７（紺）・２（赤・ピンク）・９（なんでもＯＫ・特にゴールド）ということで、守護天使は天使の中で「最強のミカエル」（そこの占いマダムがそう言った）だそうです。
ついでに相方の生年月日からもラッキーナンバーを出してくれました。
２・６・８　同じ２があるので相性はいいそうです。また８の人は９の人が大好きだそうで（これはあたってる）相性に問題はなさそう。 ただ性格的にちょっと優柔不断なところがあり（これもあたってる）、60歳を過ぎるとわがままになるらしい・・・
なんとなく想像がつくけど、今から覚悟しておこう。

この占いをしてくれたのがgraceさんのブースのお向かいさんで、受付をしている間ちょっと観察をしていました。
占ってくれたのは60前後のいかにも占いマダムといった風体のおばさんで、いっしょになにくれとなく世話をやいていたのが、これまたふつ～～～～～のおじさんです。
きっと奥様が占いにはまってしまって（でも何人かのお客さんに先生と呼ばれていたからきっとローカルには有名なマダムなんでしょう）、しかたなく今日はお付き合いしているって感じ？　なんか、数年後の我が家を思わせる光景でした

しかし、予想以上の混み具合の中、graceさんのブースにもいろいろなお客さんがやってきます。中にはちょっとドキッとさせられるようなお客さんも数人いました。
フラフラ～っと寄ってきた女性、いきなり私の目の前に立ち「この中の空気はよくないわね。疲れちゃった・・・　あら、あなた私と同じブレスレットね。私もしてるの。この会場は邪気に満ちているでしょう・・・　私いい気のところにしか寄らないのよ」
と言うだけ言ってまたフラフラ～っとどこかへ立ち去っていきました。
そうかぁ、邪気に満ちているのかぁ・・・　だから最初に会場を回ったときなんか気がそげちゃったのかなぁ・・・と一人納得していると、今度は男性が一人、graceさんが施術しているのをじっと見つめています。
「ここはパワーがいいね。この会場で本当にパワーがいいのはこことあそこの角の外人さんと向こうの方の三人だけだ。あとはよくない。この人は足をケアするともっとよくなる。頭を使うのはもう充分だけど、あとは足だな・・・」
と言ってこれまた去っていきました。
「貴重なご意見ありがとうございます～～～」とお見送り・・・
ひぇ～～～ わかる人にはわかっちゃうんだねぇ・・・
graceさん　お墨付きもらったよ！　よかったねぇ
でも足をケアするって言うのはgraceさん自身の足をケアするのか、それともクライアントの足をケアするって意味なのか、そこがちょっとわからなかった。

しかし、ちょっと怖いですね。
もしもいつか私がオーラソーマで出展したときに果たしてなんて言われるんだろう・・・
「ここのパワーはまがい物だ」なんていわれたらどうしよう・・・
もしかしたら私みたいな平凡な人間には人を癒すなんて大それたことは無理なんじゃなかろうか・・・
と不安になってしまったりして
これはちょっと本気で精進しないといけないと心に誓ったのでした。

でも、ほんとうに出展者にはいろんな人がいて、白いマーメイドラインのスーツにピンヒールのパンプスのいかにも高級エステサロン経営してます風の女性や、赤いノースリーブのシャツに黒い超ミニスカートとこれまたピンヒールのブーツ姿の若いねぇちゃんや、ガムをかみながら絵を描いている怪しげなオヤジたちがお客さんを相手にしているのをみていると、ほんとうにこの人たちに人を癒す力があるのかなぁと思ったりもしたのでした。
服装で人を判断するのはいけないことはわかっていますが、少なくとも人の第一印象は見た目で決まるというのは「メラビアンの数字」で証明されていることですし、ロハスやヒーリングがテーマのすぴこんにはスーツやピンヒールはちょっと異質な感じもするのです。

ま、とにもかくにも世の中癒されたいと思う人たちがこんなにも大勢いるということと、いろんなヒーラーがいるということが実感できた一日でした。

ところでうちに帰って相方に話をしたら「なんだ～～！　そうゆうのなら俺も行けばよかったなぁ」とのことどうやら「ムー」の世界が繰り広げられていたと思ったようです。
「神は異星人だったとか、フォトンベルトの話とかしたかったなぁ・・・」
・・・いや、ちょっと趣旨がずれていると思うが・・・

ま、いつか私がオーラソーマで出展することがあったら、そのときはいっしょについてきていいよ。おじさん・・・