随想記Ⅲ

思いつくまま、気の向くままの不定期発信

新旧ベルト

2008年10月26日 | 日記・つぶやき
誕生日プレゼントでベルトを買ってもらった。
デザインはジーパンにも合うような、カジュアルな品。


イタリアの小さな工房製で、小さなタグに小さな文字で色々自慢が書いてある、ようだ(なんせ、イタリア語と英語なので)
バックルの固定は一般的な噛み込み式ではなく、ねじ止め式。長さを合わせたベルトに付属の金具で穴を開け、ねじで止めるもので、知ってはいたが私は初めてだ。
革の質を見分ける目が無いので品質は良く分からないが、長くもって欲しいものだ。


もう一本のベルトは、仕事で使っているもの。
勤め先は工場なので、事務所でも作業服を着ている。
そこで使っているベルトは、既に十数年使っている。しかも新品でなく、私服で使っていたのを、古くなったので作業服にまわしたものなので、20年は経っているはずだ。
作業服用にしたのだから高い物であるはずはないが、古くみすぼらしくなっているものの、まだまだ使えそうだ。
一年中、毎日、長い時間、手入れもせず。作業服や靴は何度も代えているが、ベルトは同じ。

偶然の逸品、と言うところか。

10,000km突破

2008年10月18日 | CB750(RC42)
一週間ぶりのバイク通勤。
ふと気になって、いつもは時計表示にしているCBのメータをオドメータに切り替えると、10,000kmを160kmほど超えていた。
1年8ヶ月、通勤に使っているので個人的には良く乗っている。そのかわり、遠くへツーリングに行った記憶は無い。

若干、エンジンの振動が大きくなっているように感じるが、自分が慣れたせいもあるのだろう。バイク全体としては、今が一番調子の良い頃。
ツーリングに出れば、比較的元気よく走っているつもりでも、燃費は20km/Lを下回ることはない。まあ、高いギヤでアクセルを開ける、という走り方もあるのだろう。

会社からの帰り道、バイク屋へ寄ってエンジンオイルと点火プラグを交換し、リフレッシュ。
気持の良い季節、どこかへ出かけよう。

直島へ

2008年10月12日 | 旅行
食欲の秋旅行が中止になったので、芸術の秋・・・ではないが、直島へ。

宇野港へ着いたのは、出港の約20分前。
すでに多くの車が並んでいる。乗れるか?と、切符を買って待っていると、入ってきたフェリーは結構大きい。これなら大丈夫。
20分の船旅で直島へ到着。
有名な赤かぼちゃが出迎え

到着したフェリーターミナル(海の駅「なおしま」)は、瀬戸内の島というイメージからは程遠い、立派で近代的な施設。
  島の施設です!

多くの人が本村かベネッセへ向うのを横目に、私たちは赤かぼちゃへ。
島の漁港には異質だが、しばらく見ていると不思議になじむ、というかかぼちゃの世界へ。
  瀬戸内の景色と赤かぼちゃ

次は黄かぼちゃを見に、ベネッセアートサイトへ車で移動。ベネッセには車で入れないので、「つつじ荘」手前の駐車場に車を停め、徒歩で僅か。
ゲートを過ぎるとすぐに黄かぼちゃ(作品名は「南瓜」)が見える。
赤かぼちゃと同じ人の、より古い作品で、サイズも2回りほど小さい。
  こちらもまた不思議な世界

 目線を動かせば四国が見える

近くを少し歩き「アート」を「見る」・・・実際、凡人にはよく判りません。
 アート・・・です


本村地区へ戻り、休日なので役場の駐車場に車を停め、町中を歩く。やはりアートの島、観光の客層がちょっと違う。
私たちの様なミーハー&超ミーハー、美大系と思われる若人、そして欧米系外国人の比率も京都以上に高い・・・さすがに海外で有名な「Naoshima」
   作品名「はいしゃ」

 役場の庁舎!

  空き缶アート、素人さん?の作品

  「護王神社」これも作品

もともと小さな島なので、食事をするのも大変。有名な店には街中なみに人が並ぶ。
私たちは、有料場所には入らないケチなので、他の人よりペースが早い。
  漁村に古いビートル、似合ってる。

 路地に入ればこんな風景

  花もきれいに咲かせている

海の駅に戻り、フェリー待ちの間に再度、赤かぼちゃへ。
 午後からはすっきり晴れた

 椅子もアート

天気が良くなったので、もう一度撮影をしようと思ったが、中判カメラを持った年配の男性が、かぼちゃの前に機材を置いたまま一生懸命撮っており、撮影できない。おまけに撮影後、前で機材を片付け始めた。堪らず「写真を撮りたいので、少し後ろで片づけてもらえませんか」と声をかける。すぐに気がついて移動してくれたが、少し(自分に)腹を立てたのか、あとでかぼちゃの前を占有している観光客に、注意していた。
人が多い時は、お互い譲りあいましょう。

人と車を満載したフェリーで直島を離れ、日があるうちに赤穂へ帰る。
 違和感が無くなってきた

 瀬戸内の島なみ

次は、人が少ない平日に行かなければ。

(今回は人差し指を怪我して、中指でシャッターを押しているのに、100枚以上も撮ってしまった・・・これも直島アートのせい)

美味しいものを求めて吉備高原へ

2008年10月04日 | ツーリング
以前から食べてみたかった、岡山の吉田牧場のチーズを買いに行こうと。
妻が前日に連絡すると、4日は本来休みだが、予約客のために11時から12時まで開けているとのこと。即、予約。

今日は先週から一転、暑いほどで服装は綿シャツに春ジャケット。チーズを入れるための保冷バッグを積み込んで出発。
まずは、道の駅「かもがわ円城」へ向い、休憩&時間調整。相変わらずバイクが多い。
11時少し前に広域農道へ入り、東へ2km弱。目印はほとんど無いが、事前にネット地図で確認していたので、迷わず到着。
きっちり11時から販売開始。一番乗り&予約していたので、スムーズにゲット\(^o^)/ 
 全国的に有名になってしまった、吉田牧場
 牧場?牛はいずこへ

次は「焼き屋」のパン。
道の駅前に戻り、県道を西へ。手書きの案内に従って細い道を進むと・・・開いていました、3度目の正直!
ブドウ天然酵母、石窯焼きで、ずっしり重いドイツ系パン。
チーズに合うパンを、迷いながら3種類+スコーン+スティックパンを購入。
  パン屋とは思えない場所、外観ですが・・・美味い

再度、かもがわ円城に戻り、買ったばかりのスティックパンを齧る。他のパンの味が期待できる。
ここで「瀬戸ジャイアンツ」のバラ売り1パック/400円を買う。家で食べるならこの方が手間なし、ゴミなし。
(「瀬戸ジャイアンツ」のブランド品が「桃太郎ぶどう」)

それにしても、ここで話す相手を求めているおじさんライダーの姿は、わびしい。

焼き屋へ行く途中で見かけた、フラワー&カフェの文字に引かれて進む、進む・・・こんな山の中に、と思った頃にありました「花空間ivory」
食事メニューはベーグルセットだけだが、デザートも付いたこだわりの一品。
 花屋の中のcafeでくつろぐ

今日の主目的は果たしたので、気持の良い道をのんびり走って南下、東進。
途中、妻が行きたがっていた吉備津神社に寄る。
本殿に行くと、大勢の神官が集まってなにやら行っている。聞くと、今晩行われる「正遷座祭」のリハーサルとのこと。
  修復された本殿/拝殿。ラッキー!

有名な長い回廊と、鳴釜殿(中は撮影禁止)を見物。
それにしても、今日は暑い。
   長い長い回廊
 つきあたりは古い鳥居(こちらが本来の参道?)

岡山市内の渋滞にはまりながらも、無事帰着。

チーズやパンの味は別の機会に。