随想記Ⅲ

思いつくまま、気の向くままの不定期発信

ベンガラの町 吹屋

2006年09月24日 | 赤穂、赤穂周辺
天気が良いので岡山の成羽町吹屋ふるさと村へ出かけた。
高梁から山の中へどんどん入っていくと、ベンガラの町、吹屋ふるさと村に到着。
小さな集落で町並みが全体に赤い。
ベンガラは高価な顔料だったらしく、それをふんだんに使えたのは産地ならではだし、また良く儲かってたのだろう。

集落の入り口(高梁寄り)にある案内所に行き、マップをもらったり説明板を見たりしていると、案内所のお婆さんがお茶とお菓子を出してくれた。どうやら来た人みんなにサービスで出しているようだ。お婆さんたちにベンガラの話を聞く。

    
  吹屋の町並み

町並みから歩いて5分程のところにある、吹屋小学校をたずねる。
今でも使っている木造校舎としては日本一古いものらしく、立派で趣のある校舎だ。
すれ違った観光客のおばさんたちが「こんな所で勉強できて幸せね~」と。それは大人のノスタルジー、今通っている生徒たちには判りません。


  吹屋小学校

吹屋を出て、近くの広兼邸へ。
山奥に城郭のような石垣と屋敷が忽然と現れ、江戸期の庄屋の財力を見せつける。
ここは、映画「八つ墓村」のロケが行われたところ。なんとなく見覚えがある。

玄関に上っていく坂の途中に、勝手口の様な扉がある。この表示を見ると面白いですよ。


    広兼邸

帰ってから気がついた大失敗。なんとカメラのレンズに汚れが付いたままだった・・・(>_<)

蒜山ツーリングのビデオ

2006年09月17日 | ツーリング
久しぶりに「てんとうむし」に行くと、7月終りに行った蒜山ツーリングのビデオが出来ていると言う。
そういえば、サポート車からや休憩中に撮影していたし、昼食時にインタビューを受けたのを思い出した。

DVDを借りて帰り、コピーして早速見る。
プロ?が業務用のビデオカメラで撮影しているので、画像が綺麗だ。
編集やBGMも力が入っている。
カットすれば良いのに、私の部分もしっかり入っていた。まあ、逆光気味で顔が醜い・・・いや見難いのがせめてもの救い。

良い記念になった。

  
        走行シーン


こんな効果も入れている



台風の風がいよいよ強くなってきた。

バンディット1200油冷ファイナルに思う

2006年09月10日 | バイク
スズキのサイトを見ていると、バンディット1200の「油冷ファイナルエディション」の発表があった。
ニュースリリース→「バンディット1200油冷ファイナルエディション」

バンディット1200/1200Sで、「油冷エンジン」を積む最後のモデルということらしい。
次は水冷エンジンになるだろうが、今年の春に車体の大幅な変更があったのに、また変わるのだろうか?忙しいことだ(笑)

二輪車の排ガス規制が厳しくなり、大排気量の空冷(油冷)エンジンが無くなるという噂がある。今回のことも、それを裏付けているように見える。
個人的には、空冷エンジンでも排ガス規制に対応出来ると思っている。
ハーレーの巨大空冷2気筒は生き残るだろうし、BMWのボクサーツインは対応済み(?) 出力やエンジン形式が異なるので直接比較できないが、日本メーカが対応出来ないはずが無い。
問題があるとすればコストで、安価なバイクの旧型空冷エンジンに金をかけて対策するより、この機会に水冷エンジンに統一してしまえ、ということになるかも知れない。

スズキには1200の水冷エンジンが無い様なので、新開発するのか隼の1300をセッティング変更して載せるのか・・・

私はエンジン形式にこだわりは無いので、大型空冷4気筒が消えてもあまり気にしないが、バイクのバリエーションが減るのは避けてほしい。