随想記Ⅲ

思いつくまま、気の向くままの不定期発信

書写山円教寺

2004年11月29日 | 旅行
良い天気に誘われて、妻とふたりで書写山円教寺に行った。


                摩尼殿


                紅葉

ここは紅葉の名所ではあるが、映画「ラストサムライ」のロケ地となったことで有名になったせいもあるのか、人出が多い。
そう言う自分たちも、「トム・クルーズが歩いとったんは、この建物とちゃう」とミーハー気分。


               大講堂

参道の途中の一部が崩れて、大木が数本倒れていたのは台風による大雨のせいだろうか。建物に被害がなさそうに見えたのは、せめてもの幸い。

今が見頃の紅葉を楽しみながら、結構な坂道をぶらぶらと2時間ほど歩く。


翌日、足が筋肉痛だったのは言うまでもない。

思い出のバイク スーパーカブ

2004年11月27日 | バイク
私の記憶にあるバイクの思い出で、一番古いものは40年ほども前、小学校の低学年だったと思うが、父と一緒にバイクで出かけたことである。

その当時、父が乗っていた「ホンダスーパーカブ65」に乗せられ、自宅から30km程離れた金甲山へ行った。
当時のことなのでヘルメットは被らず、シートの中央にあるベルトをつかんで乗っていたのを覚えている。
他には、たぶん金甲山であろう山道を走っている記憶があるだけで、他には何も覚えていない。
それ以後も父と二人で遊園地などに行っており、そのときもスーパーカブに乗って行ったはずなのだが、遊んだ記憶はあってもバイクに乗せられた記憶は無い。
最初に乗った時の印象が子供心に強く残っていて、今でも覚えているのだろう。

そのスーパーカブは父が主に通勤に使っており、私が中学生の頃まで我が家にあった。(それでスーパーカブ65とはっきり覚えている)
スーパーカブについては今更説明するまでも無いが、65というのはちょっと珍しいのではないだろうか。ネットで調べてみると、1964年から67年まで造られており(ということは私はもう少し大きかったようだ)、カブ初のOHCエンジンだという。

父が、一般的な50ではなく65を選んだ理由は判らないが、二人乗り出来ることが大きかったのだろう。ただし、私の記憶では、母や妹を乗せて出かけたことは無い。

地図

2004年11月21日 | 日記・つぶやき
私は地図を見るのが好きだ。

バイクや車で出かけることが多いので、持っているのはほとんど道路地図である。

道路地図は2種類を使い分ける。

まずは1枚で大きなエリアが載っているもの。
これで大まかにエリアを把握し、高速道路や国道の道筋を見ながら、「ここは遠いけど高速が近くまであるので早く行ける」とか、「近そうに見えるけど山道でうねうね曲がっていて時間がかかりそう」などと検討していく。
また、バイクでロングツーリングに行っていた頃は、走る部分が表になるように折ってタンクバック上面の透明ポケットに入れ、すぐに確認できるようにしていた。ツーリングマップルの様な地図では一度に見られる範囲が狭く、すぐにエリアから出てしまい使いづらいのだ。これに適していた地図は、樹脂系の紙で出来ていて何度折っても濡れても破れ難いタイプのもの。
最近はロングツーリングに出なくなったので、もっぱら高速道路のSAでもらえる地図を使っている。タダでもらえて、SA,PAの情報も載っているので便利だ。

ルートが大まかに決まると、次は地図帳タイプの道路地図で詳細に見ていく。
最近は「マップル」の様に、道の状況や見所が載っているものが多いので大変便利だ。これで詳細にルートを決めていくのだが、ページをめくっているとついつい他の場所に目が行き、地図を「読み耽って」しまうことも多い。
また、解説がない道でも「地図を読み」ながら、この辺は景色が良さそうだとか、気持ちよく走れそうだとかを考えるのも楽しい。
最近は、ルートは地図で決め、観光や宿泊情報はインターネットで、というパターンとなり、ガイドブックの必要性は殆んどなくなっている。

実際に現地を走っている最中に、きちんと確認する場合もこの地図帳タイプを使う。
今はカーナビがあって地図を見なくても良くなってきているが、私の車やバイクには付いていない。何より、事前に決めたルートも行き当たりばったりですぐに変更してしまうのが常なので、地図は欠かせない。
(でも、知らない街を走るにはカーナビが便利だろうな)

そして帰ってから、写真や記念品などを見ながらもう一度、旅を反芻して楽しむ。これにも当然地図は欠かせない。

地図を見ながらまだ行ったことのない場所を想像する、時には新しい発見もする。
実に楽しい。

スカブ燃費データ

2004年11月13日 | スカイウェイブ
書く事がないからスカイウェイブの燃費でものせてみよう。

スカイウェイブ400 04年前期型 ノーマル

給油日 走行距離 給油量(L) 燃費(km/L)  備考
04/ 6/23   220   9.10   24.2    納車後:参考
04/ 7/ 3   238   7.21   33.0    慣らし運転
04/ 7/24   218   6.63   32.9      〃
04/ 7/25   235   7.20   32.6    マスツーリング
04/ 8/22   296   9.57   30.9    街乗り1/3
04/ 9/20   263   9.01   29.2    タンデムツーリング
04/11/ 6   202   7.56   26.7    街乗り
04/11/ 6   281   8.96   31.4    ソロツーリング
04/11/13   231   8.45   27.3    高速130km+通勤

  通算   2184   73.69  29.6

このところ徐々に悪くなってきている、というより慣らし運転の頃が良すぎたと言える。
だいたいツーリングで30km/L、街乗りで25km/Lといったところか。
ここは田舎町なので、街乗りとはいえ渋滞は少ないので燃費は良い方だろう。

しかし、本当に走っていないなぁ。(^^ゞ


秋の日帰りツーリング

2004年11月07日 | ツーリング
11月6日
天気に誘われて久しぶりにソロツーリングに出かけた。

特に目的地はないが、岡山県北の紅葉を見て回るつもりだ。

気持ちの良い県道を選び、和気から赤坂町を抜け御津町へ入る。
R53を越え宇甘川沿いの県道に入ると景色が変わっており、道を間違えたかと思った。ずいぶん前に来た時はのどかな農村といった風情だったが、道も整備され新しい家が増えている。岡山国体の一会場となる体育館も建てられていた。破産寸前だというのに相変わらず箱物作ってどうするの、岡山県さん。
しばらく走ると道も狭くなり記憶にある景色となる。このあたりのもみじはまだ色づき始めたばかり、1,2週間後あたりが見ごろか。


             宇甘渓

道の駅で休憩しようとR429を左折したが道の駅が出てこない、場所を勘違いしたらしい。そのまま吉備高原へ向かう。前を乗用車や軽トラにふさがれたままだらだらと吉備高原を通過し、R484に出て道の駅「かよう」でトイレ休憩。
次の目的地をどこにしようかと迷った挙句、せっかくの天気なので「広々とした景色が良い」と思い、広島県庄原市の七塚原を思い出した。ちょっと遠いが高速を使えば問題ない。

賀陽ICから岡山道に乗り中国道へ。天気の良い土曜日なのに中国道は空いている、山間部で適度なコーナーもあり走っていて気持良い。
広島県に入り東城ICで降り、県道で庄原へ向う。
山道でトラックにふさがれるがしばらくすると譲ってくれた「ありがとう」。帝釈峡は紅葉も始まっており、止まって写真を撮ろうと思ったが道を譲られたばかり。今度前に出られると譲ってくれないだろう、そのまま走り続ける。
東城から1時間余りで七塚原に到着。

10年近くも前、初代「ツーリングマップ」に「ポプラ並木と緑の草原ミニ北海道」とあったので一度来たことがあり、ポプラが黄葉する秋もきれいだろうな、思った記憶があった。
しかし、今年はポプラの葉が全て落ちていた。台風のせいだろうか?
とりあえず記念撮影。そういえばスカイウェイブの写真を撮るのは初めてだ。


         七塚原のポプラ並木

七塚原を後にしR184で南下。そろそろ3時、秋は日が暮れるのが早い、もう帰らなければ。
尾道ICの入り口で給油するがシールドを拭いてくれない。車は二人がかりで丁寧に拭いているのに、なぜ差をつける。
尾道ICから山陽道に乗り一気に赤穂まで。日が落ちた高速走行はさすがに寒い。約1時間半で無事、帰着。

久しぶりにたっぷり走った。<走行距離:約400km>