23332 話題の派閥

2024-01-17 14:32:47 | 23330

政治資金問題から自民党が大きく変化し派閥解消の話題です。全く良く分からない。問題点が不明なのはカネの流れです。

 

まず、奇妙なのは、政党助成金が政党に対して支払われる。ですから、政党内での派閥への分配に問題がありそうです。もし、政治家個人に支払われるとなれば派閥内での紛争は無くなると思われる。

 

次に問題なのは選挙の比例代表制ですが勢力の強い派閥に所属しない人は、当落の優先順位から外れる。この点は政治家の生命線だろうと思います。この選挙方法が無くなると派閥に縛られることはなくなりそうです。

 

この悪しき慣習だと言っているのは「派閥解消」の問題ではなく、カネと権力の筋違いが内部紛争に繋がる。そこで、派閥を失くすとすれば、冷静に考えると派閥の大元は「政党」に繋がる。

 

うであれば、政治家は、一切の政党も派閥も失くすことが可能なのか?現実的には無理です。なので、派閥の問題とは言い難い。

 

この問題は自民党だけの問題ではなく、全ての政治家にとって重要な問題だろうと思います。派閥の問題ではなく政治全体の仕組みに大きな問題があると思われます。

 

従って、マスコミが、根っ子の所をミスリードではないかと思う訳です。政治家の本文は「法律を作る」ことにあります。

 

法律決定には、当然ながら「多数決」で決まります。派閥、或いは政策グループがないと現実的な行動はできません。この点を無視しての発言が多いのは情けない。

 

何が問題か?それは派閥内でのカネの流れが不透明で選挙に対しての当落優先順位を決める権力闘争です。この親分子分の関係にカネが必要だというのが問題点です。

 

こういう問題は野党にもあります。同じような問題にフタをしながら話しているのは不可解です。また、自民党だけをターゲットにしているのは甚だ片手落ちと言える。

 

当然ながら野党にもあるので批判攻撃では話にならない。ならば誰がそれを正すか?この「誰が」は、誰も居ないんですから意味不明です。

 

要は、与野党を超えて真剣に討論するのが筋ですが現状では単なる1つの派閥だけにフォーカスしている状態では全くお話にならない。野党も全く知恵がない。批判だけでは何も変わらない。「野党も明日は我が身」です。

 

結論を言えば、この問題の解決策はないというのが想定されます。要は、誰も真剣に考えていないのが現状だと思います。

 

従って、庶民がは期待しても無駄だと言えます。マスコミは単なる野次馬で、厳しい批判攻撃で攪乱しながら楽しんでいる?

有権者は冷静になってマスコミに誘導されない様に十分に注意が大事だと思います。自己の最も信じる判断力を持たないといけない気がする。

 

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