久しぶりに心地よい映画を観ました
監督は小松隆志氏。原作は瀬尾まいこの同名小説。
出演は北乃きいや「亡国のイージス」に出ていた勝地涼など若手が出演してます。母親役の石田ゆり子はちょっと合わない気がしました。
実はこの映画のロケ地は筆者の地元、山梨で行われました(生まれは違うんですけど)地元がどんな風に撮られているのかな、と気になったので映画館へ。興行収入ランキングでは残念ながら圏外と苦戦していて、残念ながらほとんどの映画館が打ち切りをするそうで・・・久々の大コケの映画となっている映画です。お客さんもお年寄りが少々で若い方はほとんどいませんでした。
予告編で描かれている部分で読めてしまうところがあるのは残念ですね。最近は予告をやっていることが実に少ない(低迷しているせいか、諦めたせいか)のでまったく知らないままで観たほうがいいと思います。こういう予告編を作る方々はもっとよく考えてほしい。自ら映画を駄目にしているのだから・・・
傍から見ると普通の家族(個人的にはそんな感じはしなかったけども)どこか遠慮がちだったのが、ある出来事によって徐々に壊れていく・・・そんな中から始まっていくんですが、映画の雰囲気が実に丁寧に作られていて、「大人が作ったいい意味での青春映画」という感じがしました。そんな雰囲気で映画が進んでいくので、睡魔と戦う方もいらっしゃるかもしれません(笑)最近の邦画にみられる「盛り上げて泣かせる」手法というのが使われていないので、ものすごく新鮮な気持ちでしたね。
中盤にかけて「このままいってほしいなぁ」と思ったのですが、原作があるのでそうはいかない展開に。原作批判とかそういう意味ではないんですが、こういう盛り上げ方はちょっと安易すぎるかなと。物語とはいえ、もっと大切にしてほしいです。温かい青春物語とはちょっと違う物語を期待していただけに中盤にかけての出来事は残念です。
終盤にかけては「くるみ」のPVのよう。ミスチルが好きなので、あんまり言いたくないんですが、いい曲なんだなと改めて思いました。最後のシーンはあのままエンドロールでもいいような気がしましたが、筆者が昔歩いた土手が映っていたのでいいかな(笑)
中学生に合わないなどまぁ多少無理があるなというところはありますが、ここ数年観た日本映画ではよく作られていると思います。ところどころでの何気ないセリフ(例えば「気づかないところで誰かに守られてるってこと」)は心に響いてきます。
ちょっと甘い評価かもしれません。でも久々にいい日本映画を観させていただいたと思いましたので、お早めに劇場へ。
監督は小松隆志氏。原作は瀬尾まいこの同名小説。
出演は北乃きいや「亡国のイージス」に出ていた勝地涼など若手が出演してます。母親役の石田ゆり子はちょっと合わない気がしました。
実はこの映画のロケ地は筆者の地元、山梨で行われました(生まれは違うんですけど)地元がどんな風に撮られているのかな、と気になったので映画館へ。興行収入ランキングでは残念ながら圏外と苦戦していて、残念ながらほとんどの映画館が打ち切りをするそうで・・・久々の大コケの映画となっている映画です。お客さんもお年寄りが少々で若い方はほとんどいませんでした。
予告編で描かれている部分で読めてしまうところがあるのは残念ですね。最近は予告をやっていることが実に少ない(低迷しているせいか、諦めたせいか)のでまったく知らないままで観たほうがいいと思います。こういう予告編を作る方々はもっとよく考えてほしい。自ら映画を駄目にしているのだから・・・
傍から見ると普通の家族(個人的にはそんな感じはしなかったけども)どこか遠慮がちだったのが、ある出来事によって徐々に壊れていく・・・そんな中から始まっていくんですが、映画の雰囲気が実に丁寧に作られていて、「大人が作ったいい意味での青春映画」という感じがしました。そんな雰囲気で映画が進んでいくので、睡魔と戦う方もいらっしゃるかもしれません(笑)最近の邦画にみられる「盛り上げて泣かせる」手法というのが使われていないので、ものすごく新鮮な気持ちでしたね。
中盤にかけて「このままいってほしいなぁ」と思ったのですが、原作があるのでそうはいかない展開に。原作批判とかそういう意味ではないんですが、こういう盛り上げ方はちょっと安易すぎるかなと。物語とはいえ、もっと大切にしてほしいです。温かい青春物語とはちょっと違う物語を期待していただけに中盤にかけての出来事は残念です。
終盤にかけては「くるみ」のPVのよう。ミスチルが好きなので、あんまり言いたくないんですが、いい曲なんだなと改めて思いました。最後のシーンはあのままエンドロールでもいいような気がしましたが、筆者が昔歩いた土手が映っていたのでいいかな(笑)
中学生に合わないなどまぁ多少無理があるなというところはありますが、ここ数年観た日本映画ではよく作られていると思います。ところどころでの何気ないセリフ(例えば「気づかないところで誰かに守られてるってこと」)は心に響いてきます。
ちょっと甘い評価かもしれません。でも久々にいい日本映画を観させていただいたと思いましたので、お早めに劇場へ。