軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『気になる記事 10/23』

2006年10月23日 | 気になる記事
 YouTubeでアキバから世界に――NIKE iDの広告戦略(ITmedia)
 
 Firefox 2.0は10月25日にリリース
 
 ヤフー、中間経常益は31%増 「Panama」導入へ
 
 YouTubeの利用者、米で急減 日本でも横ばいに
 
 セグウェイに乗ると“人に勧めたくなる”理由
 試乗会しないんですかね。ん~乗ってみたいけど高いです。

 「24」でギネスを目指せ
 途中で食事をとったら寝そうですけど、こういうイベントなんでとらないとならないでしょうね。48時間ぐらいならばいけそうですけど。まだ若いんで(笑)

 ソフトバンク、通話とSMSが0円の「ゴールドプラン」と「予想外割」を発表au、ドコモの経年割引を引き継げます──ソフトバンクがMNP向け料金プラン
 やはり仕掛けたソフトバンク。後日発表される「新スーパーボーナス」の概要が気になりますね。注意したいのは通話定額はスパボ+ゴールドパックのみ。ブルー・オレンジプランには適用されませんのでご注意を。それにしてもここまで料金プランをそっくりそのままやっていいんでしょうか。というかプランがありすぎて請求するときに混乱しそう・・・

 中村社長自ら街頭で“チラシ配り”──MNP前夜のドコモ
 この女性の方・・・マエケンに似ている。というのは別にして社長が街頭に出てキャンペーンを行うのはビール会社の社長がよくやりますね。パフォーマンスとしては地味ですが、これからも継続してほしいですね。

 「みなさんも、僕と一緒にauへ」──速水もこみちがauのMNPキャラバン出発式でアピール
 人形不気味だ・・・

 “光る巨大ドコモダケ”、ドコモ代々木ビルに出現
 ドコモの「おねえさん」が「可愛いので、人気ですよ~」と言うんですが・・・かわいんですか?コレ。それにしてもこの人マエケン・・・

 2年後のことはドコモにも分からない──ケータイデザインの今
 最近やっとデザインも面白くなってきました。しかしどこか似通っている機種が多くなっているのも事実。ストレート、折りたたみ、PDA型、スライド、リボルバー・・・新たなデザインが出てきて革命を起こしてくれることを期待したいです。

 「MNP予約番号」の発行は10月24日午前9時から──受け付け時間に注意

 KDDI、「ワンセグ」端末の契約数が100万を突破

 NTTドコモにMNPへの取り組みを聞く(impress)
 

 
 

『MNP開始前夜』

2006年10月23日 | 軽快?携帯の世界
 日付が替わり、朝九時からいよいよ受付開始となるMNP(モバイル ナンバー ポータビリティ)店頭での受付はショップなどが開店する十時となりますが、さすがに平日の朝から利用する方は少ないので、夕方あたりが初日のピークとなりそう。変更時の詳しいことは各キャリアサイトやネット記事を参照していただきたい。

 「MNP予約番号」の発行は10月24日午前9時から──受け付け時間に注意(ITmedia)
 MNPのギモン~今のキャリアからの転出方法は?(impress)
 番号ポータビリティ、あすスタート 年末商戦へ熱帯びる(CNET Japan)
 MNPいよいよ開始へ、au・ソフトバンク・ドコモが激突(PCWEB MYCOM)
 MNPやるもやらぬもこれ次第?各社の料金・割引プランの基本をおさらい!(日経bp)

 ドコモMNPサイト
 KDDI MNPサイト
 ソフトバンク MNPサイト


 今日明日のニュース番組はほとんどが「MNP特集」を組んでいます。テレビ東京の24日夜10:00~は「ガイヤの夜明け」で各社の舞台裏がみることができるので観てみるのもいいかと思います。
 残念ながらこれらのニュース番組をみて「納得」してはいけません。制度自体の詳しい内容はあまり偏りがありませんが、スポンサー寄りであったり、注意書きを表示しなかったりするので注意が必要です。実際にどんな事柄に注意すればいいのかみていきましょう。


  1、<基本料金より通話料の課金時間>
 大抵の方というか筆者も含まれますが、基本料金がまず気になるはずです。実際に無料通話など含まれたりして、料金=基本料金 というのが普通と思われます。しかし実際基本料金はあくまで「基本」料金であり、通話などをを中心に課金されるわけです。つまりどんなに基本料金が安くても通話料が高かったり、パケット通信が多いのに無料通話が多い高い基本料金プランを選んでしまったりと間違った選択をしている方が多々います。
 各社のカタログにのっている「通話料」の欄を見てみましょう。15円/分 20秒/10円 などと表記されているはずです。これらは何秒でいくら、10円で何秒という意味で前者の場合「一分間で15円」(通話が10秒でも15円。つまり分課金)、後者は「10円あたり20秒話せる」(10秒でも20円。つまり20秒課金)ということになります。現在ドコモ・au(WIN)は30秒課金、ソフトバンク(新料金プラン)は1分課金となっていて、各社旧プランなどは~秒課金となっており、au(1X)はプラン別~秒課金となっています。課金単位が細かければ、支払う通話料金も少なくなるわけで、現在入れるプランを考えてこの部分をみると auの1Xがお得ということになります。各キャリア「家族割引」などの見かけの基本料金を値下げした代わりに、通話料金(課金単位)を上げた場合もあるので、全ての方に言えるわかではありませんが、値上げしているキャリアのことを考えるとあまり得したとは言えないでしょう。もちろんキャリア側としても通話自体が減っているので、パケット定額制などの導入でARPU(月単位の使用料金)の値下がりを食い止める「工夫」しなければやっていけない、という事情もあるので何とも言えません。
 

  2、<ポイント・年間割引を考えずに移行すべき>
 「キャリアを長く使っていて、ポイントもいっぱいあるし、年間割引率が~%あるからMNPを利用するにはちょっと・・・」という方がいらっしゃいます。キャリアの端末が好きなど愛着を持っている方は除いて(笑)、ポイントや年間割引はそこまで重要なんでしょうか。確かにポイントは溜まっていれば機種変更や買い増し時に機種が安くなりますし、年間割引は使っていけば割引率が高くなり「お得」です。しかしキャリアを変更せずに自分に合っていない(他のキャリアに自分に見合ったプラン・割引がある)プラン・キャリアを使い続ければ確実にです。ドコモのプレミアクラブの上位会員でポイントが大量に溜まって機種変更・買い増しをよくする方など一部を除くと、ポイントなんて5000ポイント溜まっていても5000円しか安くならないですし、そのために高い基本料金を払っていくなんてばかばかしいです。一見お得のような感じをさせるのも「キャリアの思惑」。迷いを断ち切っていきましょう。
 さて問題となるのは「年間割引」。これは家族割引などと合わせて「半額」となったりする場合があるので悩みどころだと思います。そこで利用を考えたいのが「一人家族割引」。auでは「年割+家族割」と同じ割引を受けられる「MY割」がありますが、2年単位契約・9975円の解約料が発生するので長期利用以外の方はオススメできません。その代わりドコモ・auは同一名義で複数回線申し込むことができるので、さきほどの「一人家族割引」が利用できます。年契約も利用できるので、auの場合は「MY割」より解約料金が安いので長期利用者はこの場合を検討したほうがいいです。ただ現在加入しているキャリアで年契約などに入っている場合、解約手数料が余計にかかるので年契約などの更新月に解約するなど工夫をしてできる限り移行するときに費用がかからないようにしましょう。
 ※ ソフトバンクは期限付きで経年割引を引き継げることを発表


  3、<Cc、Bccでメールアドレス変更もなんのその>
 「メールアドレス変更がめんどくさい・・・」確かにその通り。しかしauが宣伝しているように変更時に各キャリアは「お知らせメール」などを送れるサービスを使えば実際そこまで手間はかからず変更できます。そうでなくともCc、Bccという機能を使えばPCと同様に同報メールが送れます。注意したいのは、Ccはほとんど使わないこと。Bccは同じメールを送ったメールアドレスを公開せずに送ることで、Ccは送った先全てのメールアドレスを公開する仕様になっています。仲間や友人に同じ内容のメールを送るときに利用しますが、あまり慣れていない方が多いせいか送った先のアドレスが全て個々にわかってしまっていることがあります。あれではプライバシーも何もありません。注意してください。詳しいことはこちらを参照してください。
 ※ 現在同報メールを送れる件数に制限があるので以前よりは使い勝手は悪くなった


  
  4、<ネックとなるのはコンテンツの引継ぎや利用料金>
 各項目でも例外があるように、コンテンツ(着うた・ゲームなど)の引継ぎができない部分は残念ながらどうしようもないです。コンテンツを提供している会社では引継ぎ可能としているところもありますが、基本的に機種変更・買い増しと同様に再び購入しなければなりません。キャリア・コンテンツ会社ともに再び購入してくれることはありがたいことなので、なかなか改善されないと思います。
 キャリアの解約金や新規契約を含めると移行するのに平均で5000円かかります。それプラス機種代金がかかるので決して安いとは言えません。しかも明日から始まるので何も急いで移行することはなく、ドコモの新機種が発売されるまで待ってもいいですし、まだまだじっくり考えることができるので、筆者に言えることは「よく考えること」だけです。
  

  5、<いっそのこと番号も変えてみる>
  3でお伝えしたように、一斉に変更したことを教えてくれるサービスがあることを考えると番号を変えてみるのもいいかもしれません。番号を変えるリスクをはかるのならばウィルコムという手が新たにでてきます。携帯電話よりはエリアの問題がありますが、音質は綺麗で料金が安く通話定額もあります。家族での使用や夫婦などで通話が多かったりする方は大幅に安くすることができるのでいいと思います。


 実に長い文章になってしまいましたが、おわかりいただけたでしょうか。絵文字がどのキャリアでもそのまま使えるなどMNP効果が出てきて、移行しない方でも恩恵が受けられてきた最近。しかしGPSサービス、テレビ電話など各社の魅力が少しずつ似通ってきたのも確かです。ソフトバンクでの混乱もあったりと、店員さんの不勉強が少々目立ってくるかもしれません。人任せにせず、自分で「学習」することが大切です。そのお役に立てれば筆者は本望です。さて、貴方はこの記事を読んで変更しますか?


 ※ ソフトバンクが本日追加で新たなプランを発表したため、概要は「気になる記事」へ