もう少しほしい作品でした
監督は誰もがご存知、スピルバーグ。出演は「ハルク」などに出演したエリック・バナ。今作品の彼を観て「エクセレント!」と言いたいほどいい演技をします。
パレスチナ問題についてあらかじめ知識を得ていた方が映画に入りやすいですね(リンク先必須)背景を知らないまま映画を観ると「???」になりかねないので注意してください(興味がなければ「ミュンヘン」を観ることは少ないですね)
今作は3時間近く上映時間があるのですが、長さをまったく感じさせない技量はさすがスピルバーグ。しかし筆者がいた映画館ではトイレに行く方が続出(笑 上映時間を確認してジュース飲まないからこういうことに・・・(確認してジュース飲んでいる筆者はおかしいかも)映画館で途中退席は自分もつらいし、周りの方にも迷惑をかけるので注意しましょう。
関係ない話がひと段落ついたところで感想。序盤はきっかけになったミュンヘン五輪での「事件」。通していえることですが、「プライベートライアン」のように最初の圧倒的な上陸シーンを観させられた後で落ち着いたシーンに入ると若干余裕が生まれるのですがこの作品は緊張感が途切れることはなく、自分が追い込まれるような感じがします。唯一といってもいい食事のシーンは安心できるのは前半だけ。この部分は「人間的に描きすぎている」という批判がありますが、双方の民族に対してバランスよく描かれていましたのでそういう批判は残念ながら当てはまらないと思いました。
中盤から終盤にかけては恐ろしさまで感じるほどの緊迫感でつまらないと感じてしまう方もいるかもしれません。前半の方で描かれた「家族」と後半のスピルバーグでは珍しい「セックスシーン」は生命というメッセージ性が伝わってきました。最後の場面は印象に残りますね。歴史を学び、それを未来に生かすという根本的なことを人間はせず、同じ過ちを繰り返し続ける・・・考えさせられます。
映画としての出来は評価は分かれるのではないでしょうか。自分で考えて観る映画(ドキュメンタリーに近い?)であるがゆえに、某監督のように「暗殺者に人間性なんていらんわ」という変に凝り固まった批評もあります。受身で観る映画ではありません。自分で考えられない方は残念ながら観ても意味がないです。
監督は誰もがご存知、スピルバーグ。出演は「ハルク」などに出演したエリック・バナ。今作品の彼を観て「エクセレント!」と言いたいほどいい演技をします。
パレスチナ問題についてあらかじめ知識を得ていた方が映画に入りやすいですね(リンク先必須)背景を知らないまま映画を観ると「???」になりかねないので注意してください(興味がなければ「ミュンヘン」を観ることは少ないですね)
今作は3時間近く上映時間があるのですが、長さをまったく感じさせない技量はさすがスピルバーグ。しかし筆者がいた映画館ではトイレに行く方が続出(笑 上映時間を確認してジュース飲まないからこういうことに・・・(確認してジュース飲んでいる筆者はおかしいかも)映画館で途中退席は自分もつらいし、周りの方にも迷惑をかけるので注意しましょう。
関係ない話がひと段落ついたところで感想。序盤はきっかけになったミュンヘン五輪での「事件」。通していえることですが、「プライベートライアン」のように最初の圧倒的な上陸シーンを観させられた後で落ち着いたシーンに入ると若干余裕が生まれるのですがこの作品は緊張感が途切れることはなく、自分が追い込まれるような感じがします。唯一といってもいい食事のシーンは安心できるのは前半だけ。この部分は「人間的に描きすぎている」という批判がありますが、双方の民族に対してバランスよく描かれていましたのでそういう批判は残念ながら当てはまらないと思いました。
中盤から終盤にかけては恐ろしさまで感じるほどの緊迫感でつまらないと感じてしまう方もいるかもしれません。前半の方で描かれた「家族」と後半のスピルバーグでは珍しい「セックスシーン」は生命というメッセージ性が伝わってきました。最後の場面は印象に残りますね。歴史を学び、それを未来に生かすという根本的なことを人間はせず、同じ過ちを繰り返し続ける・・・考えさせられます。
映画としての出来は評価は分かれるのではないでしょうか。自分で考えて観る映画(ドキュメンタリーに近い?)であるがゆえに、某監督のように「暗殺者に人間性なんていらんわ」という変に凝り固まった批評もあります。受身で観る映画ではありません。自分で考えられない方は残念ながら観ても意味がないです。