サロン経営の羅針盤

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連載・三分間経営講座

2018-07-27 07:14:04 | 日記
連載・三分間経営講座
5:25の法則
 「5:25の法則」とは、顧客離れを5%改善すれば、利益が最低でも25%改善されるという法則です。ともに顧客を資産と考え、顧客の生涯価値によるマーケティング・マネジメントの基盤となっています。つまり、生涯顧客化の重要性が理解できます。

美容業は典型的なリピートビジネスです。既存客を簡単に逃していては繁栄は望めません。それだけ既存客がもたらす利益は重要です。
既存客には新規顧客獲得の時のように、広告などのさまざまなプロモーションや特別キャンペーンなどを積極的に打たなくても、一定の売上を期待できます。

既存客は「親密な接遇」に徹していれば、繰り返し来店して頂ける有難い存在です。またSNSや口コミなどでサロンを紹介し、新規顧客を連れてきてくれる営業マン的な働きをしてくれる人もいます。
こんな素晴らしい既存客が沢山いるにもかかわらず、この状態に胡坐をかいては痛い目を見ます。如何に自店のサービス力に自信があったとしても、いつ離反されてしまうか分からないのがサービス業です。

  売上の維持を長期的な視野に立って行うのであれば、最優先すべきは新規顧客獲得ではなく既存顧客のケアです。
1.失客防止
2.新規顧客獲得
  優先順位的には新規客獲得は下位にして、失客防止を優先にします。 全体の利益を考えれば既存客を絶対に逃さないことが絶対条件です。

失客防止の遂行には四つのポイントがあります。先ずは「商品力」を高めることです。技術は勿論のことながら、清潔で衛生的な対応、及び「心くばりのある接遇」がサロンの価値を高める要素です。
明日に続きます。


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