サロン経営の羅針盤

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連載・美容サロンの差別化戦略。

2018-12-24 08:00:22 | 日記
2-3. 機能的価値の差別化の落とし穴。
「機能的商品による差別化」は無理です。機能的商品とは、その職業が提供する「本質的商品」のことです。
美容業で言えば「カット・パーマ・ヘアダイ・メーク」等の技術的なことで、これらの技術商品のレベルを高めての差別化は難しいのです。何故なら、これらの技術は「直に模倣されるから」です。
また、これらの技術は一定のレベルを超えると素人のお客には、その違いが判らないのが現実です。例えば、カットの上手・下手の違いなど、お客には理解されません。
プロの目から見ると大きな違いが在りますがが、お客からすると「同じように」見えていることがほとんどです。
しかし、繰り返し述べますが、これらの技術は美容業にとって「本質的商品」ですから技術が下手では論外で、他の「表層的サービス」ではカバー出来ないのです。
従って、「技術」が上手であることは当然のことで、それを超えたアプローチが必要になります。つまり、『上手で親切で丁寧』と『思わせる・感じさせる』ことが重要です。続きます。


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