連載・三分間経営講座

「業務日誌」を書き続けることの効果！

業務日誌を「書く」という行為は、「書き続ける」ことで価値の違いが生じます。「書く」という段階は「義務的・事務的な要素」が強いが、「書き続ける」ことで、経営に対しての「一貫性」が確立して行きます。

目的を持って業務日誌を書き続けることで、自分自身が認識できていなかった、「自店の経営に対する一貫性」が、ある日、突然「意識の昇る」といったことを感じることが生じます。　

ここで言うところの　「一貫性」とは、「軸・信条・信念」と解釈できます。
これは物事を成し遂げる上で不可欠の条件と言えるので、非常に大切なことです。　文章を書き記し続けることは、自身と対話し続けることにもなります。
それによって、それまで曖昧だった自分の思考や感覚が一つの軸となり、信条となり、信念のレベルにまで昇華され統合されて行きます。　

　言葉を換えると、「文章を書き続けることで、思考が右へ左へ揺れながらも、ある一定方向に収斂されて行く」ものです。曖昧だった思考が言語化され、一つの方向に収斂され、やがて「信念」にまで落とし込まれて行きます。
明日に続きます。