南青山なでしこ日記

南青山なでしこ(撫子)の音楽業界漂流事情日記

RCの清志郎

2005-08-03 10:58:51 | Weblog
清志郎がフジのホワイトで叫んだ。
「オレはもう35年もロックンロールをやっているんだぜ、イエイ!」
だいたい、オレはなどという言葉が似合わない、ぼくって、今でも、50歳を越えてるのにぼくって言葉の似合うミュージシャンだ。
ホワイトの清志郎はみごとにRCサクセションそのものだった。
もともと、RCは彼のものなのだから当たり前だが、ここまでRCを再現する彼を久しぶりに見た。
隣でカリスマトリマーの友達が泣いていた。

「みんなに、みんなに、こんな時だから聞きたいんだ、聞きたいんだ!いいかい?、いいのかい?」
こういう繰り返しは彼特有の音楽的しゃべり方のひとつだ。
そして、
「愛し合ってるかい?愛し合ってるかい!」
とささやき、叫んだ。
昔からRCのファンだった人なら知っている。
彼は35年前、まずは奇妙なアイドルフォークグループとして「僕の好きな先生」の大ヒットで17歳かなんかだったがスーパーグループになり、すぐに売れなくなった。
3人の客の前でも叫んでいた「あいしあってるかい?」

これだけは欠かさなかった。

特に意味などなかったように聞こえたこともあった。

やがて反抗的であることで自分の場所を確保し、プライドを保とうともがき、それでもほかのことの全く出来ない天才清志郎は叫び続けていた。

「あいしあってるかい?」

愛し合ってなんかいねえだろ、このやろう、おまえたち!、そう聞こえたことが一番多かった。

認めてもらえなかった時代、ただただ5万円かなんかの給料でロックンロールだけを抱えていた時代。
「今日は入ってるね」とライブハウス屋根うらのステージ横から覗いてそう言った横顔。
今日は、という言葉にジンと来た。
毎日いっぱいだったのに。
長い間客の少ない場所でさえ、同じ事をやってきた彼には「今日も」という言葉はそのころにはなかった。

あいしあってるかい、はホワイトではまっすぐに聞こえた。

愛し合ってるかい!

愛し合っていこうよ!

そんな風に届いた。

フジロックでライブを見たいと思う、その瞬間のすべてがここにある。

特別なロックの居場所がここにあるんだ。

ベランダの

2005-08-03 10:36:08 | Weblog
つたはこの二つをすべて使いきって元気になるでしょうか?

今朝は何となく静かです。

人生ですね。

ああ、どうか。

パス

2005-08-03 10:20:40 | Weblog
さようなら、フジロック2005
こういうものって捨てにくいなあ。
でももうゴミですよ。


もうロッキンオン2005へ向かう?