南青山なでしこ日記

南青山なでしこ(撫子)の音楽業界漂流事情日記

minkの「すき」は。

2005-08-14 17:48:11 | Weblog
スモーガス、メンバーの一人は昔の夫婦ユニット,ヒデ&ロザンナの息子君。
たまたま聞いたJ-waveのクリスの番組にゲストで出ていた。
はじめて彼らを見た頃はミクスチャーというか、ハードコアというか、そんなロックだった。久しぶりの彼らは聞きやすいレゲエスパイスのポップな曲になっていた。わかりやすく言うとデフテックみたいな感じかな。
「子供が出来たりしてこういうオレもいるんだな、と思ってこういうふうな曲が出来たので」と素直に、あっけらかんと自分の変化について話していた。

作風が変化するのはほとんどが彼のような理由だが、こんな風にラジオで言えるアーティストは少ない、ような気がするけれど,この頃インタビューをやっていないからこういうタイプも増えたのかもしれない。
もちろん、そろそろ真剣に売れたいなあとも思った結果なのかも。
でもこうして変わりながら、ミュージシャンを続けていくのは難しいこともある。

ヒット曲が個性をしばりつけ、そこから逃れようと極端な変化に走る人もいれば、自分のコピーを作らなければリリース出来ないことだってある。
長く続けることが最も難しい。

mink、彼女はデビューしたばかりだ。
アルバムに入っているドリカムの「すき」
もうドリカムを思い出せないほど違う。どういう人なのだろうか?
この「すき」はもう大人の歌に聞こえる。
美和ちゃんの幼さは完全にきえていてる。
歌う人によって作品は大きく変化していく。
だからグラミー賞などは作品にではなくアーティスト自身が受賞するんだって聞いたことがあるけれど、本当かな。

お盆休みでここも静かだ。
みんな何をしているの?
ニュースに出てくる混雑した電車に乗ってどこかへ行ってるのかなあ。

久しぶりのglobe。
やっぱり変わった。
keikoのglobeになったんだ。
彼女がはじけて聞こえる。
リーダーはkeiko かもしれないな、このアルバム。

そう言えば久しぶりに大江千里に会った。
渡辺美里の話になった。
西武球場の夏が今年で終わった。
小室哲哉も、千里も彼女の曲を作っていた。
エピックソニーのみんな同期のようなものだ。
ここに岡村靖幸もいた。
美里はみんなからもらった曲で大人になっていった。

それぞれの夏がゆっくりと過ぎていく。

私は昨日フリマをやってバテてしまった友達のビビアンのTシャツを洗濯ミスでシミをつくってしまいワイドハイタージェルで染み抜きの今日。

ああ。どこから書いてもお話が散らばっていく。
こんな日はもう止めた方がいいって事だね。