犬のいない生活なんて・・・忘れちゃった♪

ザッシュ一族が繰り広げる笑う犬(時々鳥)生活
No dogs, No life ! No smile !

ロンじ~さんの置き土産

2013年09月11日 | ロンの宝の時間

クェベックです。

たくさんの励ましのコメント、そして追悼記事を書いて下さり、本当に

ありがとうございました。

一つ一つのコメントや追悼記事を読み返しては、皆様が

お住まいであろう方角へ感謝の意を込めて頭を下げておりました。(マジか?)

ロンがこれほど人気者だったとは思いもせず、家主共々、今更ながら

ロンには犬望があったんだなぁと、しみじみ思っております。

今日はQなりのロンとの時間を振り返ってみたいと思います。

 

2008年のロン


【最後の散歩】

仕事から帰ってから、いつものようにサラロンピーと散歩に出かけました。

家主担当の若者チーム(サラピー)はヤングな分、歩くのが速い。Q担当の

ビンテージチーム(ロン)はポクポクとゆっくりと歩き。最近のロンには

電柱の置き手紙も届かなくなっていました。


この日はいつもと違って、見えないはずの我々をキョロキョロ探し、立ち止まっては

どこ?と再び探すそぶりを見せました。そして気配を感じると思いっきり笑いかけて

くれました。

立ち止まっては背中をポンと叩き「ここだよ」と言いながら歩きました。

あまりにも頻繁に同じ動作を繰り返すので、抱っこしてみると珍しくいやがる

こともなく顔をペロッとナメてきます。


「そうか、そんなに嬉しいのか。明日もみんなで散歩に行くぞ」と

能天気に話しかけていましたが、今となれば、明日自分がいなくなることが

分かっていたのではないかと思います。

 

2009年のロン


【老犬の世話は最高!】

ロンの若い頃のビデオを観てみました。そこに入っている我々の音声は、

「毛艶がいーねー」「ずっと年取らないんじゃね?」など能天気な

会話が残っています。この頃は老犬のイメージなんて全くなかったのでしょう。

でも老犬になってからのロンは、若い時とは違う味がありました。

老犬がこんなに楽しいなんて、思ってもいませんでした。


ロンが14歳を過ぎる頃には歩くのが遅くなり、大好きだったボール遊びにも

興味がなくなってしまいました。ここ最近は、目が見えなくなってしまったので、

部屋のいたるところにゴッチン防止のクッションをつけるなど、手間がかかることが

多くなってゆきます。


そういう手間を大変と思いながら実行すると、本当にいやになっちゃうんですよ。

しかしいやなもの、面倒くさいものでも、こうすれば楽しく、こうやれば

笑いを取れる(それしか考えてないかも)などと思考を変えると、不思議と

楽しく作業することができました。


ロンの快適な空間を作ることを考えるとやりがいになる。そのやりがいが

ロンの安心につながる。ロンが安心すればみんなが安心できると、すべてが

一本の線でつながっているが楽しかった。そのため、手間のかかる作業も

苦ではなくなりました。


2010年のロン


【最後のお別れ】

最後のお別れは前回の記事として書きましたが、残念ながらQは仕事で看取れま

せんでした。帰ってからロンと対面した時にかけた言葉は

「そっちはどうだい?」

の一言でした。15年一緒に暮らした濃い月日を思うと、正直、これ以外かける言葉が

見つかりませんでした。


荼毘に伏す当日、新しい世界で滑ると大変だろうと思い、バリカンで足の裏を

キレイにしました。いなくなった実感がしばらく湧かなかったのですが、

ロンに作った柵を撤去した後、ガランとした空間を見ると、淋しさが一気にこみ上げて

きました。


2011年のロン


【不思議なこと】

先日、ロンの夢を見ました。不思議なことに、はかなさも懐かしさもなく、

そこには見慣れた顔のロンじ~さんがいました。

「残されたサラピーで楽しくやってね。特にピーをよろしく、カカカ」と

ロンは嬉しそうに言ってたけど、これがロンの遺言だと思い約束しました。

 

ロンが逝ってからというもの、我が家の電化製品が壊れまくっています。

照明が壊れ、便座が割れ、バックアップのためのハードディスクが壊れ、あげくの

果てには食い意地が張っていたロンらしく、大好きな肉が入ってた冷蔵庫が完全に

壊れてしまい、現在我が家には冷蔵庫がありません。肉も一緒に持って行ったのかと

諦めましたが、家主は新しい冷蔵庫になると喜んでいます。

これはロンの策略でしょうか?

 

2012年のロン


【最後に】

15年という時間を駆け抜けたロンは、ザッシュ一族を卒業しました。

人間で言うと、生まれてから高校生になるまで一緒に暮らした事になります。

ロンとの時間を楽しませてもらい、散歩で分厚くなった肉球と、自慢の泳ぎを

見せるため、犬の神様に無事お返しすることができました。真っ白なロンの骨を見て、

飼い切ったという実感が少しだけ湧いています。先代犬が亡くなった時、ペットロスに

なりかけましたが、ロンがいて救われました。ロンがいなくなった今、サラピーの

笑顔が家主とQを救ってくれています。

 

2013年のロン

 

まだまだ終わりそうもないザッシュ一族、これからもよろしくお願いします!

最後に、今日までロンの事を画面の向こうから可愛がって下さった皆様、気にかけて

 くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

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 ←我がザッシュ一族は、永久に不滅です!


ザッシュ一族 ”サラロンピー” Qの夏休みを利用して、ロンの追悼旅行に

出発します。ロンがいなくなってしまったらネパールのヒマラヤトレッキングに

行こうと話してたのですが、うっかり予算がまったくない事が判明しました。

よって急遽行き先は関西に決定!


琵琶湖には愛があるのか?

そして神戸には??

夢の続き~~見せてくれるぅぅ~

相手探すのぉよぉぉぉ~~♪

サラピー連れて行ってきまっせ!

※コメントの返事はもう少しお待ちくださいませ。



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50 コメント

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こうべぇ~ (ぼお)
2013-09-11 00:43:54
神戸ぇ~泣いてどうなるのかぁ~♪
そ、し、て一つがおーわりーそして一つが生まれるのぉ
いってらっさーい!

ロンくんがくれた沢山の喜びと、ロンくんの居ない切なさを感じて追悼旅、遠くないない?琵琶湖?!
お気をつけて!

ロンくんとQさん、家主さんの軌跡はしかと!今後の犬達と過ごす参考にさせていただきます。

私も犬達と遊び倒します!
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Unknown (ブディ子)
2013-09-11 09:21:37
はじめてコチラにコメントさせていただきます。

ブログ読者になって日が浅い為、ロンくんが亡くなられたと聞き、正直掛ける言葉も見つかりません。
我が家も5年前先代ワンコを見送り、4か月前相棒ニャンコを見送りました。
老犬(猫)介護、やってる最中は本当に大変でくじけそうにもなりましたが、終わってみれば意外と楽しかったな。
家主さん、Qさん同様、我が家も雑種一家で、まだまだ世話をしないといけない子たちがいるので、私もその子たちに救われてます。

追悼旅で関西にいらっしゃると聞き、うれしく思っております。
私は神戸在住なので、どこかでばったり会えたらイイナと勝手に妄想しております。

北野に素敵なお店があります。
ワンコも泊まれる「北の坂ホテル」の1Fに、これまたワンコも入れるスペイン料理屋「candy」というお店があります。
おいしいお酒と料理を楽しめ、たくさんのワンコにも出会えますよ。
看板犬はアフガンですw
ちなみに、13日たくさんのワンコを引き連れて私行きます!

長くなりましたが、素敵な旅を楽しんで下さい。
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ロン君らしい (ミッキー)
2013-09-11 10:23:10
「みんな俺の物だ!」だと、虹の橋の向こう側に、電化製品を持ち込んだんですね。
最後の最後まで、ボスらしく(笑)

夢に出てきたロン君が、サラちゃんは、しっかりしてるから…ピー君をってのも納得いきます。

私も、ラーさんに選択を下した日と翌日は、夢を見ました。
一緒にスタスタ散歩していて…笑顔で、「落ち込まないで…。大丈夫 楽しいから…」ってニコニコしながら、言われました。


サラピーを連れての関西旅行 楽しんで来てください。
きっとロン君も、フラフラ遊びきてるはずだから…。
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Unknown (かざふ)
2013-09-11 12:10:41
ちゃんとロン君は置き土産を残していたんですね
ロン君らしいです

電化製品すべてにロン君の思いが詰まっていたんですね
夢の中のロン君良かったですね

天国からちゃんと見守ってくれていますよ
なかなか完全に心が戻るまでは時間が掛かるかもしれないですがサラピーと乗り越えてくださいね
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Unknown (dazz)
2013-09-11 13:02:43
夢の続き 見せてくれる 相手さがすのーよー♬
という事は、関西から老犬を連れて帰ってくるという事なのか!?
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Unknown (ぽんこま)
2013-09-11 16:27:45
ろんくん、ちゃんとお別れの準備、ご挨拶をしていたんですね。悲しくはあるけど、ハッピーエンドって思います!!・

前回コメいたしましたが、4月に15歳のわん子を大空に送り出し、今は17歳になる老犬「小町」のプチ介護奮闘中です。
クェベックさんのおっしゃるとおり、老犬との生活は穏やかでもあり楽しみも感じます。
考えて工夫して「どうだ!知恵の勝利だ~エッヘン!」って自画自賛したり、逆に、よりによって・・・って膝から崩れ落ちそうになったり・・・。

思い出は財産ですよね♪

関西追悼旅行、楽しんできてください。ブログ報告楽しみにしています。
いいなぁ、私も行きたいなぁ、神戸や琵琶湖!
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Unknown (ろんじいさんのファン)
2013-09-11 20:22:41
ろんじいさんの歳をとっていく様子が良くわかる写真ですね。でもやっぱり可愛い!みんなが少し元気になったみたいで少し安心しました。私は兵庫県の加古川市に住んでいます。関西にくるみたいですね。会えたらいいのになあ。またブログでどこに行ったか見せて下さい。ろんじいさんもみんなと虹の橋から戻ってきて一緒に旅行してるかも。もちろん一番元気な頃のロンに戻ってるから走り回ってね。楽しんで下さい。
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ジワワ~ン・・・ (ひま姉)
2013-09-11 20:29:48
ロン君の歴史写真で見てみると、
年々お顔が穏やかに、そして幼くなってるように感じるのは私だけでしょうか?
ザッシュ一族の中で、本当に大切にされ、幸せに過ごした日々を物語っていますね。

そして、照明やトイレ、冷蔵庫までシッカリ持って、
あちらの世界でのんびり皆さんの事見守ってくれるんですね~♪


そして、追悼旅行!
関西方面ですか~!
今までで一番ひま地方との距離が縮まるんですね♪
神戸か・・・行けなくもないぞ・・・イヒヒ・・・
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Unknown (リク)
2013-09-11 20:51:13
Qさんにも家主さんにも愛されまくったロン君。
愛していた分だけ、お別れは哀しく辛いものですが・・・。
ロン君、いろんなものを引き連れて行ったのね。
きっと向こうでもお肉たらふく食べてるね!

追悼旅行、楽しんできてくださいね!
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Unknown (きなこ)
2013-09-11 21:41:07
最後の写真のロンちゃんの笑顔
思わず「可愛いー!」って画面に叫んでしまいましたよー。
素敵な写真、記事をありがとう。。。(涙)
追悼旅行、めいっぱい楽しんできてくださいね!
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