さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

『風死す』

2020-07-26 17:04:32 | 俳句

夏は暑いから夏だ。

・・・と言うわけで、私は夏の暑さが大好きだ。

「北海道に住んでいて、暑さ言われてもねぇ~」

と言われそうだけど(笑)、

愛知に住んでいたときも、埼玉に住んでいたときも、

やっぱり私は夏の暑さが好きだった。

 

タイトルの『風死す』は、夏の季語。

「夏の真っ盛り、それでなくても暑いのに、

風がぴたーっと止んでしまって、

息苦しくって、耐えがたい・・・。」

といったイメージ・・・だと思う。

 

去年の夏、俳句を始めてすぐこの季語に出会った。

(7月に始めたので、まさにその季節だったので)

何だか意味が分からない季語が多い中(笑)、

これは実感を持ちやすくて、とっても気に入った。

そのときに詠んだ句がこれ↓。

 

風死せる背の子の傾る八合目

(かぜしせる せのこのなだる はちごうめ)

 

背中に子供を背負って山を登っていたのだけど、

八合目あたりまで来たら、風が止まってしまって、

暑さで背中の子供がグターっとしちゃって、

暑いわ、重たいわ、ったら、もう無理!

と言った感じ。

子育てあるあるっちゃああるあるだ。

 

さて、暑い話のあとは、涼しげな写真をアップしておこう。

 

昨日の北海道大学の大野池。

夏、この池に入ると、北大生は単位を落とすそうだ。

そして、その呪いを解くためには、

冬、凍った大野池を渡り切らなくてはならない・・・とか(笑)

 



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