カメラが★ー

スチールカメラです。
なんか、撮りたくなった。
撮ったこともないのにねえ。

好きなカメラマンに橋口譲二さんがいます。

生き方も面白いのですが、
彼の撮るポートレートが素敵です。
とてもドキュメンタリーです。

沢木耕太郎の本に
「ライト（撮影のための）をひとつつけると、真実がひとつ消える」
みたいな文がありました。

その通りなのです。

カメラは時にピストルの銃口のように
被写体をおびえさせます。
で、被写体からは何も出てこないことも、しばしば。

が、僕がドキュメンタリーを撮っているのは、
カメラのだから出てくるものもあるのです。

カメラを前にするということは、非日常。
だからこそ出てくる表情や言葉。
新橋の酔っ払いのインタビューが面白い理由でもあります。

僕の仕事は、しらふでそこまでの空気を作ることだと思っています。

で、橋口さんの写真。
ポートレートは被写体がカメラを意識します。
もちろん、その後ろの橋口さんやオーディエンスも。

緊張と非日常の中に、彼らの生き様や感情がしっかり写っています。
負けそうです。

で、カメラがホシー話。
かわいい娘とへらへら話しながら撮りたいんですよね。
「スカートちょっと上げて」
なんてね。

カメラがかわいそうですね。
じゃあ、定番のネコでも撮ってみますよ。
じゃあ、今のカメラで十分ですね。

四つ葉の絵本館、更新しました。
そうそう、昨日、四つ葉のクローバーみつけました。
お祭りの話なのですが、ちょっと悲しくもあります。


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