9月3日 (土) 曇り
台風12号が近づいてきている週末、連休なのだが遠出は計画しづらい。
城山にツルギキョウが咲きだしたと、唐津街道さんのホームページに紹介してあったので行ってみることにした。
城山だけでは少し物足りない、しかし四塚縦走はきついよなあ!それに雨の心配もあるし~と考えた末、近くの低山がなんかあったねえ!と、検索
宗像3低山で検索すると、新立山と許斐山を合わせて登った記事があり、これで行こうと!雨が降り出しても登山口が近いのであきらめも早くできるし、中止にもしやすい。
この軟弱計画ではたして3座登れるか~?
待ち合わせの城山登山口に9時半到着。隊長は早く来て待っていました。m(__)m
9時40分出発 登山口には何やら見知らぬ花
ツルギキョウを探しながら登るが見当たらず~。あっという間に山頂。
山頂広場のハナカズラは猛暑の影響か元気がなく今年は花を咲かせるのでしょうか?
地元の方に花の情報を聞いて下山中に何とか発見。
お初です。福岡県ではかなり希少な植物です。
細いつる性の多年草。葉は卵心形で先はあまりとがらない。粉白色を帯び,長い柄がある。花期は8~10月,葉腋に1花つき,長い柄で下垂する。花冠は鐘形で白色,内面は淡い紫色。裂片は5個で先はとがり,反り返る。
狙いの花に出会えたので、満足して下山。10時50分
さて天気ももちそうなので次の新立山へ向かいます。コンビニで食料調達。正助ふるさと村をナビにセットして~
正助ふるさと村の下の駐車場に車を停め出発。11:15
先行者がいらっしゃったので一応登山口方向を確認、道なりにだらだらと舗装道路を歩いていく。
道標などホントしっかりしてます。小学生の遠足にもってこいの登山道。ニラの花が咲いてました。
この山にはとにかくヤブミョウガが多かった。
新道との分岐があり、此処は右へ。帰りは新道を使いましょう。
古い石積みの登山道
どこまでもなだらかに登って行っていつの間にか山頂。この山頂が良かった!広い山頂で桜の大木があり日陰を提供してくれる。目線の高さは開けていて周囲の展望はすこぶるよろしい。南側にはトヨタの九州工場が眼下に。涼しい風が吹きランチには最高の場所でした。宗像側に新立山という標識があり、宮若側には権現山という標石が。双方で山の呼び名が違うのかもしれませんね。
センニンソウが咲いてました。
下山は新道経由で。途中弥勒菩薩が祀ってあったので立ち寄っていく。
駐車場に戻ったのが、12:45
まだ天気は崩れないようなので、予定通り最後の、許斐山(このみやま)へ向かう。
王丸天然温泉やまつばさのの近くに登山口がある。13:15出発
登山口までは200mほど車道歩き。登山口には地図や山の歴史などの説明版があり、登山道は良く整備されており大変歩きやすい。よほど地元の方がメンテナンスされているのでしょうね。
植物の説明などもいたるところにあり、ハグロソウの群落も。3座目ですが、今日は隊長がやけに調子がいい。
こちらはかなり離され急登をえっちらおっちらと~
熊野宮に立ち寄り休憩
またまた急登。ここは距離はないですが急登の連続。3座目のおじさんには堪えますバイ。
山頂(270.9m)からは四塚の山並みが一望。こちらもなかなか良い!
ここの山頂にもセンニンソウが咲いてました。下山は周遊道で。急斜面をトラバースしながら山を反時計回りに下って行く。
帰りはこのみ公園の中を通ってみると、小さな池があり、何やら白い花。帰ってから調べると、アナカリス(オオカナダモ)という花らしい。スイレンの蕾も二つほど、大きな白い花は花生姜
駐車場に14:25到着
3座合わせて4時間ほどの山歩きでしたが、どの山も地元の人が大切にされている里山なんだなあ!と実感。
時間の割に、最期の許斐山はきつかった。お付き合いいただいた隊長、有り難うございました。
今日はもう一つ思いがけず、スズムシバナを見ることができた。大きなお土産を頂いたような幸せな一日になりました。
色はちょっと薄目でしたが、元気に咲いてました。