マンション管理士綾さんのブログ

マンション管理士は「正義の味方・月光仮面」?

三芳町初のマンション管理セミナー&相談会、意見交換会成功裏に

2016-04-07 21:58:19 | 随想
平成28年3月26日、富士見市のお隣さん、三芳町藤久保公民館にて、マンション管理セミナー&相談会
が開催されました。
主催は一般社団法人埼玉県マンション管理士会、三芳町と埼玉県及び埼玉県マンション居住者支援ネットの
後援を頂き、管理士会西部ブロックで、案内チラシの配布などの準備を重ねて、開催したもので、
講師は杉本哲也管理士(管理士会理事、前理事長)が「《二つの老い)建物再生と管理形態孝」と題した
講演が行われた後、意見交換会を行い、終了後、予約者等の個別相談会を行いました。
個別相談会として私が2つのマンション管理組合からの相談を担当しました。

一つはこれから大規模改修事業を始めようとしているが設計管理方式のコンサル導入の留意点等。

今一つは、高齢化で役員の成り手不足の中で自主管理で頑張っているが、どうしたものか、管理会社に
依託したいがとの相談でした。
管理会社に委託すれば「安心しておまかせ」とはなりませんよと話す中で、
その自主管理の中身を聞くにつけ、驚くべき実態が明らかになり、そちらの対応を遺漏なく行う
ことが先決ではないかと、蛇足ながら、警告的アドヴァイスを差し上げることになりました。

管理会社でも管理業者でもない、元建設会社社員で独立して一人でやっているという人物に
マンション管理料を払っているだけでなく、ほぼすべての事業をその人を窓口に実施している
事業計画、事業の実施、発注行為など、この間の決算内容を見ると、私どもの相談実績や、
これまでのキャリア実績から体験した金額に比べて、明らかに不当に高い金額が支払われて
いることが、一見して解るほどの代物でした。

見積もりを求めると「俺が信用できないというのか」との言葉がかえって来るという。
合見積もり以前の段階で先に進めないという。
管理会社としての規制対象にもならない、一個人に支配されている驚くべき実態が明らかになりました。

組合員の67%が70歳以上で、長期療養者4名、空き戸数3戸
全世帯の30%が一人暮らしの高齢者という現状で、5年後、10年後どうしたものかと悩んでいました。

第3者管理というのはどういうことですか?との質問も出され、今後の三芳町相談窓口などでの
ご相談を呼びかけて時間となりました。


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