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佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

会えない時間は、会っている時間より、人を想っている。 2

2024-05-04 12:08:34 | 日記

顔を見たり、直接、
言葉をかける機会がな
かった平安時代。
想いを伝える第一歩は、
「和歌」を送ることでした。
いわばラブレターです。

紙に趣をそえて、芳しい
香りを焚きしめ、
墨色を気遣いながら、
その筆遣いに想いを吹き
込む。
たとえば、木々が芽吹き、
地上にいのちが咲き誇る
情景をかさね合わせ、歌
を詠んだのです。

人が、人を想う気持ちを、
人の手で、心を込めてカタ
チにする。
和歌は、手作りの贈り物
なのですね。
自由に、人が、人と会え
なかった時代、会えない
時間が長いからこそ、
人を想う時間は色濃く、
鮮やかだったのかもしれません。


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「愛されているという自信がそのオーラを作るのだろうか」。

2024-05-04 12:07:04 | 日記

幸せになりたいと思ったときから
しあわせは始まっている

だけど手のひらにのっか
ているこの種が
どちらのタネだかわから
ない

私はときどき弱くなって
しあわせをあきらめそうに
なる

すると美しくたおやかな
芽は
あきらめのかたちに
変わってしまう

だけど決して踏みつけな
いで
夢という名の光りと水で
しあわせの芽に変わるの
だから

いろんなことがあるけれ

可憐な花を咲かせま
しょう。 


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女性は、いろいろ美しさが重なってできている。

2024-05-04 12:05:30 | 日記
誰かと、ハーモニーをつくる。
ステップをふみ、街をいく。
未来、それは、白紙の五線譜。

今日も、タクトをふる。
わたしは、わたしという
人間を奏でることができる、
たったひとりの音楽家。



YouTube
Naked Heart

https://www.youtube.com/watch?v=hRix1pT4vGE
 

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Invitation  of  LOVE

2024-05-04 12:04:25 | 日記
ゴールインするための恋じゃなく

友達に自慢するための恋じゃなく

昔の恋をなぞるような恋じゃなく

どっちが不幸になる恋じゃなく

黙ったまま誰かを想う恋じゃなく


たぶん、一人より二人のほうが、
人生は楽しいから。


Invitation  of  LOVE


YouTube
絢香 Ayaka - "たしかなこと" ラジオ局で歌ってみた‬
https://www.youtube.com/watch?v=xWBLhgAIydA

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「遠 恋」 好きでいさせて ―Ⅱ―

2024-05-04 12:02:41 | 日記
駐車場の向こう側に広がって
いるのは、雑木林、いや、
深い森なのかもしれない。

その闇の中から聞こえてくる
のは、風の音と、辛うじて命
の灯を点(とも)している。
弱々しい虫の音。

心細さと不安で、胸がしめつけ
るようだった。それまで軽いと
思ってきた鞄が、ずしん重く
感じられる。

切符売場のそばに、公衆電話が
あるのに気づいた。意思とは
関係なく躰が動いて、わたし
は財布の中からコインを取り
出しながら、立ち上げってい
た。電話の前まで歩み寄り、
受話器を取り上げた。

その時ふいに、胸の奥から、
掴みどころのない感情の渦が
湧いてくるのを感じた。

わたしは本当に、あのひとの
近くまで、来ているのだろ
うか。

日本にいる時よりもっと遠い、
もっと長い、もっと暗い
「距離」を感じてしまうのは、
なぜなのか。わたしはあのひと
には、会えないのではないか。

言葉にすれば、そんな風になる。
無論その時にはまだ、言葉になっ
ていない。

漠としたその不安―――恐怖に近い
感情―――は、数回の呼び出し音の
あと、電話がつながった瞬間、確信
に変わった。

それは、限りなく悪い予感であると
同時に、なぜだか明るい直感でもあ
った。心を海にたとえるならば、わ
たしはまるで自分の両足が海底に
届いたかのように、そのことを感知
していた。

あのひとは、ここにはない。
「へロゥ?」
JFK国際空港で耳にした女の人の
声が、今度はわたしの耳もとに、
くっきりと届いた。彼女の息づ
かいまで、わかるほどに。

ジャネットではなかった。その
声は若く、細く、鋭利な刃物の
ように研ぎ澄まされていた。

ひと呼吸置いてから、わたしは
一語ずつ、はっきりと発音した。

「こんにちは。そちらに、カイセイ
さんいますか?」
「ええ、ここは確かにカイセイの
住んでいる家です。でも彼は今、
ここにいない。

あなたは、誰?」



 

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ひとこと少ない人

2024-05-04 12:00:11 | 日記

フツーの生活は、たくさんの
フツーのコトバたちで
できている。

たとえば、誰かと、
何かおいしいものを食べた
とき、グルメレポーター
みたいなひねった言葉は
必要無い。

おいしいから、「おいしいよ」。
フツーのコトバが、いちばん
伝わる。

おいしいよ。

※モテる女性たちを見て
いると、場を盛り上げる
おしゃべり上手な方もも
ちろん多いですが、

物静かな女性もやはり一
定の人気を集めているよ
うに感じます。ずばり、
「ひとこと少ない人」。

何を考えているのか気に
なるミステリアスさ。
行間で語る奥深さ。そ
んな女性は、同性の目に
も魅力的に映るものです。


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