あかねさす昼は缶のまま飲むビール一人暮らしは旅にも似るか    『心に咲き続ける薔薇』

2023-07-31 13:35:13 | 日記
咲けば必ず散るのが花の
運命だ。
美しければ美しいいほど、
散るのはさぞ辛いことだろ
う、と思うのが人の心だが、
花の心は、どうやらそうで
もないらしい。

堂々と花ひらく薔薇。散る
ことを前提としていながら、
こんなにもいさぎよく、明
るく、美しい。
これまでの自分の生き方は
散ることを怖れて、咲くこと
をためらっていなかっただろう
か?

散ると決まったわけでは
ないときにも、一歩が踏み
出せないことがあったので
はないだろうか?
花は生きている、これからは
違う生き方を選んでいきたい。

『ためらひもなく花季(はなど
き)となる黄薔薇
何を怖れつつ吾は生き来し』

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訪れを待ちて飾りし孔雀草 君去りてなおつぎつぎひらく『今日が・・・』

2023-07-31 13:32:47 | 日記
過去は帰ってこない、
未来はわからない。
過去を悔やむことなく、
「今日が最初の日だ」と考えて
希望を持って取り組む。

明日があると思わずに、
「自分の最後」と考えて全力を
投入する。
そして、ちょっぴり人生に臆病
であれば、すべてのことに真剣
に取り組めるはずです。

そうすれば、人生をもっと楽観
的に、意欲的に生きられるはず
です。

たった一度の人生なのに、過去
にとらわれたり、取り越し苦労
ばかりして暗闇の人生を歩いて
もつまらない。

「人生は微笑みを作り出す道場だ」
と言います。
もっとしなやかに楽しく生きたい
ものです。
 

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一生(ひとよ)かけて愛してみたき人といて虚実皮膜の論を寂しむ

2023-07-31 11:58:26 | 日記
男性は決して、女性の実年齢で
「この人はダメだ」というふう
に判断しない。
女性が思い込んでいるほど、
男性は女性の年齢を意識して
いない。

男性が相手の女性の年齢を意識
し始める原因は、女性がつくって
いる場合がある。
実際の年齢差より、話してみて
若々しい女性と、実年齢より老けて
しまっている女性との差のほうが
大きく感じる。
要するに、精神的な年齢の印象の
ほうが圧倒的に大きい。

結婚年齢は、男性が女性より3歳
年上というのが世の中の平均値で
あったとしても、そんな平均値は
意味がない。
自分をその平均値に、無理に当て
はめチャンスを逃がしている人が
いる。

年齢にこだわっているのは、決して
相手ではない。
あなた自身が年齢にこだわっている
んだ。
それでチャンスを狭めてしまっては
もったいない。
「キミの生まれた年につくられ
たワインを飲みに行こう」。



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同じもの見つめていしに吾と君の何かが終わってゆく昼下がり

2023-07-31 11:56:43 | 日記
 
 
慎ましく生きたい。
 

でも、心豊かに生きたい。

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吾をさらいエンジンかけた八月の朝をあなたは覚えているか

2023-07-31 11:55:55 | 日記
 
 
 
運命の人に巡り合いたいと
誰でも願う。
でも、巡り合っても分からない
ことが多いのは、
運命の皮肉。

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「また電話しろよ」「まってろ」いつもいつも命令形で愛を言う君

2023-07-31 11:53:56 | 日記
柔らかいとげが指先を刺す。
ぷちんと指先が赤く滲む。
それは恋に似ている。

優しさにどうしようもなく
傷ついてゆく恋に似ている。

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寄せ返す波のしぐさの優しさにいつ言われてもいいさよなら

2023-07-30 14:13:57 | 日記
愛を告白することは
勇気がいること、
エネルギーもいります。
愛を告白することは、
友だちをなくす覚悟が
いります。
断られて、傷つくかもしれま
せん。
でも、愛していることをいわな
ければ、歴史は進まないのです。

ラブストーリーの
主人公になれません。
いつか誰かに愛されたいから、
いつも誰かを愛していたいんです。                               

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「心のおもむくままに」

2023-07-30 14:12:02 | 日記
「幸せになるには必ずなにかがな
くてはいけなくて、それがあるか
ら幸せなのだ。つまり、外界から
に依存した感情だ。
喜びにはそんなものはいらない。
目に見える理由がなにひとつなく
てもわたしたちをつつみ、まるで
太陽みたいに、自分自身の核を燃
やしながら燃えつづける」

幸せと喜びとの違い。幸せには
「○○だから」というような、
ある程度客観的な理由が存在し、
他人もそういうものさしで人の
幸せを見ている。
が、喜びというのは、人それぞれ
で、何をもって喜びとするか、ど
ういうときに喜びを感じるか、に
客観的な理由というのは存在しな
い。

せつなさと淋しさとの違い。これも
また、幸せと喜びとの違いに似てい
るような気がする。
淋しさには、客観的な理由がある。
この人は淋しそうだなあと、他人
でも想像がつく。でも、せつなさ
は人はそれぞれだ。
そして幸せよりも喜びを――
と同じように考えると、淋しさ
よりせつなさを、たくさん感じる
ことのできる恋愛のほうが、より
素敵かもしれない。

たとえばクリスマスイブに、何ら
かの理由で恋人に会えない場合。
淋しさではなく、せつなさ感じる
恋を、私はしたいと思う。
淋しさというのは、他人の目を
気にしたり、自分を中心にして
生まれる感情だろう。みんなは
デートしているのに、とか。

でも、せつなさは、違う。会え
なくても、相手のことを思うから
こそ、生まれる感情だ。
“せつなさと淋しさの違い問う
きみに口づけをせり 
これはせつなさ“

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背に揺れる水筒の中の体内音のように聞きおり

2023-07-30 14:07:08 | 日記
子どもが母親を慕うように、

時として誰かを
求めたくなります。


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まろやかなランタンの灯に照らされて天井低く我ら語れり

2023-07-30 14:07:08 | 日記
これ以上かくと恋が壊れる
かもしれない
これ以上書かないと恋が
消えるかもしれない

あなたが待っている空の向こうに
何を送ればいい

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あおむけに髪洗われて泡のなかの私の頭蓋の形を思う

2023-07-30 14:02:44 | 日記
また一日、過ぎていく。
かげろうもえる窓辺で、頬杖を
ついている私がいた。二年前、
三年前の旅行を思い出して
いる。

京都では、どこの寺院の境内も
新緑が気持ちよかった。
人けのない庵のそばで、あなたは
いたづらっこのようにキスを
せがんだ。

玉砂利に数人の足音が聞こえ、
僧侶たちが通った時、ふたりで
あわてて石灯籠の影に隠れ
たっけ。

 
・・・こんなに優しい人なのに
あなたの優しさが、わからなく
なる時がある。女はたぶん、欲
が深く、いつでもときめきに
囲まれていたいと贅沢に思う。

「一日一日は、確実に過ぎてい
くんだし、細かいことに気にした
って仕方ない。今日の日にグッパ
イして、また一日始まる」

あなたは、細やかで、ナイーブに
見えても、さっぱりとした男
らしさがあって、やはりそれに
私は頼っている。

外は、本当に静かな、しめやか
かな雨が降っていた。

・・・これ以上、愛をねだる
なんて、贅沢な私・・・

胸があなたにふれた時
木々のざわめきがかき消され
敏捷(びんしょう)な小鹿の
ような瞳が
夜の闇へと とけていった。
・・・・
 

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『雨風』 ーあめかぜー

2023-07-30 12:02:24 | 日記
「昼間はケーキで美味しい顔
夜はお酒で美味しい顔
ぼくはきみから目が離せない
美味しい顔が 一番美人」

【飲み会もお茶会も大好き】
お酒も好きだしケーキも好物、
という人がいます。
甘いのも辛いのもOK,

いわゆる両刀使いの人を「雨風」
といいます。なんともおもしろ
い言葉でしょう。

実は大阪を中心とした上方の言葉
で、どうやら「雨風食堂」という
使われ方をするようです。

「雨風食堂」は、甘いお菓子、
ご飯、うどん、酒と、ジャンルに
こだわらず何でも食べられる食堂
という意味で、正確な語源について
わかりませんが、

「甘え辛え」が「雨風」となった、
つまり駄洒落ではないかという説
があるそうです。

こんな食堂があったら「雨風食堂」
と呼んでみては。

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「大切にされる人」

2023-07-30 12:00:43 | 日記
すばらしい技術や能力や、役
割を持つこと。これは、人から
大切にされる条件だ。

しかし反対に、何の技術もなく、
何もできない人も大切にされる
ことがある。

たとえば赤ん坊。赤ん坊は無力
である。泣くことと眠ること
しかできない。

一見、何の役にも立たない。
しかし大切にされる。なぜだ
ろうか。

赤ん坊には無限の可能性があ
る。未来がある。今は何もでき
ない無力な赤ん坊だが、これか
らどんどん成長していく。

こういうヒトを、人は大切にす
るんのではないだろうか。

つまり、今はたいした能力がな
くとも、素直で、行動力のある、
これから成長する可能性を秘めた
人だ。

また、世話をする楽しみがある。
人の世話をすると、「自分が誰か
のために役立った」という気分に
なれる。めんどうを見たり、世話
をすることによって、

自分も何か学んだり、成長できる。

大人になっても、赤ん坊と同じ無力
では困る。自分では何もせず、人に
依存するだけではダメだ。

しかし、ある一面で無力であっても
いいのではないだろうか。

非情に貴重な能力を持つ人でも、何
ごとにおいても全て得意というわけ
にはいかないどろう。

苦手なことも、きっとある。すばら
しい絵を描く人が、

「実は私は歌がへたくそで・・・・」
ということもあるはずだ。

「あの人は、アイデアはすばらしい
けど、事務能力がないな。事務では
私がいろいろ教えてあげよう」

と、はりきって大切にしてくれる場
合もありそうだ。そんなときは、事
務の面ではしっかりお世話になって、

今後の成長を期待させれば、大切に
されるだろう。

「事務なんかできなくたって生きて
いけるんだ。そんなの必要ないバカ
げた能力だ」などといっているよう
ではダメだ。
大切になれる見こみはない。

自分にできることは快く提供して、
できないことは素直に提供しても
らう。お互い様に助けあえる人が、
大切にされるのである。
 

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「たかだか百歩」

2023-07-30 11:59:18 | 日記
「百歩譲って・・・」という言葉が
ありますが、たかだか百歩なら、い
つでも譲ります。

地球の果てまで歩くのではあるまい
し、百歩はすぐそこまでの距離です。

もちろん僕にも、なかなか譲れない
頃がありました。

人は負けん気が強い生き物なので、
ちょっとでも違う考えに触れたと
たん、否定したり、言い負かそう
としたりします。

殴り合いにはならないけれど、言
葉の戦いを繰り広げてしまうので
す。

僕は戦わないルールを設けました。
その結果、百歩くらい楽に譲れる
ようになったのですから、あなが
ち悪いことではないでしょう。

戦わないために大切なのは、人の
話しをよく聞くこと。

相手に先にしゃべらせ、「もうこ
れ以上、話すことがありません」
と言われてもさらにしゃべらせ、
その間はずっと真剣に聞くのです。

そのうち「ふうん、自分の意見と
は違うけれど、それもありかなあ
・・・」などと思えたりします。

たとえそう思えなくても、相手が
どういう根拠でその意見を述べて
いるかが、立体的に理解できます。

戦わないルールをつくって以来、
人と意見が対立したときでも、
「それは違うでしょう」と否定
することはなくなりました。

もちろん百歩は即座に譲れます。

だからといって、自分を殺したり、
考えを曲げているわけではありま
せん。

相手の意見をまず聞き、「お先に
どうぞ」と譲ってから、自分に
合ったペースで、のんびり自分
の道を歩くこともできるのです。

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砂漠で乾いた人生よりも、涙で潤っている人生を私は選ぶ。

2023-07-30 11:58:12 | 日記
情熱と苦悩の綯(な)い交ぜになった
彼女の貝殻骨のあたりを、そっと、
この手のひらで撫でてあげたくなる。
今のわたしには、ゆるやかな痛み
のように、わかっている。

あのひとの言った通りなのだ。
つながるのは心と心。それ以外
では、人はつながることなどで
きないのだと。


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