12月19・20日
時々
19、20日の2日間にわたり上棟が行なわれました。
上棟は木造軸組住宅において最大のイベントですね。でも、感慨にふける間もなく、「あれよ、あれよ」という間にどんどん柱や梁が組まれていきました。
簡単に言うと、出来上がった土台の上に柱を立てていき、次に柱と柱を梁(はり)でつないで、最終的には屋根で最も高い部分の棟木(むなぎ)を取り付ける作業です。センチュリーでは通常、アスファルトルーフィングを敷き、瓦を留める桟までを上棟の日に行ないます。
1 土台に柱を立てていく作業
柱には凸の部分があり、土台には凹の部分があり、これを利用して柱を立てる。柱をしっかり土台の穴に押し込む。

2 胴差しを取り付けて、家の外周部分(家の胴回りにあたります)の骨組みを完成させる。
胴差しは通し柱と呼ばれる長い柱に突き刺す(差す)形で固定される。(これが胴差しの名前の由来?)

この写真の横架材が胴差しです
胴差しが取り付けられると、次に
3 床梁(ゆかばり)を取り付ける作業がおこなわれる。床梁は2階の床を支える役割がある。

梁が組まれ梁と梁とが直交しているところにたくさんの羽子板ボルトで緊結されている。火打ち金物も使われている。
4 床梁が組み終わったら、次は羽子板ボルトを使って梁と梁を緊結する。
羽子板ボルトは胴差しと床梁や梁と梁が直交する部分に使用されるため最も多く使われる金物の1つ。
鋼板にボルトを溶接したもので、羽子板の形に似ているのでこの名前が付く。
梁には前もって、羽子板ボルトを取り付けるための穴がある。
羽子板ボルトのナットを締め付けて梁の接合部を引き付けながら強く締め付けなければならない。

羽子板ボルト
5 ナットを締めつけて羽子板ボルトを固定。羽子板ボルトは数が多いので締め忘れがないように注意。
羽子板ボルトが付くと揺れないようになり安定する。
6 組上げた梁の上に、構造用合板を使い下地としての床を敷いていく。
これは釘等で固定されてはいないが、これで梁の上を綱渡りのように歩かなくてもすむ。
(この合板は後で実際にフローリングの下地材などに使われるのに、靴の泥汚れで汚くなり、掃除して使われるのか気になるところです。)
7 また、柱を立てていく。

次に屋根の施工について
1 垂木を取り付ける
垂木とは屋根の一番高い所の棟木から桁にかけて、斜めに取り付けられる部材。

2 ひねり金物で垂木と桁を固定。ひねり金物は屋根を守る大事な金物。
3 垂木の上に野地板のせ、垂木が通っている部分を野地板の上から釘で打ちつけていく。


野地板が約半分ほど貼られた時点でタイムアップです。
野地板さえも完成出来ませんでした。 (「う~む」
私の嘆きの声)
19、20日の2日間では上棟が完成されませんでした。19日は大工さん6人とラフターを操縦する運転手さんとで順調に作業が行なわれ、20日は8人の大工さんプラス運転手さんで作業が行なわれたのですが、20日の朝は霜が降りていたため直ぐに作業出来なかった事と一部プレカットされていない部材があったそうで、これが大幅おくれの原因と思われます。
また19日の上棟初日にカメラの調子が悪くなり、細かく写真をとることが出来なかったので、文章だけでは、わかりにくい部分もあるかと思います。
寒さでカメラもストライキを起こした模様
電気店の店員さん談
現場では動かないのに電気店で店員さんがさわると動くので、壊れてはいないのだとか・・・でも寒さでカメラが写せないことがあるのでしょうか
不思議ですね。
次に、ちょっと気になる所を写してみました。

間柱の位置にアンカーボルトがあります。どんな風に処理されるのか気になるところです。

間柱の位置にほんの少しですがやはりアンカーボルトの座金が干渉しています。

傷ついた土台


19、20日の2日間にわたり上棟が行なわれました。
上棟は木造軸組住宅において最大のイベントですね。でも、感慨にふける間もなく、「あれよ、あれよ」という間にどんどん柱や梁が組まれていきました。
簡単に言うと、出来上がった土台の上に柱を立てていき、次に柱と柱を梁(はり)でつないで、最終的には屋根で最も高い部分の棟木(むなぎ)を取り付ける作業です。センチュリーでは通常、アスファルトルーフィングを敷き、瓦を留める桟までを上棟の日に行ないます。
1 土台に柱を立てていく作業
柱には凸の部分があり、土台には凹の部分があり、これを利用して柱を立てる。柱をしっかり土台の穴に押し込む。

2 胴差しを取り付けて、家の外周部分(家の胴回りにあたります)の骨組みを完成させる。
胴差しは通し柱と呼ばれる長い柱に突き刺す(差す)形で固定される。(これが胴差しの名前の由来?)

この写真の横架材が胴差しです
胴差しが取り付けられると、次に
3 床梁(ゆかばり)を取り付ける作業がおこなわれる。床梁は2階の床を支える役割がある。

梁が組まれ梁と梁とが直交しているところにたくさんの羽子板ボルトで緊結されている。火打ち金物も使われている。
4 床梁が組み終わったら、次は羽子板ボルトを使って梁と梁を緊結する。
羽子板ボルトは胴差しと床梁や梁と梁が直交する部分に使用されるため最も多く使われる金物の1つ。
鋼板にボルトを溶接したもので、羽子板の形に似ているのでこの名前が付く。
梁には前もって、羽子板ボルトを取り付けるための穴がある。
羽子板ボルトのナットを締め付けて梁の接合部を引き付けながら強く締め付けなければならない。

羽子板ボルト
5 ナットを締めつけて羽子板ボルトを固定。羽子板ボルトは数が多いので締め忘れがないように注意。
羽子板ボルトが付くと揺れないようになり安定する。
6 組上げた梁の上に、構造用合板を使い下地としての床を敷いていく。
これは釘等で固定されてはいないが、これで梁の上を綱渡りのように歩かなくてもすむ。
(この合板は後で実際にフローリングの下地材などに使われるのに、靴の泥汚れで汚くなり、掃除して使われるのか気になるところです。)
7 また、柱を立てていく。

次に屋根の施工について
1 垂木を取り付ける
垂木とは屋根の一番高い所の棟木から桁にかけて、斜めに取り付けられる部材。

2 ひねり金物で垂木と桁を固定。ひねり金物は屋根を守る大事な金物。
3 垂木の上に野地板のせ、垂木が通っている部分を野地板の上から釘で打ちつけていく。


野地板が約半分ほど貼られた時点でタイムアップです。
野地板さえも完成出来ませんでした。 (「う~む」

19、20日の2日間では上棟が完成されませんでした。19日は大工さん6人とラフターを操縦する運転手さんとで順調に作業が行なわれ、20日は8人の大工さんプラス運転手さんで作業が行なわれたのですが、20日の朝は霜が降りていたため直ぐに作業出来なかった事と一部プレカットされていない部材があったそうで、これが大幅おくれの原因と思われます。
また19日の上棟初日にカメラの調子が悪くなり、細かく写真をとることが出来なかったので、文章だけでは、わかりにくい部分もあるかと思います。
寒さでカメラもストライキを起こした模様

現場では動かないのに電気店で店員さんがさわると動くので、壊れてはいないのだとか・・・でも寒さでカメラが写せないことがあるのでしょうか

次に、ちょっと気になる所を写してみました。

間柱の位置にアンカーボルトがあります。どんな風に処理されるのか気になるところです。

間柱の位置にほんの少しですがやはりアンカーボルトの座金が干渉しています。

傷ついた土台