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森の中の家

某自然公園の緑の中にスローライフを楽しむ為の家をたてます

外部水道再工事

2007-05-04 00:17:41 | ステップ 7 (給排水工事)
外部給排水工事は北側の部分だけ先行工事が終わっていましたが、水道局のアドバイスもあり、水道管を15mmから25mmに変更する工事が行なわれました。

また同時に、エコキュートの置かれる土間コンクリートの下に給排水管が配管されないような工事をお願いしました。もし万一、給排水管に何かトラブルが起こった時、エコキュートをはずさず、土間コンクリートも壊さずに給排水補修工事を可能にするためです。そのため土間コンクリートは建物から30~40cm離して打設してもらうことになりました。




  
上の写真からもわかるように、配管の仕上がりも良く、素晴らしいプロの仕事を見せていただきました。


水道業者さんには快く再工事をしていただき、感謝の気持ちで一杯です。


海外住宅シリーズ(店舗)


ここはビバリーヒルにあるタイル屋さんの店先です。どこの邸宅の入り口かと思わせるような店構えですね!


 
店の中の様子です。どこをカメラに撮っても素敵です!!


 
パティオ(中庭)もとてもいい感じ!


 
たくさんのタイルがありましたが、お値段も高めです。ビバリーヒルのマダム御用達のお店かもしれません。

外部水道工事(本管からの取り出し工事)

2007-04-11 22:59:37 | ステップ 7 (給排水工事)
森の中の家の土地はもともと原野で、外部水道管はありません。
町道の中にある水道本管から取り出し、分岐管を取り付ける工事をしないと、水道が使えません。
また、森の中の家は本道から40mほど奥まった所に位置するため分岐管も40m以上の配管工事になり、敷地内外部給排水管工事と合わせて自己負担のオプション工事で、その見積もり金額は「  」 で、あまりの高額にまたまた、めまいが・・・・


このラインが約40mの長さがあり、一番先に横に町道が走っています。この砂利道も小さいけれどなぜか一応町道になってます。


町道のアスファルトをカット中


アスファルトが切り取られました。


深さ80cmまで掘ります。


25mmのステンレス管、ステンレス管の継ぎ手、止水栓の器具など。
ステンレス管は2種類あって、蛇腹の付いたステンレス管は波状管といい、地震などの動きに対応することになっています。初めて見ましたが、水道管も進歩しているのですね!


このステンレス管をビニールの袋に入れ、テープで巻くことが、この地域では決められているそうで、ステンレス管は錆びには強いと思うけど、二重の錆び防止ということでしょうか?



水道本管に取り付ける器具


水道本管に上の写真の器具を取り付け中


左:水圧試験準備中  右:水圧試験終了(このように、ボードに記入しながら細かく写真撮影しています)


これが本管を穴あけする器具です。


左:本管の穴あけ中 右:グリーンのホースから水が出て穴あけ成功ですね!? 下:コアを取り付け中。コアは継ぎ手で、本管と分岐管をつなぎます。銅製で、切りあけた穴にいれ錆びが出ないようにするためだそうです。(聞き忘れたけど、水道本管が鉄管だから、さびが出るということでしょうか?)


布設管(分岐管の事、ボードには布設管と書いてありました)の水圧試験中



本管と布設された給水管



止水栓も取り付けられました。


この写真撮影の後、小さめの砕石が入れられ転圧されて、何と20cmごとに砕石と転圧が繰り返し行なわれました。(超丁寧な仕事ですが、見ているだけで私は疲れました。)
地面が掘られた後、その泥ではなく、砕石が入れられるのは、この部分を工事したと後でわかるように区分するためと沈下しないためにと、工事してくれた職人さんに教えてもらいました。


穴の中にブルーの帯状のひもが見えますね。このひもは地面から30cmの所に入れられていて、この下に水道管が埋められているという目印になるそうで、次に誰かが掘り返してもこのブルーの紐があれば、水道管を壊すことなく作業できますね!!(グットアイディアです。)



仮舗装用のレミファルトという舗装材をまき、転圧されています。完成まであともう少し。


仮舗装されました。


内部給排水工事

2007-02-18 14:18:35 | ステップ 7 (給排水工事)
2月9日&11日 

内部給排水工事が行なわれました。

「森の中の家」は比較的寒い地域にあるので、給水管には塩化ビニールライニング鋼管が使われました。鉄管の内側を鉄がさびないように塩化ビニール管が装填されている管で、塩ビ管のみに比べ耐寒性があります。
給湯管には住友軽金属工業の被覆銅管プリゾールチューブが使われました。銅管に白いポリエチレンで被覆された給湯管です。


塩化ビニールライニング鋼管


キッチン給排水管、 右から給水管、2本の給湯管、排水管の順に並んでいます。


給水管の継ぎ手(ねじ込み式管端防食継ぎ手)


給水管の継ぎ手の入っていた箱。この継ぎ手は積水のエスロコートLX継ぎ手とわかりますね。


給湯管の継ぎ手


給水管の配管スタート


給水管に保温材を巻いて給水管配管終了


給水管,給湯管の保温材が入っていた箱。


エコキュートにつながる配管
左の薄茶色のホースはハイブリッドホースで、このホースは風呂配管専用です。


左がマルチシンク、右が洗濯機用給排水管


排水管工事についてまとめてみましょう。

 排水管の施工手順

1.管を必要な長さに切り管と管を接着剤で接着
2.排水がスムーズに行なわれるように水勾配(100分の1)を確認しながら、管をレベルバンドでとめる。
  レベルバンドとは排水管を固定し、水勾配を保つためのバンド。
3.レベルバンドをコンクリートに固定する。

排水管は直径100mmの灰色の塩ビ管です。
2階から降りてくる排水管には注意が必要です。土台を削って配管されることが多いので、土台を削らずに壁をふかして配管ルートを変えてもらうことも可能です。
詳細は監督さんに相談してください。


2階トイレ


2階トイレには排水用吸気弁が取り付けてあります。


2階トイレの排水管がおりてくる所


2階トイレ排水管の壁ふかし位置

浄化槽工事

2006-12-17 22:50:13 | ステップ 7 (給排水工事)
12月10日 のち

今日は浄化槽工事が行なわれました。台所やお風呂の生活雑排水とトイレの排水を一緒に処理して、きれいな水にするのが、浄化槽です。

浄化槽がすでに運び込まれていました。


こんな大きな物が地面の中に埋められているんですね。
初めて見た浄化槽の大きさにびっくりです


浄化槽を入れる穴を掘削中


手掘りで成形中


レベル測定中


砕石投入


砕石投入後の測定と記録写真撮影


砕石をランマーで転圧中


トラックの荷台で砂、砂利、セメントを混ぜる


レベル確認


投入した砂・砂利・セメントのミックスしたものをこてで平らにならす


平らになった上に水をまき、再度ならした後、その上にメッシュ筋を置き、その上に砂・砂利・セメントのミックスを更にのせ、平らに均す


レベル測定


浄化槽が穴へ入れられる


レベル測定。きちっと予定されたところへ設置されたようです。「よっしゃ!!」というガッツな掛け声が聞こえました。


土で埋め戻し中


浄化槽へ水を入れる


浄化槽設置工事完成

工事途中から小雨が降り始め、寒さと雨で工事も大変です。ご苦労さまでした。
浄化槽の工事は、他のHPやブログで見たことが無かったのでチェックの仕方がわかりませんが、しいて言えば、「メッシュ筋でもスペーサーを使ってかぶり厚をとるべきなのでは?」と思います。業者さんに聞いたら、「かぶり厚はとれている」ということなので信じる事にしました。

先行外部給排水工事

2006-12-09 18:23:01 | ステップ 7 (給排水工事)
12月8日 のち

今日は先行外部給排水工事が行なわれる日です。
早めに工事が行なわれるのは、雪が降るまえに外部給排水工事を終わらせておくためだそうです。「なるほど!」と納得です。
森の中の家の敷地は伐根伐採する前は、下草として竹が密集してはえていて、その竹が復活するのを防ぐため、犬走りもその他もほとんどコンクリート打ちする予定でしたが、水道業者さんの「給排水管のトラブルが起こった時、コンクリートをこわさなければならず、工事が大変」とのコメントで計画を変更しました。北側と西側は、給排水管が入る場所を基礎から60cmくらいの幅で砂利敷きにし、その向こう側に竹の侵入を防ぐ素材を使ってコンクリート打設するという外構プランを東急グリーンシステムから提案してもらいました。
北側と西側は雨樋をつけないので、屋根から落ちる雨水のドロップラインもこのあたりになるのでしょう。一石二鳥ですね。

現場に到着した時、地面の掘削が始まったばかりでした。


バックホーで掘削中


排水管の束、サイズは150mm、120mm、100mmでしょうか。(測るのを忘れました)


この排水管にエスロンウインターパイプVU100と書いてあるのでサイズ100mmですね。


排水管の継ぎ手その1


排水管の継ぎ手その2


排水管の継ぎ手その3


給水管の継ぎ手(エルボ)


上の継ぎ手エルボの中もさびないようにコーティング


浄化槽用の穴を掘削中


キッチンとバスルーム付近の給水管の配管ですが暗くてわかりませんね


給水管はエルボとソケットという継ぎ手を使って配管されています。ブルーのテープが巻かれているのが塩化ビニールライニング鋼管で、巻かれていない方が塩ビ管


使用するパイプによって専用の接着剤が使われるそうです。
白い方はライニング鋼管用のヘルメシール55で、茶色の方は塩化ビニール用のエスロンという接着剤


排水管を配管中


排水管の枡。枡の高さは後日適当な長さに切られます。

このあたりで私は小雨を避けるため車に避難したので、この後の写真がありません。工事はこの後も続けられましたが、私たちは6時頃に現場を離れ家路を急ぎました。真っ暗で寒く小雨降る中、投光器の明かりだけでの工事続行、本当にご苦労様です。

森の中の家は比較的寒い地域にあるため、給排水管を地面より60cmの深さに埋め、地面に埋まらない給水管は塩化ビニールライニング鋼管(鉄管の内側を鉄がさびないように塩化ビニールでコーティングされている管)を使います。
鉄管はさびて赤水の問題が心配ですが、凍結して、もし管が破裂した時はセンチュリーのスキルビス基礎では悲劇的ですから(想像もしたくないですね)凍結しても破裂しにくい鉄管を使うそうです。また屋内の給水管の継ぎ手は(業者さんの好意で)樹脂管端コア(給水管の端部の露出した鉄部を直接水にふれないようにするために、給水管の端に付けられる樹脂製のコア)にしてもらえます。ありがとうございます。

排水では勾配に注意が必要です。我が家は1mにつき1cmの勾配だそうです。公庫基準の勾配は1/100以上ですから、最低ラインをクリアーはしていますが、汚物がちゃんと流れて行ってくれることを祈ります。(笑)