みなさん、こんばんは。
6月29日@大阪フェスティバルホール
6月30日@東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
大野和士さん指揮によるフランス国立リヨン歌劇場管弦楽団の演奏会に合唱のフランス国立リヨン歌劇場合唱団の中に混じり、東京オペラシンガーズ16名が助っ人として共演させていただきました。
曲はラヴェル:〈ダフニスとクロエ〉（全曲）を演奏しました。
外国の合唱団の中に日本人が混じって歌うという経験はよくありますが、オーケストラも外国人、合唱も外国人（何人か団員として属している日本人もいた）という中で音楽を共有し合うことができるのは、とても幸せな経験でした。
私も東京オペラシンガーズに入って16年になりますが、貴重な経験をたくさんさせてもらって、本当に幸せです。
指揮の大野さんは素晴らしい指揮者で、音楽を自由自在に操り、タクトから奏でられる音楽はエネルギッシュかと思いきや、静寂さも感じられる音楽を導く。
いろんな表現力を生み出す。。。見ていて飽きさせない魔力のある指揮者です。
今回のオーケストラの中でフルートを担当していた、客演として呼ばれていらっしゃる上野星矢さんの音色と音楽性には驚愕。まだ、若干25歳という若さなのに、素晴らしい才能の逸材であることは、間違いありません。
上野星矢さんのお母様は、東京レディース・シンガーズで団員として共に音楽を共有してきた仲間です。上野星矢さんのお話は伺っていました。こうして、息子さんと共演させて頂いて、嬉しいかぎりです。
〈ダフニスとクロエ〉は今回が初めての演奏でした。ラヴェルとはいえ、いろんな作曲家の音楽がちらほら顔を覗かせるような、とっても素敵な曲です。
次は日本人のオーケストラで、合唱はもちろん東京オペラシンガーズで演奏できたらいいなぁ。と、妄想しています。
素晴らしい演奏の瞬間に携われたこと、幸せに思います。
