東京・春・音楽祭 にほんのうたⅡ～東京オペラシンガーズ～合唱で聴く美しい日本の歌

昨年のにほんのうたⅠ演奏会は地震後のすぐだったので、旧奏楽堂の中も暖房がきかず、余震が続いている中の演奏会でした。


あれから…一年が経ち…。



今年のにほんのうたⅡ演奏会は、春の日差しがやっと暖かく感じられる穏やかな日となりました。
上野の桜は、まだごくごく一部しか咲いていなく、公園をピンク色に染める光景は、もう少し時間がかかりそうです…

毎年、昼夜の二回公演。
今年もたくさんのお客様に来て頂けて、嬉しく思います。
ありがとうございました。


ＣＤもたくさん売れたようで、大変感謝、感謝です。


日本には美しい歌がたくさんあります。

これから、歌い継いでいかなければならないと、いつも心に留めて歌っています。日本語の美しさ、詩の美しさを、音楽を通して伝えていきたいです。
このような演奏会が、これからも続いていきますように…願うばかりです。



東京・春・音楽祭～にほんのうたⅡ～東京オペラシンガーズ～合唱で聴く美しい日本の歌




３月２１日（水）①１４：００開演(１３：３０開場)②１９：００開演(１８：３０開場)＠旧東京音楽学校奏楽堂

チケット：全席指定　３０００円



合唱：東京オペラシンガーズ
ソプラノ：駒井ゆり子、斉藤紀子、永崎京子

アルト：三宮美穂、橋本恵子、安本ゆか

テノール：土崎　譲、真野郁夫、与儀　巧

バス：寺本知生、成田　真、藪内俊弥


指揮：宮松重紀

ピアノ：寺嶋陸也


プログラム

春の日の花と輝く,故郷を離るる歌,ローレライ,アニーローリー,故郷の空,野ばら,さくら,春の小川,鯉のぼり,夏は来ぬ,夏の思い出,里の秋,小さい秋みつけた,たきび,雪の降る待ちを,早春賦

アンコール:花、仰げば尊し

あの日から1年…新たな1歩

2011年3月11日…
この日を私たちは決して忘れてはいけない。

そして、2012年3月11日。
あの日からちょうど1年…。

この日、私は広島県の三原市にいました。
みはら震災復興支援チャリティー・ガラ公演に出席するためです。

広島へは日帰りと、強行スケジュールの中、この日を迎えました。

道中の飛行機から、晴れ渡った空に、真っ白な雪化粧をしたあの勇姿が…。
そう！富士山です。
上空からの富士山は凛としていて、それはそれは美しい姿でした。
パワーを頂いた気がします。


公演の主旨に賛同した日本を代表する音楽家が集いました。
東京からヴァイオリニストの川端成道さん、ミュージシャンの原田真ニさん（広島県出身）、そして内藤彰さん指揮の東京合唱協会。
広島からはヴァイオリニスト上野眞樹さんを中心に特別編成のみはら絆オーケストラ。また、三原市からはみはら絆市民合唱団。三原少年少女合唱団。三原市在住のピアニスト渡辺朋子さん。
たくさんの方が出演しました。


午後2:46 黙祷


プログラム
☆オープニング《祈り》
ラクリモーザ（涙の日）～モーツァルト「レクイエム」より～
指揮:内藤 彰
合唱:東京合唱協会 みはら絆市民合唱団
管弦楽:みはら絆オーケストラ

☆第1部 川端成道ステージ
「四季」より”春"（全3楽章）
アヴェマリア
ツィゴイネル・ワイゼン
他

ヴァイオリン:川端成道
弦楽:みはら絆オーケストラ
ピアノ:渡辺朋子

☆第2部 東京合唱協会ステージ
大きな古時計
ディズニー・メドレー
他

指揮:内藤 彰
合唱:東京合唱協会
特別参加:三原少年少女合唱団

☆第3部 原田真ニステージ
てぃーんず ぶるーす
大和～YAMATO The Global Harmony～
他

出演:原田真ニ
特別参加:みはら絆オーケストラ 東京合唱協会

☆エンディング《希望》
上を向いて歩こう


この日は各地で追悼コンサートが開かれていたと思います。
まだまだ、人々の傷跡はいまだ深く、少しずつ復興の歩みをはじめたところではないでしょうか…

これからも、私たちにできることを日々考え、生活していけたらと思います。

言葉でどう綴っていいか、戸惑いますが、明るい未来がやってきますように…