青森県八戸市にある種差(たねさし)海岸。
福島から北へ。
宮城県から岩手県を経て、青森県への自動車旅行。
八戸へはじめて行きました。
子どもの頃から、本州の北の果て、りんごの生産日本一の青森県に何故かあこがれがありました。
東北道を北上し、奥羽山脈を走り抜けて八戸インターへ。
まさに森の国でした。
青々とした森が続く景色に感動。
青森県は、海も山も素晴らしい自然に囲まれた県です。
八戸はとても広く、食の豊かな地です。
海の幸や山の幸にあふれています。
八戸市の南、太平洋に面した海岸線は、三陸海岸。
東北大震災に大きな被害を受けたところです。
JR八戸線下りに乗って鮫駅でおりました。
そこからワンコイン(100円)で乗れる遊覧バスが出ています。
美しい海岸線をバスに揺られて種差海岸まで行きました。
岬は荒波にもまれた岩場。
大須賀海岸に続く松林。広い砂浜。
大須賀海岸は、美しい砂浜ですが遊泳禁止区域。
その先に白浜海水浴場があり、若者たちが下車、にぎわっているようです。
この浜辺一帯は、海沿いに遊歩道が整備されています。
時おり、リュックを背負ってウォーキングする人が見られました。
種差海岸には、広い広い一面の芝が広がっています。
海からの爽やかな風に吹かれ、どこまでも続く緑の上を歩くのはとても気持ちよかった。
この芝原は、昔は馬の運動場だったようです。
今では、馬も減りボランティアの人たちにより草刈りでこの美しさを保っているとのことでした。
三陸復興国立公園のポスターより。
種差海岸は、美しい海岸線で昔からの景勝地でした。
震災の影響を受け、復興を目指して新しくインフォメーションセンターや無料休憩所ができていました。
ここ三陸海岸一帯は、「三陸復興国立公園」に指定されているとのことです。
「みちのく潮風トレイル」といって、福島県から続く海岸線を青森のこの地まで歩いて旅しようという提唱されています。
道は、人が歩いて道になります。
歩きながら東北の美しい自然や人と出会い、一緒に歩いて東北の復興を見守ろう。
素晴らしい思いつきですね。
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