ものづくりあれこれ

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米どころの話

2016年09月22日 12時07分50秒 | 福島県白河市東のお話

福島県白河市東地域の田園風景です。

一面の色づき始めた田んぼを毎日見ながら暮らしています。
福島県は、お米も野菜も豊富に採れ、味もいいのです。

私の実家の田んぼは、瀬戸内の島の段々畑で、狭くて細長い土地です。
他の農家が次々と稲作をやめていきましたが、父が自分のうちで食べる米は、作ろうと田んぼを作り続けていました。
今は、姉が引きついで米作りをしています。
ここ白河では、広い田んぼは機械化され、副業として稲作づくりをしている人も多いとか。

米どころならではの食文化があります。
お正月のお餅つきはもちろんのこと、お盆にもお餅をつきます。
昔はご近所や親せきが集まって、にぎやかにお餅つきをしたそうです。

この夏に、知り合いの方から、葉っぱのついたお餅をいただきました。
まあ!こんなお餅は初めて!
どうやって食べるのかしら?
シソの葉を使うのは、食材の痛みを防ぐためだとか。


夏のお餅は、シソの葉でくるみます。

やわらかい時は、そのまま食べてもいいけれど、固くなったら葉っぱごと焼いて食べるといいそうです。
食べきれないものは、冷凍にしておいて、美味しくいただきました。
葉っぱごと焼くと、焼き網にもくっつかないで、カリッと美味しい焼き餅になりました。

所変われば、品変わる。
いい考えだなと思いました。
お餅つきのほか、お祝い事があれば、そのたびに赤飯を炊いて親しい人に配りみんなで分かち合います。
その家々の味があり、いいことだなと思いました。

そのほかにも、米粉をひいておいて、柏餅やお団子を作ります。
お米は、食文化の要だなと感じました。

今年は台風の影響で連日雨模様です。
農家の人は、稲の熟するこの時期、晴天を待ち望んでいることでしょう。
うちの畑もお日様を待っています。
早く秋晴れになあれ!





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