
家の近くに、地元農家の野菜直売所があります。通りがかると、間引き菜を売っていました。やや大きめの大根の菜っ葉です。
今まで食べたことがあるのは、こんなに伸びた大きいものではなく、ほっそりとした間引き菜でした。少し固いかもしれないなと思いながら、買ってきました。1束100円の魅力は大きいのです。
根っこの部分は太いので、豚肉と炒め煮にしてみよう。
葉っぱの部分は、湯がいて、ちりめん雑魚と炒めて、ご飯にまぶして食べると美味しそうだ。
塩昆布で一夜漬けにしてみよう。
あれこれ思いめぐらして、料理を始めました。次に、出来上がった料理を紹介しましょう。
◆豚肉と若大根の生姜炒め

これは、豚の切り落としと若い大根に生姜の千切りを加えてごま油(白)で炒め、砂糖、しょうゆ、酒、中華だし、豆板醤で味付けました。若い大根がしゃきしゃきとして、少し苦味があり、それがまたいい味を出していました。豆板醤の辛みが効いて、お酒のおつまみにピッタリでした。
◆ちりめんと大根菜の炒め物

茹でた葉っぱを千切りにし、ちりめん雑魚と一緒にごま油(白)で炒め、砂糖、しょうゆ、酒、白だし、味醂で味付けをしました。白ごまを振って出来上がり。お酒のおつまみにもなりますが、白ご飯に振りかけて食べると、大根菜っ葉の風味が効いて、なおさら美味しく食べられました。
そのほか、茹でて白和え、柚子ポン酢和えなどを作ってみました。
でも、茹でだだけでは、筋が固く、葉っぱもモサモサして食べにくかったのです。やはり、油炒めが一番美味しく食べられました。白いごま油を使って炒めると、素材の風味を生かし、出来上がりが香ばしくとても美味しくなるようです。
大根菜っ葉尽くし。100円でこんなに楽しめて大満足でした。