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世界怪魚釣行記

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旅へ、遥か東へ その5

2014-09-30 10:27:00 | 2014(カナダ)
「カナダからの近況報告4」 9月16日
 釣行二日目、今日も快晴! だが、そうとう寒い…。上5枚下3枚と重ね着をして出撃!

 昨日は試しにとガイドからロッドをかりたが、重くてダルかったので、MX-7を投入!

 そして、本日の嫁弁当は大幅にグレードアップ。生ハム・ソーセージ・チーズ・トマト・オリーブ・キュウリ・キャベツ・レタスと、具が盛り沢山のサンドイッチ。

 最初の一匹は開始から2時間後。

 111cm。PE100Lbで真っ向勝負を挑むと、割りと呆気なく寄ってきたが、ネットが迫った瞬間、唐突に「ドバッシャ~ン」と水飛沫を上げ暴れてくれる。ちょっと怪物っぽくてイイ感じの暴れっぷり。結局、3度目のトライで無事にネットイン。それにしてもカッコいい顔してる。

 たまたま自己記録のノーザンパイクと同寸だったため、「俺的、世界三大ラテス完全制覇」に続く三大シリーズが思い付く。マスキー・ノーザン・アムールを110cmオーバーで揃える「世界三大パイク完全制覇」。地味に難しく、そして誰も興味がなく脚光を浴びることはないという…。そして、モンゴルに行くのがもうダルいという…。


 その後はちっさなノーザンパイクばかり…。ルアーとほとんど変わらないサイズでなんてアグレッシブなんだ…。

 夕マズメが迫った頃、待望のマスキーがヒット! メータークラスとミドル級ながら、2度全身を露にして見事な跳躍を披露。十分楽しませてくれた。

 結局、10時間で6バイト、マスキー2匹ノーザン3匹って感じで終了。

 さあ、嫁の待ってるホテルに帰ろう…。


旅へ、遥か東へ その4

2014-09-30 01:52:00 | 2014(カナダ)
「カナダからの近況報告4」 9月16日
 実は今回の旅は嫁連れなのである。新婚旅行というか、「新婚釣り旅」というか…笑。昨年から、「イースター島でモアイ像に囲まれながらキャンプしようぜ!」とか、「ブータンって、一度行ってみたいと思わん?」とか、色々な案が出ては消え、結局、嫁が若い頃住んでいたカナダの大都市トロントを基点とし、西へと横断しようということになった。当初、7月後半を予定していたが、チケットが取れず9月に延期して…。
 で、「カナダ横断、新婚釣り旅」の釣行初日! 狙いはまだ見ぬ怪魚、マスキーパイク。長年いつか獲ってやろうと思い続けていた湖の暴れん坊。嫁が作ってくれた弁当を持ち、湖畔のドックでガイドと落ち合った。


 今回、ガイドが決まらないまま、カナダまできた(新婚旅行で釣り旅をやっている場合ではないのでさくっと普通にガイドを雇おうと思ったら、なかなか空いている人いない…)。出発直前になり、急遽ボートを買い、広大な湖で一人頑張ろうと思っていた。もちろんボウズも覚悟していた。だが、トロントでたまたま客のキャンセルが出て暇しているガイドが見つかり、2日間を押さえたという訳。

 ガイドは若く陽気な兄ちゃん。

 それにしてもランディングネット、デカ過ぎ…。期待は高まる。

 ボートを走らせながらガイドが言うには、「釣行2日は厳しい。マスキーはそう簡単に釣れる魚ではない。3日でイイのが1本出たらという感じ」と、朗らかに不吉なことを呟く…。
 マスキーはルアーが目の前を通れば簡単に食い付く様なお馬鹿な魚だと思う。でも。あまりに水域が広過ぎ、密度は低いと思われる。また、9月に入り魚は深い所に移動しているとのことで、今回キャスティングで捕るには難しいと思った(7・8月ならシャローにさして来るらしいが)。ということで、大嫌いなトローリング…。

 退屈である…。ただ、何が何でも捕らねばならない。マスキーのためにまたここまで来るのってダルいもん…。我慢の時は続く。
 トローリングの釣果は船長の腕にかかっているとはいえ、釣った感を少しでも上げるため、魚探を横目に水深をチェックしながら、ラインの長さを絶えず調節してゆく。

 だが、ところによってアオコが発生し、水質はあまりよくない。「ホントに釣れるのか?」と思いつつ、時は流れていった。

 岸辺に沿って岩礁地帯を流していた時だった。突然、「ドンッ」ときた。あまり引かない。途中バレたかと思ったほどあっさり寄ってきた。ガイドがさっとネットですくい、無事にランディング。小さい。ただ、ボウズはさけられたという安堵と、初めての魚を手にする喜びに頬が緩む。

 タックルはロッドがシマノのTDR80h2b。リールがシマノのTEKOTA500LC(いずれもガイドからの借り物)。ラインはPE100Lb。リーダーはナイロンの170Lb60cm。
 ルアーはアメリカ製の全長33cm。こんな馬鹿げたルアーを使ったのはエジプトのナイルパーチ以来。ただ、動きは大きくアピールは絶大。この広い水域で探っていくには丁度良いぐらいかもしれない。

 ガイドのタックルボックスにはこんなソフトベイトも…。

 スピナーはこんなんです…。

 続けて、ここでは外道のノーザンパイク。

 そして昼過ぎに2匹目のマスキー。

 あとは一発大物が欲しいと思ってた夕暮れ時、「ドーン!」と、122cmが出た。

 結構ドラグをがっちり閉めていたので水面をウネウネしながら滑るように寄ってきて、ネットに入った瞬間フックが外れる。危なかった…。それにしてもデカい奴はカッコいい!

 12時間耐久で釣り続け、6バイト。結構辛い釣りです…。

 今回の旅範囲内では十分満足したけど、明日も行って来る…(嫁はホテルでお留守番 笑)。

旅へ、遥か東へ その3

2014-09-29 23:36:00 | 2014(カナダ)
「カナダからの近況報告3、新たな街」 9月15日
 トロントから車で2日かけ、新たな街にたどり着く。湖の畔の素敵な街です。ホテルの近くを流れるクリークは雰囲気最高。

 だが、岸辺はほぼ私有地に占拠され、釣果に飢えてもいないので突撃はなし。のんびりと湖畔で腹ごしらえをした後、

 周囲をブラブラしているとイイ感じの釣具屋を発見! 中を覗くとマスキーパイク用のルアーがずらりと並ぶ。

 デカい、30cmオーバー。

 左端に写ってるのってスピナーだよ…。

 マスキーって大食漢の馬鹿魚って気がする。ワクワクが止まらないが、1個4000~7000円ぐらいもするし、また荷物になるので買うのはやめて、スーパーシャッドラップを一つだけ買う…。かなりタックルボックスの中身は厳選して来ており、既にフローティングとシンキングのシャッドラップを忍ばせているが、いくらあってもイイのがラパラさん!

 壁に貼られたャXターに目を止める。マスキーは4種類のカラーリングがあるらしい。一番下がレアなハイブリットタイガーだ。

 おまけに酒屋に行ってビールを買い込む。ホテルの冷蔵庫がビールで埋まってないと、僕、落ち着かない。
 
 嫁に買い過ぎだと言われようと、「酒と自由はいくらあっても困ることはない」と一喝する。だが、失笑される…汗。トロント初日と二日目、夜に酒が飲めなかったのがトラウマになり、新しい街に着くとすぐに酒屋を探してしまう俺…。
 最近はカナダ料理も、中華も飽きてきて、自炊が多い。ガスストーブとフライパンを持ってきているので、スーパーで450g1800円という高くも安くもない牛肉を買い、夕食はホテル裏の森で(笑)ステーキに…。

 焼けました! ビールで乾杯。道行くカナダ人が怪訝そうに眺めて行きますが、イイ夜です。

 明日はいよいよ釣りだ…。


旅へ、遥か東へ その2

2014-09-12 12:05:00 | 2014(カナダ)
「カナダから近況報告その1、ナイアガラの滝」
 本日は世界三大瀑布の一つ、ナイアガラの滝を観光したが、期待していたより小さく、ちょっと拍子抜け。完全にイグアスの滝に負けているじゃん…。





「カナダから近況報告その2、トロント街ブラ」9月12日
 本日はアウトドアショップでストーブ用のガスを揃えたり(カナダではなかなか見つからない…)、フィッシングライセンスを取ったり、合間に大都市トロントをブラブラ…。
 カナダ料理も飽きてきて、食事は主にチャイナタウン。朝はベトナムサンドイッチをテイクアウトして公園でパクっ。

 ベトナムを南北縦断した時、毎朝食べていた懐かしい味。

 カナダの公園はやたらとリスが多いのだ。

 日本のと違って筋肉質な…。

 昼は飲茶。

 魚屋の壁に描かれていた高度な落書き。

 路上にはなんだかよく分からない車が放置。

 夜はカナディアンビールで乾杯! ここオンタリオ州では、法律で酒屋は18時に閉ってしまう。カナダの初日と二日目、夜に酒が飲めなかったのがトラウマ…。

 明日はのんびりとした日々に別れを告げ、約1500km陸路を移動し、目的のフィールドへ。到着は2日後か…。都市の日々も飽きてきたけど、長い移動もまぁダルいね。早く魚に会いたい…。カナダ横断の旅が始まった。


旅へ、遥か東へ

2014-09-07 15:26:00 | 2014(カナダ)
 深夜2時に完全にパッキング終了…。しかし、テント・寝袋・ボート・調理器具など、普段持っていかないものがあるので、バッグが一つ増えてしまった…。

 9月8~30日まで、海外遠征です!(2014年夏秋5つの旅、4番目)。

 今回の旅のお供。

●「ALPAKA RAFTのscout(スカウト)」。

 重量:1.65kg。収納サイズ(約):直径15cm×30cm。なんとバックパックに詰め込めるサイズ。

 しかし、ボート感覚で買ったらパドルが入ってなくてビックリ。パドルは別売かあぁ…。時間がない、どうしよう…。

 ライフジャケット。
●「がまかつさんのエアフローター」


 今回はこのロッド2本のみ。新作ロッドケースは54cm。バックパックの中に収納可能。(リールはAvetのSX 6/4 Raptor・NEWアンタレス・アルデバランBFS XG。ラインはPE8・5・1号)


 いつもの釣り旅、「三大マストアイテム」。
●「ホガグリップ30lb」
●「EGスーパープライヤー」
●「レザーマンのチャージTTi」

 レザーマンは前回の高知旅で大活躍。ペンチをメインに持ってきているので、ビクトリノックスに比べナイフ他機能が使い辛い、またよく錆びる!という欠点もあるが、旅先でKURE5-56を買ってお手入れしているうちに、完全に愛着がわいた。

 旅の戦闘服は最近、いつもこれ!
●「ALTAMIRA アルタミラ」

 デザインが凄く好きだし、着心地抜群。最近、釣り中の8割は着ているかも。毎日洗って毎日着る。+「パタゴニアの海水パンツ」。しかし、現地の9月の最低気温を調べたら3度という…。慌てて下着を追加。

 旅のカメラ。
●「PowerShot G16」


 最近の約98%はこれで撮影。+ペリカンのPC-1020MOC ケース。たまたまG16とピッタリ合った。ベストに入れることを考えると、まあまかさばるが、船上の釣りにはイイ感じ。クルクル巻いて密封するビニールタイプの防水ケースは撮影の度に取り出すのが非常に面唐「。このケースはパチッと閉めるだけなので楽。
 予備にTG≠Pを持っていくけど、暗い所に弱いので、ほぼ水中撮影専用機と化している。
 
 4ヶ月の間に5つの旅を無理やり詰め込んだら、なんか全く準備が整ってない…。様々な制約から、今回は目的の魚が捕れないかも…。やべー。